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“木の酒”の『WoodSpirits』EXPO 2025 大阪・関西万博大阪ヘルスケアパビリオンへの出展決定

PR TIMES / 2024年3月29日 15時45分



[画像1: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-e3c81bb1890cff862838-0.png ]


「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」を目指し、未活用素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社(英語表記:The Ethical Spirits & Co. / 本社:東京都台東区 / 代表取締役CEO:小野力 / 以下 エシカル・スピリッツ)は、世界初※1となる “木の酒” の生産販売に挑戦するプロジェクト『WoodSpirits(ウッドスピリッツ)』について、3月25日(月)、マイドームおおさかにて開催された2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」への出展企業発表会にて、出展企業に選出されましたので、お知らせいたします。


プロジェクト『WoodSpirits』と「木の酒」について


[画像2: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-c7f44da812224396d355-1.png ]

『WoodSpirits』は、日本の蒸留ベンチャーであるエシカル・スピリッツ 、Bar BenFiddichのオーナー 鹿山博康氏によって共同で立ち上げ、国立研究開発法人森林研究・整備機構・整備機構 森林総合研究所と共同研究契約、特許実施許諾契約を締結し、世界初※1の “木の酒” を民間事業者として製品化及び販売するプロジェクトです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-d96aff7bafde8806fa4d-3.png ]

『WoodSpirits』の “木の酒” とは、【木を粉砕し、そのまま発酵・蒸留し作り出したまったく新しいお酒】です。これまで、木の樽で熟成したお酒や、木のオイルを注入したお酒が “木の酒” と呼ばれることがありましたが、私たちは、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所(以下、森林総合研究所)が開発した特殊なミキサーで木材を天然水とともに微粉砕、ピーナッツクリーム状(スラリー)にすることで、酵母が木材を分解、発酵できる状態にする「湿式ミリング処理」と呼ばれる技術を活用し、木材を粉砕し、木そのものを発酵・蒸留させることで、新たなお酒を製造しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-94a7262aa6b7355c1259-2.png ]

原材料として、森の間伐の際に生まれる「間伐材」などの未利用資源を活用しています。日本は、国土の約7割を森林が占めている森林大国です。木に “お酒の原料” としての新たな価値を与えるとともに、森林・林業・木材産業に新たな循環を生み出します。

不定期で、木の酒の研究開発に向けた試飲会を開催しております。
試飲会のお知らせは、WoodSpiritsのメールマガジンとInstagramにてお知らせしています。
ご興味のある方は、ぜひご登録ください。
WoodSpirits公式ページ:https://woodspirits.ethicalspirits.jp/
WoodSpirits公式Instagram:https://www.instagram.com/woodspirits_jp/


出展の背景


日本の国土の約7割を占める森林を守り続けるためには、「林業従事者」による適切な管理が必要です。ただ、「林業従事者」の平均年収は、全産業平均よりも100万円ほど低く※2、その人口も減少傾向にあります。
『WoodSpirits』は、木の「飲料」としての新たな価値が広げることで、「林業従事者」の平均年収を向上させ、それにより、林業従事者人口を増加させることで、森林に適切な管理を行き届かせるという新たな循環型経済を生み出します。
このように、嗜好品であるお酒と森林が良い循環でつながる次世代の酒造りを目指す『WoodSpirits』を多くの方に知っていただく場所として、「REBORN」をテーマに掲げ、なかでも「伝統産業/ライフスタイル/デザイン・アート」をサブテーマに掲げる「大阪ヘルスケアパビリオンのResona Mirai Color 秋」への出展に応募し、ピッチ審査などの選考を経て、この度出展会社に選出されました。

2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンの詳細は、下記のURLからご覧いただけます。
URL:https://www.osaka.cci.or.jp/expo2025_osaka_pavilion/


プロジェクトマネージャー|辰巳和也(エシカル・スピリッツ株式会社)


[画像5: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-95c00f7010d3a4c0da0e-8.png ]

1997年生まれ、大阪府出身。大阪大学大学院の博士前期課程を修了。同時期にウイスキー文化研究所のウイスキープロフェッショナル資格を修了していたことから、ファーストキャリアとして、ビール・ウイスキーの設備メーカーである三宅製作所に就職。同社では設計課として、ウイスキー新規工場の設備設計・立ち上げから既存酒造メーカーの設備アップグレードなどの業務を担当。その後、2022年4月にエシカル・スピリッツに入社し、新工場立ち上げ、サブスクリプションサービスおよびそれに特化したブランド「ENIGMA」の改修、「WoodSpirits」プロジェクトマネージャーなどを担当。


アンバサダー|鹿山 博康(Bar「BenFiddich」のオーナー/バーテンダー)


[画像6: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-25dcb4748727a981514b-7.jpg ]

1983年生まれ。20歳の時にバーテンダーを志す。2013年7月独立し、アブサン・ジン など薬草酒を中心としたバー、Mixology&Elixir Bar「BenFiddich」(ベンフィディック / 東京都新宿区)を開業。「世界最高のバー50」(The World's 50 Best Bars) に選出。『自身の畑を外秩父の麓、ときがわ町に所有しそこで採取したボタニカルをカクテルに使用する『Farm to glass』を実践する。


森林総合研究所の「木の酒」プロジェクトについて


森林総合研究所(茨城県 つくば市)が開発している「湿式ミリング処理」という技術が、世界初の木の酒を可能にします。この技術は、特殊なミキサーで木材を天然水とともに微粉砕、クリーム状(スラリー)にすることで、酵母が木材を分解発酵できる状態が実現できるというもの。
同所は2018年4月のプレスリリースにて本技術を発表、木の活用可能性を追求するため「産学官民で意見交換しながら本技術の実用化に向けて更に開発を進めていきたい」としており、また2020年12月には論文発表リリースにおいて「本研究成果は、林業の成長産業化に向けた新しい木材の利用技術となるだけでなく、新しい食文化の創生にもつながると期待しています。」としています。
これを受け、本プロジェクトも一民間事業者として、本研究成果の実用化及び普及に貢献したいと考えております。

森林総合研究所 HP:https://www.ffpri.affrc.go.jp/ffpri.html


エシカル・スピリッツ株式会社


2020年3月、日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」を再蒸留することでクラフトジン『LAST』を生産、販売を開始しました。
その注目は生産方法のみならず、ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門「World Gin Awards 2021」での国別の最高賞を、英国「IWSC2021」では最高賞である GOLD OUTSTANDING を受賞し、世界での上位9の作品に日本勢といて唯一選ばれるなどジンとしても高い評価をいただいています。
2021年5月、エシカル生産及び消費に特化した世界初※3 の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』を東京蔵前にオープン。蒸留所内にはオフィシャルストアと自社で運営するクラフトジンに特化したバーダイニングを併設しています。
同年6月には、国立森林総合研究所が切り拓いた研究成果をもとにした民間事業者として初となる"木のお酒"『WoodSpirits』の製品化及び販売への挑戦を発表し、同時に1.4億円の資金調達を実施。
2022年8月には、サントリーホールディングス等から約2億円の資金調達を発表。新たな再生型蒸留所の建設と、海外販路の更なる拡大に向けて躍進中。
「Starring the hidden gem(隠れた才能をステージへ)」を理念に、世界をリードするサステイナブルなスピリッツブランドを目指します。


廃棄されるのみだった酒粕をリユースしたエシカルジン『LAST』


[画像7: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-132a5b639537c841ae11-5.jpg ]

“LAST”という単語には「最後」と「続く」という一見矛盾する2つの意味があります。「酒を絞った「最後」に得られる酒粕に、終わらず「続く」新たないのちを与える。」という物語りを名に冠した『LAST』は、その多くが廃棄されるのみだった酒粕をリユースすることで、その価値が余すところなく循環する蒸留プラットフォームを体現しています。まさに、エシカル・スピリッツの理念が形になった、シグニチャーエシカルジンです。
ジンの蒸留には欠かせないベースとなるスピリッツは、廃棄される運命にあった酒粕から創り出しているため、製造の難易度は高くなるものの、これまでのジンの常識ではなし得なかった独自のレシピを開発することに成功しました。一般的なジンの数倍の量のボタニカルを使ったレシピが織りなすフレーバーは、「飲む香水」と謳うにふさわしい華やかさを演出し、日々の様々なシーンを彩ります。


世界初の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』


東京都内では3箇所目となる蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所 by The Ethical Spirits & Co.』は、エシカル生産及び消費に特化した世界初の再生型蒸留所として、日本酒製造蔵やビール製造蔵と協業し多様な未活用原料を用いて蒸留酒を生産していきます。

< 1F エシカル・スピリッツ オフィシャルストア >
[画像8: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-d94a30e119da689a7802-5.jpg ]

エシカル・スピリッツが展開するクラフトジンを購入いただけます。ボタニカルについての説明や、これまで蒸留してきたジンの ”香り” をお楽しみいただくことができます。
Instagram:https://instagram.com/ethicalspirits_jp

< 2F Bar&Dining「Stage by The Ethical Spirits & Co.」>
[画像9: https://prtimes.jp/i/54781/75/resize/d54781-75-7e4b6aea3351023e2ab8-4.jpg ]

エシカル・スピリッツが展開するジンを使ったオリジナルカクテルや、それぞれの味わいに合わせて開発したフードメニューなどを提供する Bar&Dining としてオープン。
公式Instagram:https://www.instagram.com/stage_ethicalspirits/

代表取締役CEO:小野力
共同発起人:山本 祐也、魚住 りえ、加藤 咲、山口 歩夢
所在地:〒111-0051 東京都台東区蔵前3-9-3-4F
創業:2020年
事業:酒類(スピリッツ)の企画・製造及び販売
取得免許:スピリッツ製造
コーポレートサイト:https://ethicalspirits.jp/
公式通販サイト:https://shop.ethicalspirits.jp/
Instagram:https://instagram.com/ethicalspirits_jp
Twitter:https://twitter.com/ethical_spirits
Facebook:https://www.facebook.com/ethicalspirits

※1 森林総合研究所が開発した木材中の繊維を糖化・発酵する技術を活用し、民間事業者が商品化する「木の酒」として世界初
※2 令和4年度 森林・林業白書
※3 自社調べ(再生型蒸留所として / 2020年9月 時点)




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