ステイク、Polkadot・Ethereum上の自社開発分散型アプリケーション、暗号資産の総ロック額、30日で54億円相当(137,253 ETH)を達成
PR TIMES / 2020年10月1日 9時45分
パブリックブロックチェーンの相互運用性とスケーラビリティ問題を解決するブロックチェーン「Plasm Network(プラズムネットワーク)」を開発するStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺 創太、以下「ステイク」)は、Polkadot・Ethereum上の自社開発分散型アプリケーション(ロックドロップ)の暗号資産の総ロック額が30日間で54億円相当(137,253 ETH)を達成したことを発表します。(過去30日のETH価格推移から1 ETH = 40,000円で概算)
[画像1: https://prtimes.jp/i/42587/21/resize/d42587-21-892883-1.png ]
■ 分散アプリケーション(ロックドロップ)の内容
今回、ステイクが開発した分散アプリケーションは、暗号資産を一定期間スマートコントラクト上にロックさせることで機会損失を発生させ、その損失をもとに別のプラットフォーム上にトークンを発行する分散型アプリケーションとなっています。この手法は一般的にロックドロップと呼ばれ、トークン発行の新しいモデルとなっています。具体的には、Ethereum上のスマートコントラクト上にユーザーのETHを一定期間ロックします。ロックをすると一定期間アセットが使用不可となるためレンディング等に使用することができず機会損失が生じます。この機会損失を元の価値としてPlasm Network上のトークンであるPLMトークンを配布します。PLMはEthereum上のトークンではなく別プラットフォーム、Plasm Network上のトークンであるため、Ethereum上のスマートコントラクトの開発、Ethereumにロックされたことを確認するオラクル(Chainlinkを使用)の実装、Plasm Network自体の開発など必要となります。
※ なおこのアプリケーションは期間限定の公開となっており現在使用することはできません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42587/21/resize/d42587-21-330980-0.png ]
■ 今後の展開
暗号資産をスマートコントラクト上にロックしその機会損失を担保に新しいトークンを配布する方法は昨今の世界的なDeFi (分散金融)アプリケーションでもよく見られる手法となっています。ステイクは今回の分散アプリケーションを作成することで培った技術的な知見と実績を自社開発するPlasm Network上での分散アプリケーションの開発やコンサルティングに応用をしていきます。
■ Plasm Networkについて
Plasm Networkはステイクがコア開発企業として開発する日本初のパブリックブロックチェーンです。異なるブロックチェーンを接続するPolkadotに接続することができるように初期から設計されています。現在注目を集めているPolkadot(リレーチェーン)はスマートコントラクトをサポートしていません。つまりPolkadotの本体の上にアプリケーションを作成することができないため、Polkadotに接続しているブロックチェーン上でアプリケーションを作成する必要があります。このギャップを埋めるのがPlasm Networkの役割です。Plasm Networkはスケーリングに特化したスマートコントラクトのプラットフォームでありEthereumとの互換性も将来的により強固にしていきます。
■ ステイクについて
Stake Technologies株式会社は次世代のWebであるWeb3.0の実現に向けて、ブロックチェーン事業を展開しています。自社開発のパブリックブロックチェーンのPlasm Networkを利用したアプリケーションの構築、企業向けブロックチェーン開発、コンサルティング事業を展開しており、これまでもParity TechnologiesのSubstrate buildersプログラムへの選定、開発会社向けのサポートプログラムPlasm Grit Partnersの提供、ブロックチェーンの分散オラクルを提供するChainlinkとの協業など多岐にわたります。
今後もWeb3.0の実現に向けて、様々な企業との連携を進めていきます。
所在地:東京都港区南⻘山3-1-30
代表者:渡辺 創太
Website: https://stake.co.jp/
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