プランティオ「Tokyo Urban Farming」に参画決定
PR TIMES / 2021年4月13日 17時15分
アーバンファーミングを持続可能な生活文化として推進するプラットフォーム
脱炭素時代に都市の遊休地やビルの屋上・家庭菜園などを活用して農的な活動を行うアーバンファーミングという新たな生活文化の創造を目指し、企業・団体・市民が協働してさまざまな取り組みや情報発信を行う生活文化創造オープンプラットフォーム「Tokyo Urban Farming」が4月13日に発足。合わせて、プランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦、以下 プランティオ)では、このプラットフォームへの参画が決定いたしました。
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Tokyo Urban Farmingは、株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)による、未来創造の技術としてのクリエイティビティを研究・開発し、社会実験していく研究機関「UNIVERSITY of CREATIVITY(ユニバーシティ・オブ・クリエイティビティ)」が発足したプラットフォームです。「アーバンファーミングを、もっと楽しく、美しく、あたりまえにする。」をミッションに、人と自然、人と人がつながるアーバンファーミングという新たな生活文化を東京から創造することを目指しています。趣旨に賛同する企業・団体・個人が広く連携しながら、それぞれが持つ多様なリソースを活用し、都市の遊休地や屋上を活用したコミュニティファームの創出、コンポストステーションの実証実験、イベントの開催や関連情報の発信など、アーバンファーミングの創出・普及に向けたさまざまな取り組みを行っていきます。
「Tokyo Urban Farming」では、以下の4つの分野において主に活動いたします。
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1,コミュニティファームの創出
都市の遊休地の活用により、人と自然が循環するコモンズを創出します
2,イベントの開催
アーバンファーミングを楽しむための、イベントや体験を開催します
3,情報発信
アーバンファーミングを知り、参加するための情報をお届けします
4,ツールの開発・実行
苗の配布やコンポストなど、実践のためのツールを開発し、提供します
いつでもどこでも誰でも、野菜を育てられる世界へ
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フードロスや食糧危機、環境破壊の問題、食の安心・安全など、農と食には、「生産」と「消費」が離れていることから起因する様々な社会課題があります。これらの課題の解決のキーとなるのは、野菜を“育てる”と“食べる”をシームレスに、海外ではスタンダードになりつつあるFarm to Tableスタイルであるとプランティオでは考えています。しかしながら、野菜栽培を一度経験した人のうち6割が挫折する、というデータがあります。その理由として多いのが、日々の水やりや間引きなどをする時間がない、生育に不安があるとき何をすればいいかわからず枯らしてしまったなど。そこで、プランティオでは、 IoTセンサーやアプリを使い、テクノロジーとコミュニティによって収穫までをサポートするサービス『grow』を展開。 「Tokyo Urban Farming」において、この『grow』サービスを活用してまいります。
IoTセンサーと専用アプリで野菜栽培が手軽
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growのサービスの一つ「コミュニティファーム」は、スマートロックで管理されているため、メンバーのみが入園可能。IoTセンサーが設置されており、センサーで計測しているデータは、専用アプリ「grow GO」をチェック。タネを蒔いた日と栽培地域の位置情報から収穫時期を予測し、栽培ステージに合わせた、今必要なお手入れ方法の通知がアプリに届きます。日々の野菜のお手入れは、通知に従ってアクティビティを実施するだけです。
収穫はFarm to Tableスタイルで、コミュニティで楽しく食べられる
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お手入れは、できるメンバーができる時に実施をするスタイル。野菜の生育に不安があれば、栽培専門家に質問をしたり、AIが予測をした収穫日に合わせてイベントを企画したり。野菜栽培中の一番の楽しみは、収穫した野菜を食べること。採れたて野菜をコミュニティで楽しむイベントも実施予定です。
サステナブルなアイテムで“循環”を感じる
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ビルの屋上の畑で育てる野菜のタネは、固定種・在来種のタネを用意しています。固定種・在来種は自家採種可能な種なので次の季節にまたタネをまいて、いのちをつなぐことができるタネ。また、コミュニティファームには、連携する飲食店から出た生ごみや、各家庭のキッチンから出た生ごみを堆肥に変えるコンポストを設置。サステナブルなアイテムで持続可能な世界へのまず第一歩に。農と食の循環を感じることができます。
「Tokyo Urban Farming」について
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アーバンファーミングは、都市における農を通じた持続可能な生活文化として、またコミュニティ形成や防災の拠点という観点からも近年世界的に注目が集まっています。都市部に畑を増やすことで緑化を推進し、ヒートアイランド現象の緩和やCO2の削減といった環境面での効果が見込めることに加えて、子どもたちの食育、食料自給率の向上や地産地消、コンポスト(堆肥化)によるフードロスの削減にもつながる可能性があり、SDGsの「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」「すべての人に健康と福祉を」などの目標において大きな効果が期待されます。
https://tokyourbanfarming.jp/
プランティオ株式会社 代表者コメント
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【代表取締役 共同創業者 CEO:芹澤 孝悦】
ロンドン、ニューヨークなど世界の大都市ではこのアーバンファーミングはすでに一般市民のライフスタイルに浸透しつつあります。ロンドンでは市内に3000か所以上コミュニティファームがあり、120万食分の野菜が市民の手によって栽培されています。また、アジア各国でも、自国の自給率を上げるべく、都市デザインに於いて“食と農”を実装する動きが加速しています。ここ東京でも一般の方がよりよい暮らしや、農から得られる学びを体験できるよう、アーバンファーミングを広げて参りたいと思います。ご家庭のベランダ、ビルの屋上、商業施設などの屋内、あらゆるところでアグリカルチャーに触れる機会を創出し、持続可能な食と農がある生活をお届けいたします。
https://plantio.co.jp/
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