ServiceNowと富士通、クロスインダストリー向けの革新的なオファリングの提供に向けた戦略的パートナーシップを発表
PR TIMES / 2024年5月8日 10時45分
※本資料は、2024年5月7日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. および富士通株式会社が発表した報道資料の抄訳版です。
ServiceNow(NYSE:NOW)と富士通株式会社(以下、富士通)は、ServiceNowのデジタルビジネス向けプラットフォームと富士通の様々な業界に関する専門的な知見を組み合わせた、クロスインダストリーに社会課題を解決する「Fujitsu Uvance( https://activate.fujitsu/ja/uvance )」の革新的なオファリングの提供に向けた新たな戦略的パートナーシップを、2024年5月7日に発表しました。両社は、2024年後半に開設する「Fujitsu-ServiceNow Innovation Center」を通じて、世界中のお客様のDXおよびカスタマーサクセスに注力し、より多くの価値を提供します。
近年、ITサービスの導入が進む一方で、様々な企業でいまだに手作業での業務や部門ごとに最適化されたレガシーシステムの運用が残っています。これらに限られたリソースで対応することが招く業務遅延やサービス品質の低下が課題となっており、その対応が急務となっています。そこでServiceNowと富士通は、サイロ化した業務システムやアプリケーション、複雑なビジネスプロセスを合理化するために自動化の推進を進めます。両社はまず製造分野に向け、エンジニアリングチェーンマネジメント(ECM)とサプライチェーンマネジメント(SCM)の業務全体を管理し、業務データの連携や業務プロセスを統合するプラットフォームを「Fujitsu Uvance」のオファリングとして提供することで、お客様の業務効率化とデータドリブン経営の実現に貢献します。
クラウドサービスにおいて定期的にリリースされる新機能をフル活用するには、継続的に利用環境を見直し、改善し続けることが重要です。両社は、プラットフォーム活用から戦略立案まで継続的な改善を支援する富士通のアドバイザリーサービスである「Fujitsu Customer Advisory and Support Excellence」(CASE)と、ServiceNowの包括的な価値を加速するソリューションである「ServiceNow Impact」を組み合わせ、お客様が利用するServiceNowプラットフォームの価値を最大化する新オファリングを提供します。Impactのグローバルなサービス展開、ツール、知識から得られた洞察は、CASEのプロフェッショナルサービスを通じて、お客様のServiceNowプラットフォームへシームレスに適用することができるようになります。新オファリングは2024年後半にグローバルで提供開始する予定です。
富士通は、全世界で約12万4千人の従業員がServiceNowプラットフォームを利活用しており、さらなる業務の効率化と自動化に取り組み、そこから得られた知見を革新的なオファリング開発へと繋げ、お客様への価値還元を拡大していきます。例えば、社内ヘルプデスクの業務において富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」やServiceNowの「Now Assist」などの生成AI機能によりオペレーターの対応を分析し、応答内容からQ&A集を自動生成したり、応対履歴の傾向分析からトラブルを予測したりすることで、インシデント件数を約30%削減する取り組みを行っています。
ServiceNowと富士通は、パートナーシップをより強固なものにし、イノベーションの創出を加速させるため、Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(神奈川県川崎市)に「Fujitsu-ServiceNow Innovation Center」を2024年後半に開設します。両社はこの拠点を中心に、お客様向けの新たなオファリングに関して協業し、販売から、マーケティング施策の実施、デリバリー、相互人材育成を推進し、より高品質なカスタマーサクセスの実現を目指します。
ServiceNow 会長兼CEO Bill McDermott(ビル・マクダーモット)のコメント
世界中の企業は、イノベーションを加速させるためにリソースを有効活用するデジタル・ビジネスモデルを必要としています。これは、富士通とのパートナーシップにとって大きなチャンスです。ServiceNowの革新的なAIファーストのプラットフォームと、富士通の業界に関する深い知見とグローバルでの展開は、お客様に素晴らしい価値をもたらし、最も複雑な業務上の課題を成長の機会へと変貌することでしょう。
富士通株式会社 執行役員副社長COO 高橋 美波のコメント
富士通はこれまでServiceNowプラットフォームを活用し様々な業務課題、社会課題の改善に取り組んできました。今回、ServiceNowとの戦略パートナーシップ締結により、生成AIをはじめとする両社のテクノロジーと実践知がより高度に融合され、富士通が掲げるマテリアリティの一つである「デジタル社会の発展」に向けた両社の取り組みは、より緊密に強化されることとなります。このパートナーシップを通じて新たに生み出されるクロスインダストリーオファリングは、より多くのお客様と社会へ価値を提供していきます。
富士通は、ビジネスを変革する同社の広範なソリューションとサービスが評価され、2024年にはServiceNowによる「RiseUp with ServiceNow Worldwide Partner of the Year」に選ばれたほか、APAC地域の複数のパートナーアワード( https://www.servicenow.com/blogs/2024/announcing-servicenow-partners-year )を受賞しています。
関連リンク
富士通のServiceNow紹介サイト
https://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/servicenow/
ServiceNowと富士通のパートナーシップの詳細については、こちら( https://www.servicenow.com/partners/partner-finder/fujitsu-services-limited.html )をご覧ください。
以上
ServiceNowについて
ServiceNow(NYSE:NOW)のクラウド型プラットフォームとソリューションは、組織のデジタル化と統合を推進し、よりスマートで、迅速かつ優れたワークフローの構築を支援します。その結果として、従業員はお客様とのつながりを深め、革新性とアジリティを高めることができ、誰もが描く将来のあり方を実現することができます。
詳細はこちらをご参照ください www.servicenow.com/jp/
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お問い合わせフォーム: https://www.servicenow.com/jp/contact-us.html
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