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ザイリンクスと Xylon 社、大型車両にも対応可能な 6 台のカメラを接続出来るlogiADAK 車載用ドライバー アシスタンス キットを発表

PR TIMES / 2014年2月19日 16時30分

アプリケーション用ソフトウェアやリファレンス デザイン、IP インテグレーション機能を備えたlogiADAK Zynq-7000 All Programmable SoC 車載用ドライバー アシスタンス キット

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDQ : XLNX) と Xylon 社は 2 月 11 日 (米国時間)、logiADAK Zynq(R)-7000 All Programmable SoC 車載用ドライバー アシスタンス キットを発表した。これはザイリンクス、Xylon 社およびエコシステム パートナーである eVS (Embedded Vision Systems) 社と DDC (Digital Design Corporation) 社が共同開発したものである。OEM 自動車メーカーとTier 1 (一次請け) 車載用エレクトロニクス サプライヤー企業がこのキットを利用すれば、最大 6 台のカメラを備えた ADAS (高性能ドライバー アシスタント システム) をすばやく実現することが可能になる。logiADAK 車載用ドライバー アシスタンス キットについて詳しくは、ドイツのニュルンベルクで 2 月 25 日から27 日まで開催される 「Embedded World 2014」でザイリンクスのブース (スタンド 1-205) で展示する。

このキットは内容を強化した車載用ドライバー アシスタンス キットで、箱から出したらすぐに利用できる開発プラットフォームである。ADAS向けアプリケーション用ソフトウェアやリファレンス デザインも提供されるので、テスト車両への実装やデモンストレーションもすぐに可能となる。カスタマイズ可能なリファレンス デザインには、カメラ ベースの ADAS の開発に利用できる評価 IP コアやデザイン フレームワークも含まれるため、顧客が開発済みの既存ソフトウェアや IP (知的財産) なども容易に統合することが可能である。

logiADAK プラットフォームはザイリンクスの Zynq-7000 All Programmable SoC をベースとしているため、AEC-Q100 規格の要件を超える過酷な温度条件や品質要件に対応しつつ、リアルタイム パフォーマンスが可能な機能を実現できる。すべての品質検査をクリアしたザイリンクス Automotive (XA) Zynq-7000 All Programmable SoC 製品は、すでに顧客からの受注を開始している。

logiADAK Zynq-7000 All Programmable SoC 車載用ドライバー アシスタンス キットは、次のような ADAS アプリケーションに対応している。


● 大型の商用車や特殊車両用のニーズに対応可能な、最大 6 台の 1 メガピクセルカメラを用いた 360 度 3D サラウンド ビュー モードおよび鳥瞰モード

● 歩行者検知インジケータなど、カスタマイズ可能なビュー モードを豊富に備えたリアビュー カメラ

● 歩行者/車両検知による衝突回避機能を備えた前方カメラ

● 車線逸脱警告

● オプティカル フローによるブラインド スポット検知


ザイリンクスの車載セグメント担当ディレクターであるニック ディフィオーレ (Nick DiFiore) は、「ザイリンクスは車載用エコシステム パートナー企業と協力し、マルチカメラ システム開発の期間短縮と効率化を実現しています。1 メガピクセル カメラを最大 6 台までサポートすることは、大型車両においては必須条件になります。また、前方カメラによる衝突回避やアシスタント機能にサラウンド ビューを組み合わせてひとつの統合ソリューションにする場合にも必要になります」と述べている。

Xylon 社の創業者で CEO であるダヴォール コヴァチェツ (Davor Kovačec) 氏は、「このキットはザイリンクスの Zynq-7000 All Programmable SoC をベースとし、リアルタイム ADAS に最適化された開発プラットフォームです。自動車メーカーや車載エレクトロニクス サプライヤーがこのキットを利用すれば、ハードウェア/ソフトウェア IP をハイ パフォーマンスでリプログラミングができる SoC と組み合わせることが可能となるため、他に類のない差異化されたドライバー アシスタンス アプリケーションを生み出すことができます」と述べている。

Zynq-7000 All Programmable SoC は、ザイリンクスの業界をリードする 7 シリーズ FPGA テクノロジに ARM(R) デュアルコア Cortex(TM)-A9 MPCore(TM) プロセッシング システムを緊密に統合したデバイスであり、高度に統合され、インテリジェントかつ最適化された柔軟なハードウェア/ソフトウェア ADAS システムを短期間で開発することができる。

■供給体制
logiADAK Zynq-7000 All Programmable SoC 車載用ドライバー アシスタンス キットは、ザイリンクス アライアンス プログラムのプレミア メンバーである Xylon 社のサイト (www.logicbricks.com/Solutions/Xylon-ADAS-Development-Kit.aspx) で購入可能である。

■Xylon 社について
Xylon 社は FPGA デザインに特化したエレクトロニクス企業である。1995 年に創業し、エンベデッド グラフィックス、ビデオ、ネットワーキングの分野において傑出した知的財産プロバイダーのひとつに成長した。詳しくは、www.logicbricks.com を参照されたい。

■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP とともに提供することで、プログラマブル ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。

※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Vivado、Zynq、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。ARM、Cortex、MPCore は EU およびその他の国での ARM の登録商標および商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。


■下記のザイリンクス株式会社ウェブサイトもご参照ください。
・トップページ : http://japan.xilinx.com/index.htm
・プレスリリース (日本語) : http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/
・このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2014/kits/logiadak-automotive-driver-assistance-kit.htm

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