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長引く物価上昇で、小売のプライベートブランドが好調?!トップバリュとセブンプレミアム、その人気の理由を調べてみた

PR TIMES / 2024年3月25日 21時40分

株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:中岡邦伸、以下「RnI」)は、運営する「レシートがお金にかわるアプリCODE(コード)(https://code.r-n-i.jp/)」で収集した購買データや商品の評価、口コミデータから、小売りの2強と言われるイオングループとセブン&アイグループのプライベートブランド商品(以下PBと記載)について分析をしました。



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物価上昇とともにPB商品の購入数も増加
 近年続いている食料品等の値上げにより、節約志向が高まるなどお財布のヒモはきつくなり、値上げ疲れと言われるようにもなりました。そんな中、ナショナルブランド商品(以下NBと記載)よりPBを選択する人も多いのではないでしょうか。CODEユーザーの購買データからPBの購入数を確認し、消費者物価指数推移と並べてみると、物価の上昇に伴いPBの購入数も増加していることが分かります【図1】。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-e0fec4867c40899b5f07-9.png ]

PBの購入数が最も多いカテゴリは「清涼飲料」
 イオングループPBの「トップバリュ」とセブン&アイグループPBの「セブンプレミアム」において、2023年の購入数が最も多いカテゴリ(*)は、両ブランドともに「清涼飲料」でした【図2】。その他、両ブランドで上位のカテゴリとしては「菓子」「パン・シリアル類」で、よく買われていることが分かります。両ブランドの違いを見ると、トップバリュでよく買われているのは「デザート・ヨーグルト」「調味料」「調理品」、セブンプレミアム(セブン・ザ・プライスを含む、以下同様)でよく買われているのは「惣菜類」「アイスクリーム類」でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-3f0c1b87c83bfcfec698-9.png ]

よく買われているPBはどのような点が評価されている?
 次に、いくつかのカテゴリにおいて、2023年の購入数が多い商品を抜粋し、購入者の評価点数と口コミから商品がどの様に評価されているかを探りました【図3】。
[画像4: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-6dcadc59a289714dec7d-0.png ]

トップバリュ:トップバリュだから安心。品質とコスパの良さで好評!
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セブンプレミアム:『蒙古タンメン中本』は来店目的になる商品。口コミ評価点4.4と高評価!
[画像6: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-abc9ee8c875bf467d741-9.png ]

 上記の口コミからは、商品の味やボリュームに対する“コスパの良さ”が評価の基準となっている様子。購入時の期待値を上回る満足度を得て、評価点が高いのが特徴です。では、ここからは圧倒的に評価が高い「蒙古タンメン中本」の属する「麺類」に着目してみましょう。

麺類を例にPBを購入しているのはどんな人?
 麺類を例に、どのような人がトップバリュやセブンプレミアムのPBを購入しているのか確認をしてみました。トップバリュは男女の割合が半々なのに対し、セブンプレミアムは男性が6割と多くなります【図4】。また売れ筋上位の商品を見てみると、トップバリュは「ゆでうどん」、「スパゲッティ 1.7mm 1kg」、「むし焼きそば」など、調理が必要な商品が売れ筋となっているのに対し、セブンイレブンは「蒙古タンメン中本」や「カレーヌードル」などのカップ麺が主体です。
 つまりPBといっても、トップバリュはスーパーで売られることが多いため、家で調理される食材となる商品が多く、女性ユーザーが多い傾向があり、一方で、セブンプレミアムはコンビニでもよく売られることが多いため、自分用の簡便商品が多く、男性ユーザーが多い傾向があるようです。
[画像7: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-c379e468df52c9717121-0.png ]

価格帯の違いによる、トップバリュとセブンプレミアムの戦略の違い
 価格面も比較してみましょう【図5】。このグラフは、2022年と2023年のトップバリュとセブンプレミアムにおける価格帯の変化を確認したものです。結果は2つのPBで大きく異なっています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-83430ca25a5e286f98ef-0.png ]

 トップバリュは過半数を占める低価格帯(150円未満)は変わらず、高価格帯(150円以上)の構成比もほとんど変わっていないことが分かりました。一方でセブンプレミアムは、低価格帯(150円未満)を減らし、高価格帯を大きく増やしています。このようにそれぞれの価格帯のボリュームゾーンをみると異なる戦略をとっていることが伺えました。「蒙古タンメン中本辛旨味噌122g」のような期待を超えるコスパを提供するセブンプレミアムと、お買い得なうどんやパスタを中心に、生活に寄り添うトップバリュ。“プライベートブランド”とひとくくりにできない個性があるようです。
まとめ
 PBは物価高の中で家計の味方として買う方が増えています。その裏では、小売各社が消費者の家計を守るために、価格を維持するための努力や、価格だけでなく、期待を上回るような価値も提供できるような努力もされていることが分かりました。このようなPBに着目してみると普段のお買い物がより楽しく、賢くできるのではないでしょうか。CODEでは商品のバーコードをスキャンするだけで、商品の評価や口コミを見ることができます。次のお買い物の際にはぜひ、小売各社が注力しているPB商品をCODEで検索してみてください。あなたの新しいお気に入りが見つかるかもしれません。

※詳細のデータについてはこちらからお問い合わせください→ cfb@r-n-i.jp

CODE(コード)とは
[画像9: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-fe6c6fc9b03e0a49afcf-7.jpg ]

買い物のレシートと購入商品のバーコードをスキャンすることで、各種提携ポイントに交換可能なポイントがもらえるスマートフォンアプリです。(ポイントは提携サービス経由で現金にかえることも可能)
消費者が楽しんで利用した結果、ポイントにも家計簿にもなる一石二鳥のアプリです。
登録された消費者の買い物に関するビッグデータやアンケートなどは、企業がマーケティングに活用し、その一部を報酬として消費者に還元しております。なおCODEは特許(*)も取得しています。登録ユーザー数は400万人を超え、月間商品登録数も4,000万点、口コミなど購入者の商品評価数も累計1.1億件を超え、20~40代の女性に多く利用されています。
*:複数の特許を取得しています。(特許第5980448号、特許第6425297号)
[画像10: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-14a890016bd64962e3ea-7.png ]

<CODE紹介サイト> https://code.r-n-i.jp/
<CODE iOS版> https://apps.apple.com/jp/app/id879385562
<CODE Android版> https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.r_n_i.code.point.app


CODEの購買データや口コミはこちらの「買いログView」で見ることができます
[画像11: https://prtimes.jp/i/4624/73/resize/d4624-73-a6099c64dc031a0e24ed-7.png ]


CODEアプリで取得した購買ならびに口コミなどのビッグデータを、閲覧・分析・活用できる “消費者と企業を購買データでつなぐツール「買いログView」” を企業向けに提供しています。
買いログView:https://r-n-i.jp/service/code/kailog-view/

<リサーチ・アンド・イノベーションについて>
商号  : 株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
代表者 : 代表取締役社長 中岡 邦伸
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビル5階
設立  : 2011年4月15日
事業内容: 買い物データ収集事業、調査事業、広告事業、販促事業、及び各種情報提供サービス
資本金 : 1,000万円
URL  : https://r-n-i.jp/

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