日本テラデータ、エクイニクスのプラットフォームにて柔軟なクラウド環境構築を促進
PR TIMES / 2019年5月22日 14時40分
ハイブリッド・クラウド環境やマルチ・クラウド環境など、より柔軟なデータ分析基盤をセキュアに構築
業界唯一のパーベイシブ・データ・インテリジェンス・カンパニーであるテラデータ・コーポレーション の日本法人 日本テラデータ株式会社(以下、日本テラデータ)は、インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスを52都市、200を超える拠点にてグローバルに展開する エクイニクスの日本法人 エクイニクス・ジャパン株式会社(以下、エクイニクス社)のプラットフォームを利用し、パブリック・クラウドを中心とした、より柔軟なクラウド環境構築の提案を開始することを発表します。
エクイニクス社が各国に保有するInternational Business Exchange™ (IBX(R))データセンター(以下IBXデータセンター)やクラウド・サービスとのプライベートな接続の利用により柔軟でセキュアな分析環境やソリューション提案が可能になります。今後、海外展開をお考えの日本国内のお客様にも、世界中に展開されているエクイニクス社のプラットフォームにて、お客様のビジネスニーズに基づき分析環境およびソリューションを提案いたします。得られる効果は以下の3つです。
1. オンプレミスとパブリック・クラウドをよりセキュアに接続、ハイブリッド・クラウドの分析環境を提供
2. 複数のクラウド・サービスへの接続を可能にした、マルチ・クラウド環境の提供
3. 複数国にまたがる各国データ収集基盤をシームレスに接続、最適な分析環境の提供
<技術提携 効果概要>
1. オンプレミスとパブリック・クラウドをよりセキュアに接続、ハイブリッド・クラウドの分析環境を提供
セキュリティ・ポリシーが厳しいお客様やFISCおよびPCI-DSSを始めとするセキュリティ標準がある金融業界のお客様などに対して、プライベート接続によるセキュアなシステム構築が可能となります。例えば、クラウド・サービス・プロバイダが提供するクラウド環境に個人情報を含む秘匿データを配置したくないとお考えのお客様や、弊社オンプレミス製品の性能を最大限利用するためDWHをIBXデータセンター側に構築し、その他のビジネス・アプリケーションをパブリック・クラウド側に構築されるようなお客様に、ハイブリッド・クラウド環境の構築を可能にします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18629/60/resize/d18629-60-532264-0.png ]
図1 ハイブリッド・クラウド環境(AWSの場合)
Amazon Web Services(以下AWS)とエクイニクス社のIBXデータセンターをAWSの提供するDirect Connect(プライベートな接続サービス)を使って接続しています。お客様が契約しているエクイニクス社のIBXデータセンターとパブリック・クラウド・サービスの間をセキュアで、低レイテンシでかつ帯域の大きいネットワークで接続いただけます。AWS以外の主要パブリック・クラウド・サービスであるMicrosoft Azure(以下Azure)、Google Cloud Platform(以下GCP)、IBM Cloudなどもプライベートな接続サービスを提供していますので、お客様にとって最適な環境を構築することが可能となります。GCPやIBM Cloudの場合、弊社はクラウド・イメージを提供しておりませんが、エクイニクス社のIBXデータセンターにIntelliFlexやIntelliBaseを設置していただくことによって、弊社の強みであるオンプレミスでの高性能なData Warehouse(以下DWH)製品とのハイブリッド環境を構築することが可能です。
2. 複数のクラウド・サービスへの接続を可能にした、マルチ・クラウド環境の提供
ハイブリッド・クラウド環境に加え、複数のパブリック・クラウドを利用するお客様に、マルチ・クラウド環境の構築を可能にします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18629/60/resize/d18629-60-464902-1.png ]
図2 マルチ・クラウド
図2は、AWSのDirect ConnectとAzureのExpress Routeを使って、エクイニクス社のIBXデータセンターとプライベートに接続しています。例えば、部門ごとに別々なパブリック・クラウド環境をご利用のお客様が、エクイニクス社のIBXデータセンターをハブとして各部門間でデータを共有する仕組みを容易に構築が可能となります。また、特定のパブリック・クラウドで障害が発生した場合、別なパブリック・クラウド上でバックアップの本番システムを起動することによって、ダウンタイムを最小化し、ビジネスの機会損失を最小化することも可能となります。
3. 複数国にまたがる各国データ収集基盤をシームレスに接続、最適な分析環境及の提供
複数国のクラウド・サービスを使用し、データ移動やデータコピー等でお悩みのお客様に、世界中に展開するエクイニクス社のIBXデータセンターをハブとしたハイブリッドおよびマルチ・クラウド環境の構築を可能にします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18629/60/resize/d18629-60-453861-2.png ]
図3 (複数国にまたがるような)複数データセンター間接続
図3は、お客様が国内のエクイニクス社の IBXデータセンターでAWSとDirect Connectでプライベートに接続し、他国のエクイニクス社のIBXデータセンターでAzureとExpress Routeで専用線接続した構成を表しています。例えば、各国でデータ収集基盤が個々に構築されており、場合によっては異なるパブリック・クラウドを利用しているケースでは、異なるパブリック・クラウド間で安全にかつ高速にデータ転送するのは非常に困難だという問題が発生します。エクイニクス社のIBXデータセンター間の接続サービスを最大限利用することで、異なるパブリック・クラウド上のデータ収集基盤はそのままに、より効率的かつ高速にデータ転送をする仕組みを容易に構築出来することが可能となります。
テラデータはこのような取り組みにより、クラウドを活用した分析環境を積極的に提案してまいります。
エクイニクス社からのエンドースメント
日本テラデータ株式会社様の製品とPlatform Equinixの組み合わせにより、お客様は主要パブリック・クラウドへのプライベート接続を活かし、ハイブリッド・クラウドおよびマルチ・クラウドの両構成において、要件に沿った柔軟かつセキュアで効率的なデータ分析基盤の構築を実現できると考えております。
エクイニクス・ジャパン株式会社
代表取締役 古田 敬 氏
◆テラデータについて
テラデータは、クラウド・アナリティクス・ソフトウェアのリーディング・プロバイダーです。データの力でビジネスや人々の生活をより良くします。
テラデータは、すべてのデータを大規模に活用して、リアルタイムにインテリジェンスを見つけ出します。また、アナリティクスを実現する際の課題となる、複雑性、コスト、リソース不足などを克服し、お客様の最も困難なビジネス課題に価値ある「答え」を導き出します。この世界を、「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」と定義し、実現していきます。詳細はteradata.jp をご覧ください。
* TeradataおよびTeradataロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。
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