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Cloudflare、AIアプリケーションの安全を大規模かつ無償でサポートする「Firewall for AI」を発表

PR TIMES / 2024年3月5日 11時45分

AIモデル活用が進む中、サイバー攻撃、不正利用、改ざんからデフォルトで組織を保護

(2024年 3月 4日 太平洋標準時6:00本国発表)
誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は、本日、新たな保護レイヤーとなる「Firewall for AI」の開発を発表しました。「Firewall for AI」は、不正行為やサイバー攻撃が大規模言語モデル(LLM)に到達し、改ざんを実行する前にそれらを特定します。世界最大規模のCloudflareのグローバルネットワークを基盤とする「Firewall for AI」によって、Cloudflareは、AI革命時代の次なる攻撃トレンドである、大規模言語モデル(LLM)の機能性や重要データ、企業機密を標的としたサイバー攻撃に対抗できる数少ないセキュリティプロバイダーのひとつとなります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/61678/61/resize/d61678-61-f88b2bfc3fb76e8ff40f-0.png ]

直近の調査によると、企業・組織の経営幹部のうち、自社がAIリスクに対処するだけの十分な準備が整っていると確信しているのは4人に1人に留まることが明らかになりました。
https://www2.deloitte.com/us/en/pages/consulting/articles/state-of-generative-ai-in-enterprise.html

ことさら、大規模言語モデル(LLM)の保護においては、ユーザーの介入を制限することは不可能に近く、そのモデル自体が、設計上あらかじめ定められたものではない(たとえば、同じ内容を入力したとしても、複数の異なる結果を生成する場合がある)ため、最初から適切なセキュリティシステムを組み込むことは非常に困難です。その結果、今日の大規模言語モデル(LLM)は脅威アクターにとっては絶好の侵入経路になり、企業と組織はモデルの改ざんや攻撃、悪用に対して脆弱なままの状態に置かれています。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「新しいタイプのアプリケーションが登場すると、それに続くように新しいタイプの脅威がすぐに現れます。これは、AIを活用したアプリケーションでも同様です。Cloudflareは、『Firewall for AI』によって、AI環境にセキュリティを組み込みます。Cloudflareが提供する、AIモデルのためのシールドによる確実な保護のもとで、AIというテクノロジーがビジネスの可能性を解き放つ機会を最大限活用できるよう、企業・組織をサポートします」と述べています。

「Firewall for AI」によって、企業・組織のセキュリティチームは、AIモデルの脅威となりうる潜在的な脆弱性からLLMアプリケーションを保護できるようになり、以下の内容を実現します。

新たな脅威を迅速に検知


「Firewall for AI」は、Cloudflare Workers AI上で動作するあらゆるLLMの前にデプロイ可能です。ユーザーが送信したプロンプトをスキャンおよび評価することで、AIモデルを悪用してデータを盗み出そうとする行為をより的確に特定します。
人的な介入を必要とせずに脅威を自動でブロック


Cloudflareのグローバルネットワーク上に構築された「Firewall for AI」は、エンドユーザーの至近距離にデプロイされるため、悪意のある行為から過去に前例のない性能で即座にAIモデルを保護します。
デフォルトかつ無料でセキュリティを実装


Cloudflare Workers AI上で大規模言語モデル(LLM)が実行されている場合は、誰もが「Firewall for AI」によって無償で保護されます。これによって、プロンプトインジェクションやデータ漏洩などの日々山積する問題を防ぐことができます。

Gartner(R) は、「生成AIアプリケーションを単独で保護することは不可能です。生成AIに特化したセキュリティ対策を計画・展開する前に必ずクラウドセキュリティ、データセキュリティ、アプリケーションセキュリティの強固な基盤を構築する必要があります」と指摘しています。
(出典:「Generative AI Adoption: Top Security Threats, Risks and Mitigations」、 Gartner、Dennis Xu、Kevin Schmidt、2024年1月17日)

Cloudflareの「Firewall for AI」は、既存の包括的なセキュリティプラットフォームにさらなるレイヤーを追加したことで、新たなテクノロジーによってもたらされる脅威からユーザーを保護します。

詳細は、以下のリソースをご覧ください。

Cloudflare announces Firewall for AI
https://blog.cloudflare.com/firewall-for-ai/

Announcing Firewall for AI
https://www.cloudflare.com/ja-jp/lp/firewall-for-ai/

[画像2: https://prtimes.jp/i/61678/61/resize/d61678-61-57b0286c70d0a488fa62-1.png ]


Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに複雑性やコストの削減を実現する、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、最もフル機能かつ統一されたクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供し、業務、開発、ビジネスの加速に欠かせないコントロールをあらゆる組織にもたらします。
世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。
Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/ 、インターネットの最新トレンドとインサイトについては https://radar.cloudflare.com をご覧ください。

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