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京都府内初、禁煙外来で「治療アプリ(R)︎」の処方はじまる

PR TIMES / 2021年4月6日 16時10分

~医療法人久仁会 どいクリニックが京都府で初めてデジタル療法の治療アプリ「CureApp SC」を導入~



報道関係者各位
2021年4月1日
[画像1: https://prtimes.jp/i/15777/56/resize/d15777-56-737023-0.png ]

株式会社CureApp(キュア・アップ 本社:東京都中央区 代表取締役社長兼医師:佐竹 晃太)は、2月1日より医療法人久仁会 どいクリニック(京都府京都市)の禁煙外来にて、治療アプリ(R)︎「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(以下、CureApp SC)が京都府で初めて導入されましたことをお知らせいたします。

[画像2: https://prtimes.jp/i/15777/56/resize/d15777-56-605286-1.jpg ]



※治療用アプリとは、臨床試験や治験を経て治療効果が実証されたソフトウェア医療機器であり、病院にて医師から患者様に処方されます。海外ではすでに「治療用アプリ」の実用化が進み新しい治療法(デジタル療法)として注目されており、国内では昨年当社の「CureApp SC」が初めて治療用アプリとして厚生労働省から薬事承認と保険適用を受けています。

また、日本では2006年に禁煙治療が保険適用され、現在では多くの医療機関で禁煙治療を受けることができます。2020年にはオンライン診療による禁煙治療も保険適用になり、以前と比べて禁煙治療の受診が容易となっています。一方、禁煙外来は、通常12週間で5回の診察を行いますが、その間の2~4週間は医師の介入がなく、患者様が禁煙に対し孤独に戦わなければいけない治療空白期間が存在します。「CureApp SC」は、この空白期間に患者様をサポートする治療用アプリです。独自のアルゴリズムに沿って、一人一人に最適化したアドバイスを送り、禁煙成功に向けた「行動変容の実践」と「定着の促進」を進めていきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15777/56/resize/d15777-56-441622-2.jpg ]



特に、京都府は受動喫煙0を目指し禁煙対策にも積極的で、世界禁煙デーに合わせ禁煙週間として様々な啓発運動にも府全体で取り組んでいます*1。今回の医療法人久仁会 どいクリニックでの導入を皮切りに、多くの方々が禁煙に取り組みやすく、さらに禁煙成功への貢献もできると期待しています。
*1 京都府のたばこ対策情報 https://www.pref.kyoto.jp/tobacco/

[画像4: https://prtimes.jp/i/15777/56/resize/d15777-56-641387-3.png ]



医療法人久仁会 どいクリニック 院長 土井 たかし 先生 コメント

禁煙治療において、動機づけ面接法などエビデンスのあるカウンセリングを行ったとしても、初診から2回目の受診までに関わる時間は14日=336時間のうちたったの0.5時間です。残りの335.5時間は患者さんが、自分自身と対話しながら卒煙にチャレンジし続けて行く訳です。診療の場では「やる気マックス」になったとしても、一晩寝て、喫煙者の同僚と仕事を共にし、通勤時にはまだまだ残っている喫煙所の横をすり抜け、レジに並べば目に入るタバコの陳列棚を目にする日常の中で、「やる気」「動機」を強固に持ち続けられるかは1つの課題であります。いわゆる、この心理的依存に関わる気持ちの変化が現れたその時が卒煙への鍵とも言えます。そこに関わってくれるのが「治療アプリ」と言うわけです。12週間の治療中、治療後に再喫煙されるケースは、自身にとっての辛い経験や飲酒など、何らかのきっかけがあるにしても、ほとんどの場合、この心理的依存が大きく関与しているのには間違いがないように思います。費用は通常よりも掛かることにはなりますが、規定の治療終了後も含めて、寄り添ってくれるアプリ「CureApp SC」にはより多くの方の卒煙継続に力になってくれるものと期待しています。


株式会社CureApp 代表取締役 兼 医師 佐竹 晃太 コメント

ニコチン依存症には「身体的依存」と「心理的依存」があり、身体的依存に関しては医薬品が有効ですが、心理的依存に対しての治療介入は今まで十分に行えていませんでした。これが所謂「禁煙の孤独な闘い」と言われるもので、正しい知識の獲得と行動変容の実践・定着が禁煙成功への近道となります。常に手元にあるというスマートフォンの特徴を活かし、診察以外の期間にデジタル療法という新しい治療法である「治療アプリ(R)︎」による治療介入を行うことで、患者様の状態をサポートし、より診察の質も向上できるようになります。
今回、どいクリニックでの導入をいただき、京都府をはじめ日本の喫煙者の皆様に新しい禁煙体験をもたらすものと確信しております。
今後も、より多くの患者様のお役に立てるよう、ニコチン依存症以外の様々な疾患領域に対応する「治療アプリ(R)︎」の研究・開発を進めていき、国内外でのデジタル療法の普及に尽力してまいります。


CureApp SCについて

CureApp SCは、禁煙外来で治療を受ける患者様の院外での治療補助をするために医師から処方される医療機器です。本製品は患者アプリ・医師アプリ・COチェッカーの3つから成り立ちます。

患者アプリは常に患者様の側にあるスマートフォンの特性をいかし、個々の患者様の治療状況や体調などに合わせて個別化したガイダンスを適時提供します。在宅や勤務中など医療者の介入が難しい「治療空白」期間においてアプリが支援することで、禁煙継続率が向上します。また、患者アプリへの入力内容から前回の診察以降の患者様の日常の様子を医師が詳細に把握することできるため、より効率的で質の高い禁煙治療を可能にします。

疾患治療のために医師が患者様へ処方する治療用アプリは新しい治療法(デジタル療法)として国内外で注目されており、すでに欧米では国の承認を得て保険償還されるかたちで実際に患者様へ処方され始めています。当社のCureApp SCも治験によって安全性と有効性が確認されており、2020年8月に薬事承認を取得し、同年12月に保険収載に至りました。治療用アプリ・デジタル療法の保険収載は国内で初めての事例となり、禁煙治療領域に限っては世界でも初となります。
CureApp SCの医療機関向けサイト:https://sc.cureapp.com/d

株式会社CureAppについて

株式会社CureAppは、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器創出に向け、研究開発を行い、製造販売を目指すMedTechベンチャーです。「アプリが病気を治療する効果を持つ」という新しい医療サービスを日本で初めて実現するために、病気を治療するアプリである「治療アプリ(R)︎」の開発に取り組んでいます。2020年8月には、疾患治療用アプリとして国内初となる、ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー「CureApp SC」の薬事承認を取得し、同年12月に保険収載に至りました。

現在、研究開発中の治療アプリ(R)︎は他に東京大学医学部附属病院と共同開発・臨床試験中のNASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリ、自治医科大学内科学講座循環器内科学部門と共同開発・治験中終了の高血圧治療アプリ、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究中のアルコール依存症治療アプリ、第一三共株式会社と共同開発中のがん患者支援治療アプリがあります。

加えて、これら医療機関向け治療アプリ(R)︎の開発で蓄積した知見を活用し、民間法人向けモバイルヘルスプログラムの「ascure卒煙プログラム」、「特定保健指導対応型ascure卒煙プログラム」を提供し、200を超える多くの企業、健康保険組合などに導入をいただいています。

さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定です。


※「治療アプリ」は株式会社CureAppの登録商標です。


【医療法人久仁会 どいクリニック 概要】
代表者:土井 たかし
所在地:京都府京都市西京区大原野上里男鹿町15-13
TEL: 075-331-3661
HP:https://doi-cln.jp/


【株式会社CureApp 会社概要】
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:http://cureapp.co.jp/

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