「大相撲と日本刀」展 8月28日まで開催中
PR TIMES / 2017年7月21日 10時40分
名横綱の日本刀、帯刀姿の力士を描いた錦絵など 大阪歴史博物館
産経新聞社などは、大相撲にゆかりのある日本刀にスポットを当てた「大相撲と日本刀」展を8月28日(月)まで大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開催しています。相撲における日本刀の意味などに着目し、相撲文化の知られざる一面を紹介するもので、各種展示のほか、最強力士総選挙や芝田山親方(元横綱大乃国)トークショーなど、イベントも盛りだくさんです。
大相撲の世界において日本刀は、力士の地位や権威を示す象徴としての役割を果たしており、そのなかには、歴代の横綱たちが土俵入りに使用した太刀のように、当時の名だたる刀匠によって製作されたものがありました。
本展は、歴代の名横綱が所持した太刀など、大相撲にゆかりのある日本刀にスポットを当てながら、刀匠の技術や刀剣美、相撲における刀剣の意味などを紹介しています。あわせて、横綱の化粧廻しや相撲絵など相撲関係資料、大阪歴史博物館が収集してきた大阪相撲に関する資料も展示し、公益財団法人日本相撲協会の源流の一つである大阪ゆかりの相撲集団の歴史についても触れる機会としております。
【主な展示品】
江戸大相撲生写之図(えどおおずもうせいしゃのず)左隻
享和~文化年間(1801~18年) 相撲博物館蔵。展示期間:7月31日まで。
横綱谷風梶之助(たにかぜかじのすけ)など天明8年(1788)頃の強豪力士たちが描かれています。二本差し(帯刀)の力士と脇差のみの力士を描き分け、また、隻眼(せきがん)の力士として知られる柏戸勘太夫(かしわどかんだゆう)の顔もその通りに描くなど、当時の力士たちの姿を忠実に描いたものと言われています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22608/122/resize/d22608-122-405020-0.jpg ]
横綱白鵬翔 土俵入り太刀
金梨子地塗三つ葵紋蒔絵太刀拵(きんなしぢぬりみつあおいもんまきえたちごしらえ)
個人蔵 長さ75.6cm 反り1.6cm。展示期間8月2日~28日。
白鵬関夫人の出身地である徳島県の後援会の依頼を受け、奈良県の無形文化財保持者・月山貞利(がっさん・さだとし)刀匠が製作した太刀です。月山派の独特な地肌である「綾杉肌(あやすぎはだ)」に上品な直刃(すぐは)を焼き上げた作で、鍛肌(きたえはだ)と刃文が交ざりあい、微妙な景色となっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22608/122/resize/d22608-122-935196-1.jpg ]
【スペシャル企画】
1. 相撲の歴史が変わった一戦
前人未到の双葉山69連勝、大鵬×柏戸、北の湖×輪島、貴花田(当時)×千代の富士など、大相撲の歴史に残る24のシーンを写真パネルで紹介。あの歓声が脳裏に甦ります
2. 最強力士総選挙
第40代横綱・東富士から第72代横綱・稀勢の里まで戦後の横綱と、伝説の大関・雷電、横綱・双葉山など35人の強者の中から“最強”の力士を来場者の投票で決定する。会場で配布する投票用紙に「一番強い」と思う力士を1人投票。投票は8月7日(月)まで。同9日(水)に結果発表。希望する報道機関には8日午後にお知らせします(9日以降解禁)
3. 芝田山親方トークショー
芝田山親方(元横綱大乃国)が、相撲人生や本展に出展の自身の化粧まわしや刀剣についてのエピソードなどを語ります。8月5日(土)午後2時~3時、同館4階講堂
4. 刀匠・藤原兼房さんトークショー
横綱・稀勢の里の土俵入り太刀を鍛えた第25代藤原兼房さんが、日本刀の魅力や大相撲との関わりについて話します。8月12日(土)午後2時~3時(開場は午後1時30分)。同館4階講堂
5. プレートの「銘切り」
全日本刀匠会理事の赤松伸咲さんが、真鍮(しんちゅう)のプレートに希望の文字(6文字以内)を、「打ち鏨」技術で刻みます。職人の手作業のため枚数限定。7月22・23日、8月26・27日いずれも午前10時~午後4時30分。同館6階ミュージアムショップ
【「大相撲と日本刀」展の概要】
会期:8月28日(月)まで(毎週火曜日休館。ただし8月15日(火)は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで延長、入館は30分前まで)
会場:大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4-1-32)6階特別展示室
観覧料:大人1000円、高校・大学生700円
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
※本展は大阪市内在住の65歳以上の方も大人料金が必要
展示資料数:約150点(会期中に展示替えを行います)
主催:大阪歴史博物館、産経新聞社、サンケイスポーツ、一般社団法人全日本刀匠会事業部
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