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ABBの整流器システム、三菱重工業社の水素製造技術開発を活性化

PR TIMES / 2024年4月17日 18時45分

Article | Zurich, Switzerland | 2024-04-17

ABBは、固体酸化物形水蒸気電解(SOEC: Solid Oxide Electrolysis Cell)試験設備に整流器を供給
- 当試験設備は、水素製造技術の開発に使用され、高い電解効率の達成と信頼性の高い水素製造をサポートし、グローバル社会全体の脱炭素化に貢献します。
- このプロジェクトは、水素バリューチェーンの上流から下流までを構築し水素エコシステムの実現を目指す三菱重工業株式会社のビジョンをサポートします。

ABBは、水素製造装置の開発を行う三菱重工業株式会社(以下、三菱重工社)がエネルギー脱炭素化の技術開発拠点として整備している「長崎カーボンニュートラルパーク」(長崎県)に、先進的な整流器を供給しました。

ABBのサイリスタ式整流器は電力変換効率99%(カタログ値、定格最大負荷想定)を確保し、エネルギーの浪費を最小限に抑え、水素製造の総コストを削減します。SOEC 電解槽用の整流器(200kW)の納入は、エネルギー転換のための新技術開発をサポートする ABB の継続的な取り組みを裏付けています。

ABBの水素事業のグローバルプロダクトグループマネージャーのNora Hanは、次のように述べています。「ABBの整流器は、エネルギー転換の重要な部分であるコスト効率の高いグリーン水素製造に必要な、高い電力品質を提供します。ABBは、電力品質の要件を満たし、タイムリーな納入を確保することで、次世代の電解槽技術の開発を支援し、水素経済の成長、加速に貢献できることを誇りに思います。これらの共同の取り組みは、将来の大規模な水素製造プロジェクトを推進する新技術を開発する上での重要な第一歩です」

三菱重工社 水素技術推進室 原氏は、「ABBに納入いただいた整流器はSOECの開発試験に使用しています。技術開発にはスピードも重要であり、短納期でご対応いただけたことを感謝しています」と述べています。

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、1884年の創立以来、社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現に向けたエナジートランジション、社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野の発展に取り組み、人々の豊かな暮らしを実現します。spectra.mhi.com

ABBモーションは、日々エネルギー効率を第一に考えながら、世界を回し続けています。テクノロジーのグローバルリーダーとして、ABBはお客さま、産業界、そして社会にとって低炭素な未来を実現するために、イノベーションの推進に尽力しています。デジタル技術を駆使したドライブ、モータ、サービスにより、ABBのお客さまとパートナーは、より優れた性能、安全性、信頼性を実現します。ABBは、専門知識と先進技術を組み合わせることで、あらゆる産業分野の幅広いアプリケーションに最適なドライブおよびモータソリューションを提供します。グローバルに展開するABBは、140年以上にわたり築いてきた電動パワートレインの経験を活かし、常にお客さまの近くにいます。



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