NRIセキュア、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」の新バージョン(5.5.0)を発売
PR TIMES / 2021年11月24日 16時45分
~ 「マスタ管理支援ツール」「申請テンプレート機能」を追加 ~
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、情報システムのあらゆる操作を行う権限を持つ「特権ID」[i]の管理ソリューション「SecureCube Access Check(セキュアキューブアクセスチェック、以下「本製品」)」の新バージョン(5.5.0)を、本日から販売します。
本製品は、内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備し、アクセス制御、ログの取得・保管等、適切な特権ID管理や監査効率の向上を実現するものです。IT全般統制をはじめ、金融庁による監査、PCI DSS[ii]など業界特有のセキュリティ基準に基づく審査にも対応できる点が評価され、特権ID管理市場シェアNo.1を獲得しています[iii]。
新バージョンでは、本製品のユーザから要望の多かった以下の2つの機能を追加しました。
・ マスタ情報[iv]の登録作業を直感的な操作で行える「マスタ管理支援ツール」
・ 申請作業の大幅な効率化につながる「申請テンプレート機能」
これらの機能の概要と特長は、以下の通りです。
■「マスタ管理支援ツール」
本製品に登録したユーザ情報・接続ノード情報などのマスタ情報を修正する際は、CSVファイル[v]を用いて編集し、まとめて一括登録が可能です。しかし、「CSVファイルでは直感的に編集しづらく、一括登録で失敗してしまう」といったユーザの声がありました。
そこで、新バージョンでは、マスタ登録者のクライアント端末(PC等)で動作する、「マスタ管理支援ツール」を提供します。このツールでは、本製品からダウンロードした各マスタのCSVファイルの項目値を直感的に編集し、入力内容にエラーがないかチェックすることが可能です。編集後に出力したCSVファイルをそのまま本製品へ登録することができ、マスタ管理の効率化を実現します。
図:「マスタ管理支援ツール」の操作画面の例
[画像1: https://prtimes.jp/i/52432/58/resize/d52432-58-b18e2bffe654a8a78092-0.jpg ]
■「申請テンプレート機能」
本製品では、厳格なポリシー設定により細やかなアクセス制御を実現できますが、一方で「申請時に選択するポリシーに迷う」「誤ったポリシーを選択してしまう」といったユーザの声もありました。そこで、新バージョンでは、作業内容やポリシー、添付ファイルなどの申請項目をテンプレートとして事前に保持することができる機能を追加しました。定常作業を事前にテンプレート化しておくことで、作業日時を入力するだけですぐに目的の申請ができるようになるため、申請作業の効率化を実現します。
図:「申請テンプレート機能」の操作画面の例
[画像2: https://prtimes.jp/i/52432/58/resize/d52432-58-42f3a30916b36a2a77f7-1.jpg ]
本製品の基本ライセンスと初期構築支援を合わせた販売価格は、374万円(税込み412万円)からです。
詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck
NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、グローバルな規模で安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。
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[i] 特権ID:
rootやAdministratorなどに代表される、情報システムを利用する上であらゆる操作が可能な最高権限を持つIDを指します。昨今では、クラウド管理を行うアカウントや、SaaSの管理者アカウントなども特権として扱います。
[ii] PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standards):
クレジットカード会員データを安全に取り扱うことを目的として制定された、クレジットカード業界のセキュリティ基準です。
[iii] 本製品は延べ400以上の企業や組織で利用されており、特権ID管理市場でシェアNo.1を獲得しています。(株式会社アイ・ティ・アールが発行する「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2021」のベンダー別売上金額シェアに基づく。本製品とSaaS型特権IDソリューション「Cloud Auditor by Access Check」が対象。)
[iv] 本製品では、ユーザ、ロール、接続ノード、接続システム、ポリシーなどの情報をマスタ情報として管理しています。それぞれのマスタ情報はCSVファイルを用いることで一括設定が可能です。
[v] CSVファイルとは、項目を「,(カンマ)」で区切って列挙したテキストファイルを指します。
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