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富山大学附属病院とジャパン・メディカル・カンパニーが「日本の小児における頭蓋変形の疫学調査」についての共同研究を開始

PR TIMES / 2024年3月28日 15時40分

国立大学法人 富山大学附属病院(以下富山大学附属病院)と株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)が共同研究契約を締結、「日本の小児における頭蓋変形の疫学調査」について研究を行います



  富山大学附属病院 周産母子センター(富山県富山市、センター長 吉田丈俊教授)と当社は「日本の小児における頭蓋変形の疫学調査」についての共同研究契約を締結し、日本における若年成人(15~39歳)の位置的斜頭症の罹病率を明らかにする調査・研究を進めていくこととなりました。わが国では1994年から「仰向け寝キャンペーン」が行われていますが、この調査によってこのキャンペーン前後における頭の変形頻度を明らかにすることが本研究の目的です。
 富山大学附属病院では2022年より、当社製の頭蓋矯正ヘルメットを用いた乳児の頭蓋矯正治療を行っています。乳児の頭蓋形状に心配・不安を抱いて受診される親御様がいる一方、国内における小児の位置的斜頭症の発症頻度が明らかになっていないことに着目したのが今回の研究となります。
 富山大学附属病院で頭部のCT撮影を行った15-39歳の患者を抽出し、CT画像よりCVAI(Cranial Vault Asymmetry Index、頭の左右対称度合いを表す指標)の測定を実施、データ解析を通じて年齢ごとの位置的斜頭症の発症頻度を明らかにします。今回の研究内容は無作為に抽出した患者の頭部データを分析するため、科学的な実証が及んでいない点に光を当てる画期的な研究であり、結果次第では、児の頭蓋変形に悩む保護者・養育者にとっても非常に有益な情報となることが期待されます。
富山大学附属病院:https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/

国立大学法人 富山大学附属病院 周産母子センター センター長 吉田丈俊先生よりコメント


[画像1: https://prtimes.jp/i/46445/60/resize/d46445-60-a629c518a4198b652c28-0.jpg ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/46445/60/resize/d46445-60-a805a27d8183a1ec109a-1.jpg ]

■研究により期待されること■
 これまでわが国では斜頭症や短頭症の成人における頻度が明らかではありませんでした。今回、3年分のすでに撮影されている若年成人の頭部CT画像の解析を行い、斜頭症や短頭症の頻度を明らかにすることによって仰向けによる頭蓋変形への影響が明らかになることが期待されます。

■研究を行うことについて■
 当院では中等症以上の斜頭症や短頭症のお子さんにヘルメット矯正治療を行っています。斜頭症の自然歴が明らかになることによって、ヘルメット矯正治療を行うかどうか、今回の結果が親御さんの判断材料の一つになることを願っています。

 当社は乳児用頭蓋矯正ヘルメットの製造にとどまらず、頭蓋変形が身体に及ぼす影響の有無などの研究を通じ、世界における頭蓋変形についての正しい理解と適正な頭蓋健診とヘルメット治療が広まることを願っています。今後も医療機関、医師、その他研究者との協働を通じて活動してまいります。

●赤ちゃんの頭のかたち測定アプリについて
[画像3: https://prtimes.jp/i/46445/60/resize/d46445-60-26264822bf83454501f9-2.png ]

 通常、赤ちゃんの頭のかたちの測定は医療機関にて専用の3Dスキャナーで行いますが、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」を使った測定の結果は参考計測数値として幅広くご活用いただけます。無料で使用できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」は、スマホで写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができます。累計20万ダウンロード(※)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されています。アプリは医師監修の下に開発されており、病院の診察の際にも役立つ事がございます。ぜひダウンロードしご活用ください。
※:2024年3月 ジャパン・メディカル・カンパニー調べ

●製品情報 Qurum(クルム)
[画像4: https://prtimes.jp/i/46445/60/resize/d46445-60-b0f45fa0d3e5fe6b0ba0-2.jpg ]

 長年、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造を行なってきた当社が、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方から監修を受け開発。最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットで、高い通気性でムレにくく、ヘルメットだけでなくクッション自体も水洗いが出来ます。メカニズムからデザインまで、赤ちゃんに必要なことをカタチにしました。
https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/

●株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて
[画像5: https://prtimes.jp/i/46445/60/resize/d46445-60-0aa92c497c7324dddf0f-2.png ]

 ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」「Aimet(アイメット)」の開発、製造、販売を行っております。
 ヘルメットを用いた累計症例数は13,000症例(※注)以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。
※注:2024年3月 当社調べ

■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設立:2018年5月
■代表取締役CEO:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL:https://japanmedicalcompany.co.jp
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445

・本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー 社長室 柳本 瑞穂
TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp

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