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フェンディ、環境の持続性の最高基準を満たす「フェンディ ファクトリー」プロジェクトを発表!

PR TIMES / 2020年11月26日 8時45分

FENDI LAYS THE FOUNDATION STONE OF FENDI FACTORY



[画像1: https://prtimes.jp/i/3876/108/resize/d3876-108-939665-0.jpg ]

イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、「フェンディ ファクトリー(FENDI Factory)」プロジェクトを発表し、トスカーナ(Toscana)州の田園地帯中心部に位置し、フィレンツェ(Florence)にも近いバーニョ・ア・リーポリ(Bagno a Ripoli)に礎石を敷設いたしました。環境の持続性と社会的責任に対するフェンディの継続的な取り組みを強調する、新しいエクセレンス(卓越性)の柱を構築いたします。

画期的な「フェンディ ファクトリー」の設立を記念し、チェアマン兼CEOのセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)は、建設現場に1本の木を植樹しました。植樹されたトルコ樫の木は、様々な文化において、美徳、尊厳勇気の象徴とされています。さらに、トルコ樫の木は現地の生物多様性(バイオダイバーシティ)を讃えるものであることから、本プロジェクトにおいて重要な役割を果たします。

フェンディは、2018年8月からこのエリアを整備し、工事現場の準備を進めてまいりました。ミラノを本拠とする建築事務所、ピウアーチ(Piuarch)社によって設計された「フェンディ ファクトリー」の面積は、東京ドームおよそ2個分に相当する8ヘクタール。かつてのブルネレスキ窯(Fornace Brunelleschi)の敷地跡、13,000平方メートルを占めます。

フェンディのチェアマン兼CEOセルジュ・ブランシュウィッグは、次のように述べています。「イタリアは、伝統、歴史、美そして何よりもエクセレンス(卓越性)の代名詞です。フェンディは“メイド・イン・イタリー”そのものに投資し、クラフツマンシップ、職人たちのサヴォアフェール、そして手仕事の力というコアバリューを発揮するチャンスを逃しません。専門知識と実験こそ、我々のマーケティング活動と企業文化を支える要素なのです。フェンディでは、この高レベルの伝統を維持し伝達していくことが、次世代を育てる基盤になると信じています。我々は自分たちのルーツも、またバーニョ・ア・リーポリにおけるこの新しい一章にも大変誇りを持っています。こうしてフェンディの従業員にサステナブルでやさしい働く環境を提供できるのですから」

「フェンディ ファクトリー」は、インドアとアウトドアの境界線を曖昧にし、一連の正方形と階段でつながれた建物が異なる階にわたって配置され、何よりもトスカーナ丘陵の自然な景観の中に調和して溶け込んでいきます。多くの巨大なガラス製の壁を通して日光がたっぷりと差し込み、機能的、かつ効率的なファクトリーは、職人が自分のスキルとクリエイティビティを発揮する、健康的な職場となります。比類なき効率を追求し実現するこのフェンディの新工場「フェンディ ファクトリー」は、様々な生産エリア、オフィス、倉庫などを擁し、ヒトとモノが容易に循環する合理的なスペースが確保されます。

イタリアのステファノ・パトゥアネッリ(Stefano Patuanelli)経済開発相は、次のように述べています。「バーニョ・ア・リーポリのフェンディ ファクトリー建設の始動は、MiSEが推進する開発合意の重要性を目の当たりにすることとなるでしょう。MiSEは技術変革の過程の中で、当地の企業を支援すると同時に、生産に従事する人々のスキルを保護し、さらに現地の既存の工場の再転換をも確保するのです。訓練や研究開発(R&D)への投資を奨励することは、実は、MiSEの推進する施策のひとでもあり、また、4.0トランジション(移行)計画を通じて実施しているメインな戦略のひとつなのです。フェンディのような歴史的背景を持つファッションブランドは、世界に向けてイタリアの卓越性を発信しています。また経済成長、並びに国際市場におけるイタリアの存在感を促進するのに、このセクターは戦略的な貢献をしています。それは、この業界の製品の信憑性とクラフツマンシップの支援と同じく、基本的なことなのです。私たちの生産構造の課題は、“メイド・イン・イタリー”とイノベーション、テクノロジーとデジタル化を組み合わせ、新旧のノウハウ、古代の手作りの技巧、“4.0トレーニング”をうまく融合させながら、常に環境の持続可能性に注意を払うことです」

さらに、トスカーナ州知事 エウジェニオ・ジアニ(Eugenio Giani)は、次のように宣言します。「フェンディと私たちとの絆は強力で、しっかりと根付いています。今日、ひとつの歴史的なブランドを統合するために、成長の見通しを再開し、かつてのブルネレスキ窯のような歴史的な工業用地の再転換をもたらす国家プログラムに共同融資できたことを誇りに思っています。私たちは、MiSEのリソースを解放し、皮革製品と革新的なテクノロジーの使用に焦点を当て、そこからさらに職を倍増させる見込みのある新しい雇用のシーズンを開くための開発合意を誇りに思っています」

ダリオ・ナルデッラ(Dario Nardella)フィレンツェ市長は、次のように述べています。「フェンディの新たな施設の建設はフィレンツェという都市だけでなく、そこからさらに広がる地域にも絶対的なインパクトをもたらすニュースです。旧ブルネレスキ窯とこのエリアを、テクノロジーと雇用進展を通して組み合わせたものであり、実際、就業者数が2倍に増加しています。これはすごいプロジェクトなのですが、実はまさに、“グレイターフローレンス”での操業に誇りを持っているという理由だけで、支持と期待がさらに高まる素晴らしいプロジェクトなのです」

「カパヌッチア(Capannucia)の新たなフェンディ施設建設工事の開始は、今日のような複雑な状況の中、未来への希望の波です」と明言するのは、バーニョ・ア・リーポリ市長、フランチェスコ・カシーニ(Francesco Casini)氏です。「本プロジェクトは、質の高い投資を実現したい人々にとって、いかにバーニョ・ア・リーポリがすばらしいチャンスのある地域であるか、さらにフィレンツェとトスカーナで人々が何を行うか、いかに素晴らしく行うか、迅速、かつ確実なタイミングで民間企業と公共部門が有益なコラボレーションを果たせることを新たに示しています。繰り返しになりますが、この介入により持続可能な開発への道が開かれ、ファッション業界の主要グループのひとつが、フィレンツェを望むキャンティ(Chianti)地方の美しさにどっぷりと浸れる、新しい生産工場を持つことができるのです。そして、トスカーナ州全体とフィレンツェ地域の経済と雇用に、めざましく重要なインパクトを与えるのです。しかも、これらすべては、新しい土壌を消費するのではなく、むしろ放棄され、劣化し、不法占拠された工業用地を回復させて行います。長く環境上の緊急事態を呈してきた土地が、特別なチャンスへと置き変えられていくのです」

ローマを代表するラグジュアリーブランドのサステナビリティへの継続的な取り組みに沿って、「フェンディ ファクトリー」は権威あるLEEDプラチナ認証を目指します。工場周囲も内壁もガラス製なので日光を遮ることがなく、従業員はトスカーナの田園地帯と、地元のさまざまな植生を再現する完璧な設計の中庭を穏やかに眺めることができるのです。

「フェンディ ファクトリー」を環境に溶け込ませるため、各建物の外壁ガラスは、トスカーナ丘陵の色合いを反映し、当地の古代の伝統を讃えるため、特徴的なアースカラーの土とコンクリートを自然にマッチさせるようにしています。さらにフェンディは、同敷地内にある幼稚園の向かいに公園も造設しました。遊び場や広々としたベンチが備えられ、「フェンディファクトリー」の景観と同じく生物多様性(バイオダイバーシティー)のアプローチに従った、可能な限り、自然の効果を得るための在来の植物種と植物の成長に特化させたいくつかのエリアを備えています。

「フェンディ ファクトリー」は、2022年開業予定です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/3876/108/resize/d3876-108-688725-4.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/3876/108/resize/d3876-108-163922-3.jpg ]


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