1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

株式会社バイオーム、ボリビア・コチャバンバの環境NGOと協定を締結 環境教育プログラムの共同開発へ

PR TIMES / 2025年1月10日 16時15分

JICA・IDB Lab共催「オープンイノベーションチャレンジTSUBASA 2023(Government コース)」を経て、中南米での事業展開を見据えた前進



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44108/64/44108-64-d344d3bafd49f80c75e6774fd6465354-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社バイオーム(京都府京都市、代表取締役:藤木庄五郎、以下 バイオーム社)は、ボリビアの環境NGO、ガイア・パチャ財団(Fundacion Gaia Pacha)(コチャバンバ県コチャバンバ市、代表:Rodrigo Meruvia Soria、以下 Gaia Pacha)と、スマートフォンアプリ「Biome(バイオーム)」を活用した環境教育プログラムの開発と実施に向けた協定を締結したことを発表いたします。バイオーム社とGaia Pachaは、この協定に基づく取り組みを通じて、ボリビア・コチャバンバの地域住民に生物多様性の価値を理解してもらい、特にこの地で社会課題となってきた河川の水質汚染の解決に貢献することを目指します。
プロジェクトの背景
ボリビア第三の都市コチャバンバでは、慢性的な水不足と下水処理能力の不足から、水質汚染が深刻な問題となってきました。これまで、水質の改善と持続可能な水資源管理のため、コチャバンバ県庁と独立行政法人国際協力機構(JICA)が協同で技術協力プロジェクト「コチャバンバ県統合水資源管理能力強化プロジェクト(GIAC)[1]」に取り組んできており、2025年からは後継の「コチャバンバ県統合水資源管理実践能力強化プロジェクト(GIAC2)」が立ち上がります。こうした取り組みの効果を最大化するためには、地域住民をはじめとする流域のステークホルダーが取り組みの意義を理解し、共通の未来ビジョンを持つことが重要です。
 バイオーム社は、JICA・IDB LabオープンイノベーションチャレンジTSUBASA 2023(Government コース)の追加支援を受け、自社が開発・運営するスマートフォンアプリ「Biome(バイオーム)」を活用したアプローチにより、コチャバンバの地域住民の環境意識啓発のためのプロジェクトに取り組んでいます。本プロジェクトでは、アプリBiomeを使った環境教育プログラムの開発・実施を通して、汚染された水域と、汚染されていない水域の生物の違いを示し、地域住民に良好な水辺環境の豊かな生態系を体感してもらうことで、水質改善に対するポジティブな理解醸成を図ります。

[1] コチャバンバ県統合水資源管理能力強化プロジェクト | ODA見える化サイト

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44108/64/44108-64-8684a2337c3dcf6c75c8335f24e8e837-3900x1794.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Gaia Pachaとの現地調査写真1.(汚染された川)

協定締結に至った経緯
Biomeアプリを活用した水資源問題解決のアイディアは、日本のスタートアップ企業の中南米進出を支援するプログラムである、JICA・IDB Lab共催「オープンイノベーションチャレンジTSUBASA 2023(Government コース)」(以下 TSUBASA)に採択されました。アイディアの実現可能性の検証のため、バイオーム社はTSUBASAの支援のもと、2024年6月にコチャバンバに渡航し、県庁、市役所、大学、博物館、NGO など、水資源問題にかかわるあらゆるステークホルダーと面会しました。この渡航を経て、特に現地での環境教育活動の実績が豊富であり、教育機関とも密接な連携を持つGaia Pachaとパートナーシップを結び、地域住民、特に中高生を対象としたプログラムの開発・実施を協働で進めることを決定しました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44108/64/44108-64-db59ee52772e503f1ffd085ef51181cb-1512x2016.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Gaia Pachaとの現地調査写真2.(きれいな川)

中南米での事業展開に向けて
バイオーム社は、このプロジェクトを足がかりとして、中南米へのアプリBiomeの普及と、Biomeを通じて収集される生物の観測情報をとりまとめたデータプラットフォームの構築を加速させます。今、全世界的にネイチャーポジティブへの機運が高まる中、企業は、事業の生物多様性への依存と影響を評価し、開示することを求められています。中南米地域はアマゾン、アンデスといった広大な生物多様性ホットスポットを有し、同時に第三国企業にとって重要な自然資源の調達地でもあります。中南米で得られる生物多様性情報をもとに、バリューチェーンに中南米を含む大企業やグローバル企業を対象にした非財務情報開示支援ビジネス展開をねらいます。

Fundacion Gaia Pachaについて
Fundacion Gaia Pacha (ガイア・パチャ財団)は、ボリビア・コチャバンバを拠点に活動する非営利組織です。在来知と科学知に基づき、人々のニーズを満たしながら環境との調和を図ることを目指しています。大学や企業、行政、他NGOなどとの連携を基盤として、数多くの環境教育活動を行っています。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44108/64/44108-64-59ba1522b7bedd9e13837baef0156e74-3900x1916.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■ 財団概要
財団名 :Fundacion Gaia Pacha
ビジョン:人間と自然の相互関係を守ることに対して確固たる信念と哲学を持ち、その保護に尽力する
所在地 :Calle Idelfonso Murguia entre calle Antofagasta y calle Tocopilla,. Acera sur, Cochabamba, Bolivia
認可:2008年2月27日付の県令第083/08号および報告書SDJ-128/08により認可。NGO全国登録番号1920/2008
代表者 :Rodrigo Meruvia Soria(身分証番号: 5226050 CBBA)
URL:www.gaiapacha.org
株式会社バイオームについて
株式会社バイオームは、生物多様性の価値を社会に浸透させることを目指して2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。グローバルな生物多様性情報プラットフォームを構築するため、情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome」の開発・運営に取り組んでいます。ほかにも、企業や自治体の生物多様性に関するニーズに応え、TNFD対応やOECM取得にも対応できる本格的な生物調査支援ツール「BiomeSurvey」や生物多様性可視化サービス「BiomeViewer」などのサービスもご提供しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44108/64/44108-64-ab2ef73353ac2238bee479f2d6dd3f40-602x231.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■ 企業概要
会社名 :株式会社バイオーム
所在地 :京都府京都市下京区中堂寺南町134番ASTEMビル8階
代表者 :代表取締役 藤木 庄五郎
設立 :2017年5月31日
事業内容 :生物情報アプリ開発・運営、生物情報システムの提供
URL:https://biome.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください