GROUND、AI物流ソフトウェア『DyAS(ディアス)』を三菱倉庫へ提供
PR TIMES / 2020年4月30日 18時5分
~共同実証実験を経て2021年3月までに三菱倉庫の既存施設で本格稼働~
日本のLogiTech(R)※1をリードするGROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO:宮田 啓友、以下「GROUND」)は、三菱倉庫株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤倉 正夫、以下「三菱倉庫」)とGROUNDが自社開発を進めるAI※2物流ソフトウェア『DyAS(ディアス)』を活用した共同実証実験を実施し、2021年3月までに三菱倉庫が有する既存物流倉庫へ同システムを提供予定であることをお知らせします。
Eコマース※3が人々の生活を支える社会インフラへと成長するとともに、それを支える物流業界は人件費や宅配費用の高騰、物流施設管理者においては膨大な在庫管理や複数リソースの稼働管理といったさまざまな課題に直面しており、個々人の経験やノウハウに基づく従来の対応だけでは課題解決が困難な状況です。同時に、有事の際にも動き続ける持続可能な物流の構築も喫緊の課題として注目を集めています。
こういった背景を踏まえ、三菱倉庫は「MLC2030ビジョン」※4における成長戦略の一つとして「業務プロセスの改善と新技術の活用促進」を推進しています。
また、GROUNDは、AIやロボットの活用に基づくLogiTech(R)ソリューションの企画・開発・提供や次世代型物流プラットフォームの構築を通して、すべての人にとって永久に持続可能な物流・ECの未来創出を目指しています。
■共同実証実験の概要
今回の共同実証実験は、三菱倉庫が有する物流センターにおいて2019年11月から2020年2月の4ヶ月間実施しました。
三菱倉庫が有する倉庫・物流センターにおけるノウハウとGROUNDのAI物流ソフトウェア『DyAS』を組み合わせることにより、出荷実績をAI分析し、倉庫管理責任者に代わって最適な在庫配置をシミレーションするとともに、効率的なピッキングオーダーの組み合わせと作業動線削減による倉庫内作業の生産性向上を図りました。
今後は、2020年5月を目途に作業効率の高い在庫配置と生産性の高い作業指示などについてさらなる実証実験を行い、その結果を評価・検証した上で、2021年3月までに三菱倉庫が有する既存倉庫での『DyAS』本格導入を目指します。
また、将来的には、三菱倉庫が重点分野とする「医療・ヘルスケア」「食品・飲料」「機械・電機」などを取り扱う複数物流拠点へ『DyAS』を順次展開する予定です。
GROUNDは『DyAS』の自社開発を加速させるとともに、三菱倉庫が目指す先進的かつ持続可能な倉庫および物流オペレーションの構築を継続的に支援してまいります。
※1:『LogiTech』および『Intelligent Logistics』は、GROUND株式会社の登録商標または商標です。
※2: Artificial Intelligenceの略。人工知能。
※3:電子商取引。
※4:MLC2030ビジョンは三菱倉庫グループが2030年に目指す姿です。また、MLCは三菱倉庫の英文社名「Mitsubishi Logistics Corporation」の頭文字をとった略となります。
■ GROUND株式会社について
GROUNDは、“Intelligent Logistics(R)”の実現を目指して、物流領域における世界の最先端テクノロジー(LogiTech(R))に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。
社名: GROUND株式会社
事業概要: テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立: 2015年4月
所在地: 東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者: 代表取締役 宮田 啓友
資本金: 10億円(2019年12月末)
URL: https://groundinc.co.jp
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