1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

ティアフォー、開発パートナー認定プログラムの提供を開始 オープンソースを活用した自動運転の社会実装を支援

PR TIMES / 2024年4月5日 11時45分



オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware*」の開発を先導する株式会社ティアフォー(以下「ティアフォー」)は、自動運転の社会実装に取り組むパートナー企業に対して、「Autoware」を活用した研修・教育講座を提供し、修了認定を実施する「TIER IV Autoware Partner Program」を開設します。修了認定を受けたパートナー企業は、ティアフォーとの共同事業の推進、または、ティアフォーのプロダクトを活用した独自の事業展開を加速させることができます。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40119/60/40119-60-addd23bfc75ba2086aa1e494a53a5d38-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「TIER IV Autoware Partner Program」ロゴ
現状の課題
近年、ドライバー不足や交通事故などの社会課題の解決策として自動運転に対する期待が高まっており、多くの企業が自動運転システムの開発を行っています。ティアフォーは、オープンソース戦略に基づき、The Autoware Foundationを通して世界各地のパートナー企業と協力して自動運転の社会実装に取り組んでいます。

誰でも「Autoware」を活用できる一方で、安全な自動運転システムの開発には車両や走行環境に適した機能の開発やシステムのカスタマイズが必要です。しかし、これらに求められる専門知識を持つ人材が不足しているのが現状です。

プログラムの概要
本プログラムでは、以下の研修・教育講座を通して、「Autoware」を活用したシステムの設計、実装、評価などのスキルを早期に習得することができます。
- 認識、経路生成、制御など各モジュールの開発
- 車両、センサモデルとのインタフェースの開発
- シミュレーション環境の構築
- シミュレーション環境を用いた評価
- 運行設計領域に合わせたチューニング

本講座を修了したパートナー企業は、「TIER IV Autoware Partner」として認定されます。認定を受けたパートナー企業は、以下のようなティアフォーが主導するプロジェクトに参画したり、ティアフォーのプロダクトを活用して新たに事業を展開する際に、ティアフォーから支援を受けることができます。
- 自動車メーカーとの共同開発
- 独自仕様の車両開発
- 自治体向けの実証実験およびサービス導入


ティアフォー 代表取締役社長CEO兼CTO 加藤真平のコメント
「TIER IV Autoware Partner Program」は、ティアフォーが掲げる自動運転の民主化のビジョンに基づくものであり、あらゆる企業や個人が自動運転システムの発展に貢献できるエコシステムを構築する上で欠かせないものだと信じています。パートナー企業における開発プロセスの強化を支援することで、自動運転の社会実装の促進を目指します。

関係者コメント
The Autoware Foundation Board Director Yang Zhangのコメント
「Autoware」のエコシステムをさらに広げる上で、ティアフォーの活動は非常に重要であると考えています。「TIER IV Autoware Partner Program」を通して、世界中で「Autoware」を活用した自動運転システムの社会実装を促進できるパートナーが増えていくことを期待しています。
株式会社スマートロボティクス 取締役 営業部長 井島剛志のコメント
ティアフォーの「Autoware」を活用した自動運転技術は未来の自動運転に欠かせない技術だと期待しており、今回の「TIER IV Autoware Partner Program」は素晴らしい取り組みだと思います。本プログラムを通して、当社での技術者の育成と技術の向上に注力していきます。また、「Autoware」を活用するためのハードウェア開発への取り組みも促進していきます。

株式会社プロキシマテクノロジー 代表取締役 深津卓弥のコメント
プロキシマテクノロジーはティアフォーと提携し、適応型自動運転AIの開発を中心に自動運転に関わる様々な業務に取り組んでいます。本プログラムによる手厚いサポートは、パートナーとして非常に有益であると考えています。本プログラムによってティアフォーとの協力関係がさらに加速されることを期待しています。

富士ソフト株式会社 執行役員 ASI事業部長 五十君隼一のコメント
富士ソフトは、自動車の先進技術分野で幅広く貢献し、モビリティの発展を支えていくことを目指しています。ティアフォーの最先端のソリューションの普及を通して、ティアフォーと共に自動運転の社会実装の促進に取り組んでいきます。ティアフォーとの協働・協創・協栄により新たな付加価値を創出し、社会に貢献していけることを楽しみにしています。

4th.ai CEO 鈴木基之のコメント
4th.aiは、「すべてのモノや人がシームレスに、どこにでも行ける社会」の実現を目指しています。この構想の実現には、「Autoware」の普及と進化が不可欠となります。「TIER IV Autoware Partner Program」を通して、当社だけでなく、自動運転社会の実現を目指す企業が増えることで、「Autoware」の普及と進化を加速させることができます。これにより、完全自動運転が現実となり、「すべてのモノや人がシームレスに、どこにでも行ける社会」を到来させることができると確信しています。

株式会社日立産業制御ソリューションズ コネクティブエンジニアリング事業部 事業部長 遠藤征樹のコメント
日立産業制御ソリューションズは、The Autoware Foundationに加盟し、「Autoware」関連の技術の習得を進めています。当社は、CASEに対する技術開発や機能安全・セキュリティへの対応に関する知見と「Autoware」の技術を組み合わせることで、安全性の高い自動運転サービスの普及に貢献することを目指しています。「TIER IV Autoware Partner Program」の提供により、自動運転開発者は短期間でティアフォーと同等の技術を習得し、自動運転システムの開発を加速させることができると確信しています。


*AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。


ティアフォーについて
ティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したソリューションを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。


━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】https://tier4.jp
【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業


お問い合わせ先
Media Contact
pr@tier4.jp

Business Inquires
devops@tier4.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください