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機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」【調査レポート】日本の製造業は創造性向上への時間不足が6割以上と世界最多

PR TIMES / 2024年4月22日 16時15分

~日本は創造性向上への意欲は8割以上と最も高いが、多忙による時間不足が大きな足枷に~

機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」(サービス提供元:株式会社ミスミグループ本社)は、国連総会で制定された国際デーの一つである「創造性とイノベーションの日」(WCID)に合わせ、世界の製造業従事者が創造性向上にどのように取り組んでいるかについて調査を実施しました。
創造性向上について、日本は「十分な時間をとれていない」と答えた割合は61.2%と各国比較の中で最も高く、その要因として3人に1人が「仕事が忙しく取り組む時間がない」と回答しており、一方で「十分な時間をとりたいと思っている」と回答した割合は83.3%と最も高く、総じて日本の製造業は創造性向上には意欲的であるものの業務生産性に課題があることが明らかとなりました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-8cbc2bb576f90e5996ef-0.jpg ]

出典:United Nations (https://www.un.org/en/observances/creativity-and-innovation-day)

創造性とイノベーションの世界デー(WCID)とは


2017年(平成29年)4月の国連総会で制定された国際デーの一つ(英語表記は「World Creativity and Innovation Day:WCID」)。「持続可能な開発」の実施や問題解決における創造性とイノベーションの役割についての意識を高めることを目的として制定されました。「ものづくりに『創造』と『笑顔』を」をミッションに掲げるmeviyもこの国際デーに賛同し、製造業における創造性向上への取り組みについて下記の調査を実施しました。

調査の概要


調査対象 :日本・米国・ドイツの製造業従事者
調査時期 :2024年4月
調査・集計方法 :オンライン上でのアンケート調査
有効回答数 :各国約500件
補足 :本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合があります。

調査結果


1. 創造性向上に取り組む人の割合  ~各国での大きな差異なし
Q. 1自身の創造性(クリエイティビティ)や感性を磨く取り組みをしていますか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-12ee765fcff7c1243bad-1.png ]

創造性向上において日本・米国・ドイツの3カ国で創造性向上に対する取り組む人の割合に大きな差は見られませんでした。日本における具体的な取り組み事例としては「本を読む」、「美術館に行く」、「自然と触れ合う」といった回答が多く、また、製造業従事者らしく「ものづくり・共創活動」といった回答も見られました。

2. 創造性向上に取り組む理由  ~日本は現状の改善の意識が高い
Q. 2自身の創造性(クリエイティビティ)や感性を磨く取り組みを行う理由として当てはまるものを全て教えてください。(Q1にて「はい」と回答した人への質問)
[画像3: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-38e85a08a4af6049652f-2.png ]

創造性向上に取り組む理由の1位はどの国も「スキルアップ」で、2位が「仕事の質向上」でした。一方で、3位は日本では「業務効率改善」、米国・ドイツでは「新しい仕事へのチャレンジ」という結果となりました。この結果から日本は現状を改善したいという意識が高く、米国・ドイツは未来に向けての挑戦意識が高いと考えられます。

3. 創造性向上にかける時間と意識  ~日本の製造業従事者は最も時間がとれていない結果に
Q. 3自身の創造性(クリエイティビティ)や感性を磨く取り組みにかける時間について十分な時間をとれていますか?(Q1にて「はい」と回答した人への質問)
[画像4: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-86e1fb0336362d66e313-3.png ]

創造性向上に取り組んでいる人のうち、日本は「十分な時間をとれていない」と答えた人の割合が61.7%と最も高く、一方で「もっと時間をとりたいと思っている」と答えた人の割合も83.3%と最も高い結果となりました。総じて日本は創造性向上への強い意欲があるにもかかわらず、時間が不足している状況が明らかとなりました。一方、ドイツは「十分な時間が取れている」と答えた人の割合が70.2%と最も高く、すでに創造性向上の取り組みが進んでいることが伺えます。

4. 創造性向上の阻害要因  ~日本人の3人に1人 仕事が忙しく時間がない
Q. 4自身の創造性(クリエイティビティ)や感性を磨く取り組みを阻害するもの、要因を全て教えてください。
(Q1にて「はい」と回答した人への質問)
[画像5: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-6cdf74f972ada441d8e5-4.png ]

創造性向上の取り組みを阻害する要因として日本とドイツは「仕事が忙しく取り組む時間がない」が最も多い結果となりました。一方、米国では「仕事が忙しく体力がない」と回答した人が多くなっています。日本とドイツの回答傾向が似ており、米国では異なる結果となりました。

株式会社ミスミグループ本社 常務執行役員 吉田光伸のコメント


製造業において創造性向上に時間をかけたいと思っている人は、どの国においても多くの割合を占めていました。しかし、仕事が忙しく時間が不足しているという課題は各国共通であり、生産性改革が世界レベルで必要とされているという認識です。世界の製造業が持続的な発展を遂げるためには、生産性改革による「時間創出」が重要なマテリアリティとなることは確実です。
ミスミが提供するmeviy(メビー)はものづくりに携わる人々の様々な非効率を解消することで「時間を創出する」サービスとなります。現在では日本・米国・欧州・中国・アジアとグローバルでのサービス展開を行っており世界最大級のものづくりプラットフォームとなっています。meviyによって創出された時間を活用し、素晴らしいアイデアや商品が生み出されることで持続的な産業の発展に貢献して参ります。
[画像6: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-7e549191a680aeed3b5a-5.png ]


meviy とは


meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現します。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、お客さまの部品調達における非効率を解消するプラットフォームです。3年連続で国内シェアNo.1を獲得、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞し、製造業の生産性向上において高い評価を得ています。海外でのサービス提供も拡大しており、部品調達DXを通じた時間価値をグローバルで提供しています。
meviy Webサイト: https://meviy.misumi-ec.com/
お客さまの声: https://jp.meviy.misumi-ec.com/info/ja/archives/category/case/user_case/
[画像7: https://prtimes.jp/i/12100/166/resize/d12100-166-9f811060ed3b6d7ef0e8-6.png ]


ミスミとは


オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル32万社以上※に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。※ 2023年3月時点

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