ジンバブエに太陽光ランタン330個
PR TIMES / 2024年3月13日 12時15分
照らすのは子どもたちの未来!パナソニック ホールディングス株式会社の「無電化地域の未来を照らす~LIGHT UP THE FUTURE~」により330個の太陽光ンタンが子どもたちの手に渡りました。
教室に屋根がないから雨が降ったら授業は中止。家でも勉強したいのに明かりがないから勉強できない。日本では考えられないようなことが、学校環境の整備や電気の普及がまだ進んでいないジンバブエの村々では起きています。ADRA Japanはジンバブエ北部のニャミニャミ地区において、住民と共に校舎を建て、子どもたちに太陽光ランタンを配付する活動を進めています。この活動に賛同をいただいたパナソニック ホールディングス株式会社が、太陽光ランタン330個を寄贈してくださいました。勉強への意欲ある子どもたちが学習時間を増やし、自分たちの未来を切り拓いていくことに期待が高まっています。
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パナソニック ホールディングス株式会社より、子どもたちの未来を照らす太陽光ランタン330個の寄贈を受けました。
ジンバブエにおける子どもたちの学校環境の整備に取り組む国際NGO ADRA Japan (アドラ・ジャパン、 所在地:東京都渋谷区神宮前1-11-1 理事長:柴田俊生) は、パナソニック ホールディングス株式会社(代表取締役社長執行役員グループCEO: 楠見 雄規 大阪府門真市大字門真1006番地)より、電気が通っていない村でも太陽光で使える太陽光ランタン330個の寄贈を受けました。2024年2月27日には、太陽光ランタンを受け取る子どもたちが通う中学校で寄贈式を執り行いました。寄贈式には、教育関係者をはじめ保護者や地元の小学生も見学に集まり、活気に満ちた式典となりました。
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太陽光ランタンを受け取った生徒たちは、満面の笑みを浮かべ、「暗くなっても家で勉強できる!」と勉強への意欲を示していました。
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ジンバブエは、2000年代後半に見舞われたインフレに加え2020年に始まった新型コロナウィルスの感染拡大が、国の社会経済に大きな打撃を与えました。成長路線に乗りつつある近隣のアフリカ諸国と比べ、多くの課題を抱えており、教育、保健、水・衛生、食糧・栄養、生計向上とさまざまな分野の支援が必要となっています。
特にジンバブエの地方では、学校環境の整備が進んでおらず、茅葺屋根に覆われただけの教室や屋根もない青空教室が主流でした。そのため天候により授業の実施が左右され、さらには野生動物の襲来により生徒の身に危険が及ぶこともあります。
ADRA Japanは、2008年のコレラ大流行時の緊急支援からジンバブエでの活動を開始し、現在は子どもたちの教育環境の改善を目指して、日本NGO連携無償資金協力のもと、2022年度より3か年にわたり、ジンバブエ北部の西マショナランド州ニャミニャミ地区において、3つの地域を対象に住民参加型学校開発事業に取り組んでいます
これまでに、ゴクウェ地区では2013年から2022年の9年間で14の小中学校に24 校舎 (48教室)を建設し、延べ4,800人の子どもたちが勉強をすることが出来ました。また、ニャミニャミ地区では、2022年から2024年の3年間で 3つの小学校で6校舎(12教室) を建設し 900人に上る子どもたちが学んでいます。
今回ソーラーランタンを提供してくれた、「無電化地域の未来を照らすプロジェクト~LIGHT UP THE FUTURE~」を実施するパナソニック ホールディングス株式会社の創業者である松下幸之助氏は、かつて浮かない顔で電球を磨いていた社員にこう声をかけたことがあったそうです。「夜が暗いと子どもが勉強できへんやろ。あんたが磨いているんは電球やない!子どもの夢を磨いているんや!」
ADRA Japanも、松下幸之助氏の想いを受け継ぎ、ジンバブエの子どもたちがこれからも自分の夢を磨いていけるよう、活動を続けてまいります。
パナソニック ホールディングス株式会社様、私たちADRA Japanの活動を支えてくださる支援者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
■■■認定NPO法人 アドラ・ジャパンについて■■■
アドラ・ジャパン(ADRA Japan)は、世界中約120ヶ国に支部を持つ世界最大規模の国際NGO、ADRAの日本支部です。各国ADRA支部や国連等のパートナー団体と連携し、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに人種・宗教・政治の区別なく、紛争や自然災害の被災地また途上国において、一人ひとりに寄り添い、自立を助ける支援に取り組んでいます。
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