認知症患者の服薬管理が困難な行動 「薬の飲み忘れ」「薬の飲みすぎ」が約80%!

PR TIMES / 2013年6月4日 17時7分

- 認知症患者の服薬管理についての実態調査 -

株式会社エス・エム・エス(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:諸藤周平、東証一部上場)が運営するケアマネジャー向けコミュニティサービス「ケアマネドットコム」(http://www.care-mane.com/ ) は、同サイトの会員(ケアマネジャー資格保有者)を対象に、アルツハイマー型認知症(以下、認知症)患者の介護をしているご家族などから聞いた服薬管理についての実態調査を実施しました。
その結果、全体の80%が認知症患者の服薬管理が困難な行動は「飲み忘れ」「飲みすぎ」であるとし、全体の64%がご家族からは「家族が働きに出ているため、1日複数回の服薬管理が大変である」という相談が多いという結果となりました。




●認知症患者の服薬管理が困難な行動 TOP3は「薬の飲み忘れ」「薬の服用を拒否する」「薬の飲みすぎ」

ケアマネジャーがご家族などから聞く認知症患者の服薬管理が困難な行動として「薬の飲み忘れ」が72%、続いて「薬の服用を拒否する」が13%、「薬の飲みすぎ」が9%でした。
認知症患者にとって、患者自身で薬を管理することは難しいという実態がうかがえます。


●ケアマネジャーが服薬管理についてご家族から相談されること
「家族が働きに出ているため、1日複数回の服薬管理が大変である」が64%!

服薬管理についてご家族から相談されることとして「家族が働きに出ているため、1日複数回の服薬管理が大変である」が64%と最も多い結果となりました。
働きに出ているご家族にとって、1日複数回の服薬管理は非常に困難であることがうかがえます。


●ケアマネジャーは医師とご家族のかけ橋 ご家族のニーズに則した情報提供・支援が求められている

今回の結果について認知症専門医であり、医療法人社団翠会 和光病院院長兼日本社会事業大学大学院特任教授の今井幸充先生のご意見によると、認知症患者の薬の飲み忘れや服薬拒否などは、ご家族に介護負担を感じさせてしまう大きな要因になっているといいます。そして、薬の内容、効果、副作用、服薬の手間に関するさまざまな悩みをケアマネジャーに相談し、支援を求めることが多いようです。
同氏は、独居の方やご家族が働きに出ているご家庭では、認知症の治療薬として1日1回でよいもの(飲み薬、パッチ剤)を使用することをすすめています。また、吐き気や興奮などの副作用は経口剤で出現しやすく、パッチ剤に切り替えることで軽減する場合もあるとのことです。
ケアマネジャーにはこのような情報を必要に応じてご家族に提供し、主治医との架け橋となることが期待されています。

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