アンモニアを原料とする小型水素製造装置の実用化に向けた覚書の締結
PR TIMES / 2024年4月24日 18時15分
[画像1: https://prtimes.jp/i/107878/73/resize/d107878-73-ed845e262906bc40f48a-2.png ]
東洋エンジニアリング株式会社(取締役社長:細井 栄治、以下、「TOYO」)、日本精線株式会社(代表取締役社長:利光 一浩、以下、「日本精線」)、中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下、「中部電力」)および中部電力ミライズ株式会社(代表取締役:神谷 泰範、以下、「中部電力ミライズ」)の4社は、水素の更なる利活用のため、このたび、アンモニアを原料に水素を製造する小型アンモニアクラッキング装置(以下、「本装置」)の実用化を目的とした共同検討に関する覚書(以下、「本覚書」)を締結しました。
2050年カーボンニュートラルの達成に向け、工場や商業施設では、従来使用していた化石燃料を脱炭素燃料(アンモニアや水素等)へ転換することが求められています。
脱炭素燃料の中でも、水素はアンモニアと比較して燃焼温度が高いことに加えて、水素を燃料とする小型ボイラやエンジン等の普及が拡大しています。
一方、アンモニアは水素と比較し、輸送や貯蔵の技術が確立されていることから、水素を大量に輸送する際の水素キャリアとしての役割が期待されております。このようなことから、今後、アンモニアを原料とした水素のニーズが高まると考えております。
TOYOと日本精線は、従来から、お客さまの敷地内でアンモニアから水素を製造するための小型装置の開発に取り組んでいます。本覚書に基づき、中部電力と中部電力ミライズは、本装置に関する市場調査や経済性評価を実施するとともに、実用化に必要な技術要件を検討します。これらを踏まえ、TOYOと日本精線が機器の開発を進め、4社共同でお客さま敷地内での実証を行うことで、日本初となる本装置の実用化を目指してまいります。
4社は、水素の更なる利活用に向けた課題の解決を通じて、お客さまの脱炭素化の実現に向けた取り組みを促進することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/107878/73/resize/d107878-73-55ceaf85d6d5232f8235-3.png ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
石炭火力「大きな役割」=脱炭素化へ新技術で対策―電事連会長
時事通信 / 2024年5月3日 2時3分
-
国際環境 NGO CDP CEO Sherry Madera 氏 来日記念イベント開催のお知らせ
PR TIMES / 2024年4月30日 16時45分
-
三菱重工と日本ガイシ、アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムを共同開発 クリーンな原料・燃料としての水素利用に向け、システムの早期実用化を目指す
PR TIMES / 2024年4月19日 15時40分
-
日本ガイシと三菱重工、アンモニア由来の水素精製システムを共同開発へ
マイナビニュース / 2024年4月19日 9時32分
-
事業・ブランド戦略から一気通貫で参画「売れるサービスづくり」の方法論で、サービスの成功を支援
PR TIMES / 2024年4月11日 17時15分
ランキング
-
1円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
2過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
-
3日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時30分
-
4いなば食品、大炎上も「ほぼ沈黙」の戦略的な是非 「沈黙は金」黙って耐える…のはもう通用しない
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 19時30分
-
5黒田東彦・日銀前総裁「円安は一時的」…NYの講演で見解、マイナス金利解除・利上げは「当然のこと」
読売新聞 / 2024年5月3日 17時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください