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米スタートアップOishii Farm Corporationへの出資について

PR TIMES / 2024年2月28日 10時45分

三菱食品株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:京谷裕、以下「三菱食品」)は、米国でいちごを中心とした受粉作物の植物工場を展開するスタートアップ企業であるOishii Farm Corporation (所在地:米国ニュージャージー州、共同創業者 兼 CEO: 古賀大貴、以下「Oishii Farm」)に対して、このたび5百万米ドルの出資を行ったことをお知らせいたします。



当社は「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスに掲げ、わが国における食のインフラを支える事業基盤強化はもちろんのこと、新しい機能の獲得や新規の事業領域への取り組みについてはスタートアップ企業とのオープンイノベーションを積極的に推進しております。
特に、世界の食糧事情を考えるとデジタルテクノロジーを駆使した食糧調達の安定化は不可避であり、Oishii Farm社が挑戦しているアグリテックは一つの解であると確信しております。

Oishii Farm社は、米国ニュージャージー州に拠点を置くスタートアップ企業であり、技術的に最も難易度が高いと言われるいちごを、完全閉鎖型の植物工場において世界で初めて大規模生産することに成功しております。同社の工場では、日本の高い農業技術とAIなど最先端のデジタルテクノロジーを融合して植物工場に最適な品種選抜や肥培管理、蜂による自然受粉、果実の糖度管理、ロボット収穫などが行われており、年間を通じて価格変動の少ない、均一に高品質ないちごを安定した収量で計画的に生産し、消費者に提供しています。また、いちご以外の受粉農産物にも技術の転用が可能であることから、Oishii Farm社の技術は将来的には地球温暖化など環境変化による収穫量減に課題を抱える農産物の安定供給に貢献するアグリテックであると考えます。さらに、再生可能エネルギーを活用しながら節水・無農薬で作物を栽培するモデルはまさに新しい農業の姿であり、今後米国にとどまらず日本や世界各国でも求められる存在になるものと期待をしております。
弊社としては、同社の社会課題解決に向けた取り組みを支援しながら、将来的に日本を含むアジア各国での展開に向けた市場調査や販売などを通じて、協業を推進してまいります。

<本出資の概要>


出資額:5百万米ドル(約7.2億円)
使 途:植物工場の建設および運転資金

<Oishii Farm社について>


【会社名】Oishii Farm Corporation
【設 立】2016 年 12 月
【所在地】アメリカ合衆国ニュージャージー州
【代表者】共同創業者 兼 CEO 古賀 大貴
【事 業】日本の農業技術(種苗・ハウス栽培・受粉等)とロボティクスや最新のデジタルテクノロジーを活用した植物工場を開発・運営し、いちごを中心とした受粉農作物を生産・販売するスタートアップ企業です。
U R L:https://oishii.com/

<三菱食品について>


【会社名】三菱食品株式会社
【設 立】1925年(大正14年)3月13日
【所在地】112-8778 東京都文京区小石川一丁目1番1号
【代表者】代表取締役社長 京谷 裕
【事 業】国内外の加工食品、低温食品、酒類及び菓子の卸売を主な事業内容とし、さらに物流事業及びその他サービス等の事業活動を展開しております。

[画像: https://prtimes.jp/i/60129/137/resize/d60129-137-ac44dcfe90b665d3c3a0-0.jpg ]


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