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神奈川県 未病産業研究会と連携し、リカバリー(休養・抗疲労)市場2023年は5.4兆円と推計2019年の3.9兆から1.4倍に 「リカバリー(休養・抗疲労)白書2023」3月21日発刊

PR TIMES / 2024年3月14日 12時45分

一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、この度、2020年10月より定期開催しております神奈川県 未病産業研究会 休養分科会と連携し、運動・栄養に続く健康の3要素「リカバリー(休養・抗疲労)」の、2023年の市場を推計した結果を発表致します。
2023年のリカバリー(休養・抗疲労)市場は5.4兆円と推計、2019年の3.9兆円から1.4倍の規模に成長をしています。2021年に発表した、2030年の休養市場約14.1兆円と予測へ順調に市場形成の基礎が出来上がっており、更なる未病関連の市場創出を目指してまいります。



【調査サマリー】
「リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関する分析サマリー」
■リカバリー(休養・抗疲労)市場2023年は5.4兆円と推計
■2019年のリカバリー(休養・抗疲労)市場の3.9兆円と比較して1.4倍になっている。
■ソリューション(個人行動)の中では、2023年も食関連が最も多く2兆1020億円、次いで 癒し関連が1兆981億円
■最も伸び率が高い項目は、衣服関連で約1.66倍、次いで運動関連で約1.59倍。
※詳しくは、リカバリー(休養・抗疲労)白書2023に掲載をしております。
※リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関するデータの商業利用は、白書購入企業様に限らせていただきます。
※人口換算は、総務省統計局の令和5年5月22日公表【2023年(令和5年)5月1日現在(概算値)】の20~79歳9217万人を採用し、性別・年代別に係数化を行い算出した。
出典URL:https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202305.pdf

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[画像1: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-e29f6e70ec90c5ee4b35-2.png ]


▼ 調査報告書「リカバリー(休養・抗疲労)白書2023」について

ページ数:229P
販売価格:90,000円(税別)※PDF版
販売時期:2024年3月21日 本日より予約受付開始
編著者:一般社団法人日本リカバリー協会
調査協力:一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクス、神奈川県「未病産業研究会」

【調査報告書についての詳細・お問い合わせ先】
https://www.recovery.or.jp/recontact/

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【リカバリー(休養・抗疲労)白書2023 目次】
[画像2: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-b14483a288afb46ff74e-10.jpg ]



一般社団法人日本リカバリー協会 会長 渡辺恭良 コメント


日本リカバリー協会の活動と並走し、私が理事長を務める日本疲労学会では、疲労とは「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と定義しております。活動能力の減退状態から回復するために休養が必要になり、従来、「活動→疲労→休養」の3つの要因を1サイクルとして回っていくと考えられてきました。 1998年に 厚生労働省疲労研究班の疫学調査により疲労感を自覚している人の割合は就労者の約60%にのぼり、 6か月以上の長い期間疲労感を引きずっている慢性疲労の方が全体の40%近く居るという衝撃的結果が明らかになりました。 2004 年に我々が文科省疲労研究班として行った調査でも同様の結果が出ています。 最初の調査からすでに25年余が経過し社会活動のスピードはより加速化し、今回の日本リカバリー協会の調査では疲労感を自覚している方の割合は80%を超えて、さらに高まっています。これは、毎日の活動前に疲労がしっかりと解消されていないことを意味しています。つまり 大多数の人々は、 休養になんらかの問題を抱えていることを物語っています。日常生活において休養は身近なものでありながら、これまで十分には取り上げてこられませんでした。そこで、神奈川県未病産業研究会(神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室)が中心となり、「休養分科会」が発足され、よりよい生理的・心理的休養や社会的休養についての活動を始めました。この度、日本リカバリー協会はその一員として、質の高い休養を通して、未病予防および健康増進に寄与する啓発キャンペーンなどをを設定し身近な問題に注目していただくための活動を行っていきます。

「渡辺恭良 プロフィール 」
[画像3: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-fc28a2ac8890a3ff52a3-4.png ]

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授
理化学研究所生命機能科学研究センター 名誉研究員/客員主管研究員
大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 顧問、大阪市立大学 名誉教授
一般社団法人日本疲労学会 理事長、一般社団法人脳体力振興協会 理事長
一般社団法人日本リカバリー協会 会長
1976 年京都大学医学部卒業、1980 年京都大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。京都大学助手、大阪医科大学講師、大阪バイオサイエンス研究所研究部長、大阪市立大学大学院医学研究科教授、理化学研究所分子イメージング科学研究センター長、同ライフサイエンス技術基盤研究センター長等を経て、現職。


リカバリー(休養・抗疲労)市場2023年は5.4兆円と推計


家計調査(2023年)に、休養分科会算出の独自係数(休養行動、疲労回復行動の実施率など)を掛け合わせた、2023年段階のリカバリー市場規模は5.4兆円となる。2019年のリカバリー市場の3.9兆円と比較して1.4倍になっている。今後2030年のリカバリー市場規模は14.1兆円と2023年と比較して、約2.6倍の伸びと推計をしており、ヘルスケア産業の伸び、及びソリューションのカテゴリーの幅が大きく増えていくことが予想される。

図表1:リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2019年・2023年・2030年比較 (単位:億円)
[画像4: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-b933b5dbdde04a900599-5.png ]



A:ソリューション(個人行動)が5.1兆円と大きいが、伸び率ではB:リテラシー(情報・センシング)が2.77倍に拡大


2023年の内訳は、A:ソリューション(個人行動)が5.1兆円、B:リテラシー(情報・センシング)が1675億円、C:サポート(健康経営・福利厚生)が766億円となっている。2019年からの伸び率は、A:ソリューション(個人行動)約1.33 倍、B:リテラシー(情報・センシング)が約2.77倍、C:サポート(健康経営・福利厚生)が約2.35倍の伸びになっている。

図表2:Aソリューション(個人行動)の項目別市場規模2023年(単位:億円)
[画像5: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-9062e7e8ac7b66eec8cf-6.png ]




図表3:Aソリューション(個人行動)の項目別市場規模2021-23年比較(単位:億円、倍)
[画像6: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-aca4fecf93a99be02a50-7.png ]



ソリューション(個人行動)の中では、2023年も食関連が最も多く2兆1020億円、次いで 癒し関連が1兆981億円


2023年の最もリカバリーの為に個人消費されている項目は食関連が2兆1020億円となっており、癒し関連の1兆981億円とこの2つのカテゴリーが1兆円を超える市場規模になっている。次いで、睡眠関連が7215億円、住関連が6795億円、遊ぶ・学ぶ関連が3890億円、衣関連が1438億円、運動関連が330億円と、まだまだ小さいながらもアクティブレスト(積極的な休養)という考え方が浸透しつつある。

図表4:Aソリューション(個人行動)の項目別市場規模2030年(単位:億円)
[画像7: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-6c694a78f3768c5ee7f5-7.png ]


※Aソリューション(個人行動)の項目は下記の区分で算出を行っています。
◇癒し(リラクゼーション、セルフケア、スキンシップ1.「対人」、スキンシップ2.「ペット」)
◇衣(衣服(スポーツ以外))
◇食(食べ物(食材)、飲料、食スタイル(外食・調理))
◇住(住居・室内環境、日常生活行動・用品)
◇運動(運動、衣服)
◇睡眠(睡眠)
◇遊ぶ・学ぶ(趣味遊び(内)、趣味遊び(外)、娯楽、スキル向上)


最も伸び率が高い項目は、衣服関連で約1.66倍、次いで運動関連で約1.59倍。


2019年から伸びている項目は、衣関連が1438億円(約1.66倍)、運動関連が330億円(約1.59倍)、住関連が6795億円(約1.52倍)、睡眠関連が6,705億円(約1.46倍)、食関連が2兆1020億円(約1.36倍)遊ぶ・学ぶ関連が3890億円(約1.25倍)、癒し関連が1兆981億円(約1.1倍)となっている。

図表5:Aソリューション(個人行動)を2019年・2023年を比較した市場規模の伸び率 (単位:倍)
[画像8: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-7a1f8bc40ffb981d409c-9.png ]



■休養(リカバリー)市場規模 算出方法
2023年推計:家計調査×住民基本台帳×休養投資係数
※休養投資係数【休養分科会での休養項目の選定を経て、ココロの体力測定2023より、疲労改善投資率・疲労改善ソリューションの実施率、未病産業研究会会員企業調査による市場参入意向、健康経営投資実施状況調査を基に独自算出】

【ココロの体力測定 2023調査概要】
期間:2023年 4月18日~5月23日
SCR調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法:インターネット調査
調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※集計データ:県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用

【神奈川県「未病産業研究会」について】
これまでになかった新たなヘルスケア産業の創出とその発展のために、より多くの企業、団体、自治体と手を結び、神奈川県民はもちろんのこと、日本国民、ひいては世界中の人々の健康で幸福な人生を実現することを目指しています。
(神奈川県ホームページ:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f536433/index.html)
「休養分科会 メンバー企業」※2024年3月現在
一般社団法人日本リカバリー協会、株式会社ベネクス、積水ハウス株式会社、タカラベルモント株式会社、株式会社村田製作所、株式会社ハイクラス、株式会社COPELコンサルティング、株式会社大広、伊藤超短波株式会社、株式会社高島屋、ネムリノチカラ、日総工産株式会社、有限会社ゴルフハウス湘南、塩野義製薬株式会社、SOMPOひまわり生命保険株式会社、株式会社ケッズトレーナー、スマイルベビー、一般社団法人ヨガセラピスト協会


【一般社団法人日本リカバリー協会 概要】


所在地:神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
会 長:渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学 名誉教授、一般社団法人日本疲労学会 理事長)
副会長:水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 特任教授/センター副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事)
顧 問:大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事:片野秀樹 博士(医学)(日本未病総合研究所講師、Genki Vital Academy 顧問)
提携:ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
URL:https://www.recovery.or.jp/


【産後リカバリープロジェクト 概要】 ※日本リカバリー協会推進プロジェクト例


産後リカバリープロジェクトとは?産後ママ・パパが直面する課題解決を目指す
[画像9: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-47da0bb92c47379aae5c-3.png ]

出産後の母体へのダメージは想像よりも大きく、大けがを負っているのと同じ状態にあるも関わらず、「産後」は赤ちゃんのケアだけに目がいき、ママのケアは後回しになりがちです。周りに心身の状態を理解してもらえなかったり、実際どのようなケアをして良いのか分からなかったりと、女性やその配偶者・パートナーにとって、子育て環境には不安要素が多く存在しています。
「産後リカバリープロジェクト」は、この出産後の女性(夫婦)に対する、リカバリーのためのサービス、情報、環境が大幅に不足している現状に着目し、「ママの心身のリカバリー」だけでなく、「夫婦の心身のリカバリーの社会浸透」、「産後リカバリーの文化づくり」を推進することで日本の子育ての環境を向上することを目指し、立ち上がります。

主な活動
当プロジェクトの主な活動内容は、「産後リカバリー白書」の発行、Webサイトでの情報発信、産後リカバリーの企業向け福利厚生セミナーや産後リカバリーヨガのイベントの開催などを予定しています。現在、当社の他3社が活動に参加しており、さらに法人の一般社団法人日本疲労学会、神奈川県未病産業研究会、神戸リサーチコンプレックス協議会の3社の後援のもと、専門的な視点からアドバイスを得ながら活動を展開してまいります。
◆学術的根拠に基づいた心身の回復やセルフケアの啓発(効率の良いリカバリーの提供)
◆新しい選択肢による時間や体力・精神負荷の軽減(Babytech、Femtech、相談サービス)
◆産後リカバリーの日の制定と産後リカバリーマークの浸透で世の中の空気づくり
◆夫婦でお互いの心と身体を理解する「産後リカバリーセミナー」

【産後リカバリープロジェクト 賛同・協賛企業】※2024年3月現在
株式会社ベネクス、タカラベルモント株式会社、株式会社大広(大広フェムテック・フェムケアラボ)、SOMPOひまわり生命保険株式会社、プレミアアンチエイジング株式会社、株式会社ポーラ、ガーミンジャパン株式会社、株式会社ビ・メーク、日本トイザらス株式会社、塩野義製薬株式会社、アサヒ飲料株式会社


【調査報告書「産後リカバリー白書 2023」について】


[画像10: https://prtimes.jp/i/85299/34/resize/d85299-34-2a80ce5b2c5bd3e5181b-1.png ]

ページ数:144P
販売価格:非売品
発刊時期:2024年3月5日
編著者:一般社団法人日本リカバリー協会
監修:産後リカバリープロジェクト
※当法人もしくは産後リカバリープロジェクトにご入会いただいている企業様・自治体様に、会員特典として配布を行っております。

【調査報告書についての詳細・お問い合わせ先】
https://www.recovery.or.jp/sangohakusyo/


<報道関係者お問い合わせ先>
一般社団法人日本リカバリー協会 広報事務局
担当:柴山 TEL:070‐1389‐0172
メール:shibayama@netamoto.co.jp

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