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科学的・分子レベルで解明されつつあるカロテノイドの生理作用を詳述した書籍『カロテノイドの科学』が発売。

PR TIMES / 2024年3月22日 16時40分

カロテノイド科学について纏めた数少ない専門書!



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117216/127/117216-127-913f7c0fe33e661e9474abc4b19922ac-640x360.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

ファインケミカル・食品などの技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『カロテノイドの科学 ―基礎,研究の新展開,生理活性―』(監修:高市真一/東京農業大学)を2024年3月19日に発刊しました。
定価は税込64,900円(本体価格59,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9387
・刊行にあたって
 21世紀に入りいくつかのカロテノイドの動物やヒトに対する生理作用が科学的・分子レベルで解明されはじめた。これがサプリメントの使用につながった。ただしあるカロテノイドの生理作用について他のカロテノイドと十分な比較検討ができていない例もある。
 本書は最新のカロテノイド科学をまとめたもので,第1編で基礎的なカロテノイドの分布や合成経路,単離や分析方法を解説する。第2編ではカロテノイドの関連分野につながる新しい基礎的な研究をいくつか紹介する。カロテノイド関連の研究のブレークスルーになる可能性がある。第3編では動物やヒトに関連したいくつかのカロテノイドの生理活性を解説する。医療的な手法に使われたり,抗酸化活性などのエビデンスに基づいたサプリメントに使われたり,またその基礎研究がなされている。本書がカロテノイド研究のさらなる発展の一助となることを願っている。(本書「はじめに」より抜粋)
・著者
高市真一   東京農業大学
眞岡孝至   (一財)生産開発科学研究所
新藤一敏   日本女子大学
藤井律子   大阪公立大学
出羽毅久   名古屋工業大学
近藤政晴   名古屋工業大学
川崎信治   東京農業大学
豊島拓樹   東京農業大学
作道 隆   国立感染症研究所
川田紘次郎  東京大学
伊藤晋作   東京農業大学
吉澤 晋   東京大学
蓮沼誠久   神戸大学
石原大地   早稲田大学
長島 綾   早稲田大学
梅野太輔   早稲田大学
竹村美保   石川県立大学
古林真衣子  (国研)産業技術総合研究所
本田真己   名城大学
井上拓郎   カゴメ(株)
加藤雅也   静岡大学
馬 剛    静岡大学
張 嵐翠   静岡大学
尾花 明   聖隷浜松病院アイセンター;浜松医科大学;大阪公立大学;島根大学
細川雅史   北海道大学
高谷直己   北海道大学
真鍋祐樹   京都大学
菅原達也   京都大学
前多隼人   弘前大学
内藤裕二   京都府立医科大学
西田康宏   富士化学工業(株)
桑原大知   ENEOSテクノマテリアル(株)
平澤和明   ENEOSテクノマテリアル(株)
・目次
【第I編 カロテノイドの基礎研究】
第1章 カロテノイド合成生物におけるカロテノイド分子種と生合成経路の分布
第2章 動物におけるカロテノイドの分布―食物連鎖,代謝,機能
第3章 カロテノイドの抽出,精製,同定方法と問題点
第4章 カロテノイドの機器分析:NMR,MS,CD分析

【第II編 カロテノイド研究の広がり】
第5章 光合成系におけるカロテノイドの役割
第6章 人工光合成:カロテノイドを利用した光エネルギー変換系
第7章 微細藻類から発見された水溶性のアスタキサンチン結合タンパク質-AstaP
第8章 カイコの遺伝資源を利用したカロテノイドの体内輸送を担う分子の同定
第9章 カロテノイド由来の植物ホルモン―ストリゴラクトンとアブシジン酸
第10章 レチナールと種々なロドプシンの機能
第11章 微生物によるカロテノイド高生産とメタボローム解析の応用
第12章 進化分子工学とカロテノイド
第13章 大腸菌によるカロテノイドの生合成
第14章 非天然C50・C60カロテノイドの生合成工学

【第III編 カロテノイドの生理活性と応用展開】
第15章 リコペン異性体:異性化方法と体内吸収性・生理活性
第16章 リコペンの前立腺がん予防作用・血中脂質改善作用
第17章 カンキツ果実におけるβ-クリプトキサンチンの生合成機構およびヒトへの機能性
第18章 ルテイン,ゼアキサンチンの眼における働き
第19章 褐藻フコキサンチンの非アルコール性脂肪肝炎予防効果と生体利用率の向上
第20章 緑藻シフォナキサンチンの機能性に関する基礎研究
第21章 パプリカのカロテノイドのヒトへの生理活性
第22章 アポカロテノイドの動物細胞への生理活性
第23章 アスタキサンチンの機能性に関する基礎研究
第24章 ヘマトコッカス藻のアスタキサンチン生産とヒトへの種々な生理活性
第25章 パラコッカス菌を用いたカロテノイドの商業生産と飼料への用途展開

本商品のカタログは下記からダウンロードできます。
https://www.cmcbooks.co.jp/upload/save_image/02281054_65de924f839c3.pdf


【本件に関するお問合せ先】
株式会社シーエムシー出版 宣伝部
E-Mail:info@cmcbooks.co.jp TEL:03-3293-2061 FAX:03-3293-2069
https://www.cmcbooks.co.jp/

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