辞書の三省堂 「今年の新語2017」ベスト10を発表! 大賞は「忖度」!
PR TIMES / 2017年12月4日 13時1分
華麗な変貌を遂げた「忖度」。(笑)以来の激動の歴史がある「草」。ベスト10には「国語辞典風味の」語釈を付けて発表。
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株式会社三省堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北口克彦)は、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2017』」を実施し、2017年を代表・象徴する新語ベスト10を発表いたしました。
新語の選定にあたっては一般公募を行い、応募総数は延べ2,452語、異なり1,072語となりました。これらの投稿などをもとに、「今後定着しそうな言葉」という観点から、辞書を編むプロフェッショナルである選考委員が一語一語厳正に審査し、「今年の新語2017」ベスト10を選定しました。
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ベスト10には、実際の編者が「国語辞典風味」の語釈(語の解釈・説明)を与えました。今後の辞書に掲載されてもおかしくない「今年の新語2017」の切り口と面白さを味わってください。
三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2017」 特設サイト
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/
■辞書の三省堂 「今年の新語2017」の大賞に選ばれた「忖度」 そのワケは?
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国会での議論を発端に、「相手の気持ちを推測すること」という意味から、「有力者に気に入られるための推測」という意味で使用される例が目立つようになった。
従来「○○を忖度する」の形で使うことが一般的だったが、「忖度が働く」「忖度が入っている」など「忖度」がフレーズ(句)の形で使われることが多くなった。
一般的になじみのなかった「忖度」という文章語は、今年、日常語として華麗な変貌を遂げました。
使用頻度が突然に高まり、意味的、文法的にも変化しました。圧倒的な存在感をもった言葉です。
■2017年を物語るベスト10
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他人の消費行動に影響を与える人物を指す「インフルエンサー」が2位、強烈な表現が好まれる世相を反映した「パワーワード」が3位と、SNS発の言葉が上位にランクイン。「政次ロス」「アムロス」なども現れた「○○ロス」は造語力を獲得し4位に。今やネット社会で無視できない「フェイクニュース」、(笑)以来の変遷の歴史がある「草」、いっそう普及が進んだ「仮想通貨」が食い込んだ。略称が一般化した「オフショル」、関西発の「イキる」が健闘。擬態語(オノマトペ)の「きゅんきゅん」が最後を飾った。使用域がやや狭く用法にも経過観察が必要な「卍」、今後の普及に課題が残る「プレミアムフライデー」、流行語という色合いが強い「熱盛」は選外に。
■従来の新語・流行語ランキングとの違い
三省堂が募集する「今年の新語」とは、あくまで「今年特に広まったと感じられる新語」ということで、必ずしも「今年生まれた言葉」ではありません。その中から、特定のジャンルやコミュニティーに偏らないよう、使用者層や使用域の広がりと使用頻度の高さを考慮しつつ、来年以降も使われてゆくであろう日本語を辞書を編むエキスパートが慎重に選定しました。つまり、辞書に載ってもおかしくない新語をバランス良く認定するのが「今年の新語」です。ベスト10には、実際の国語辞典の編者が腕を振るって語釈を付しています。
三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2017」 語釈と選評は
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/2017/best10.html
なぜ「インスタ映え」が入っていないの? そんなギモンにもお答えする、
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社三省堂 営業局 販売部 販売宣伝課
Tel:03-3230-9562 Fax: 03-3230-9569
E-mail: www-info@sanseido-publ.co.jp
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