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豪州の発電事業に参画

PR TIMES / 2013年2月15日 17時26分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 邦晴)と豪州住友商事会社(本社:豪州シドニー、社長:伊藤 令)(両社合わせて、以下「当社グループ」)は、関西電力株式会社(本社:大阪市北区、取締役社長:八木 誠、以下「関西電力」)と豪州のブルーウォーターズ(Bluewaters)発電所の一部権益を取得し、発電事業運営に参画しました。今後は関西電力と共同で事業運営を進めていきます。




同発電所は、西豪州パースから南に約180キロメートルの場所に位置する、合計出力416MWの同州最大級の石炭火力発電所です。2009年の商業運転開始以降、西豪州に安定した電力供給を行う基幹発電所として、順調な操業を続けています。当社グループは、同発電事業権益をグリフィン・エナジー社(豪州)によるオークションを通じて買収し、最終出資元は当社グループ 100パーセント持ち株子会社Summit Southern Cross Power Holdings Pty Ltd(本社:シドニー)が担います。


当社グループは、2009年に西豪州クウィナナ(Kwinana)発電所(320MW天然ガス焚き複合火力)の権益を取得しており、本件での発電事業権益取得は同州における2件目に当たります。両発電所の出力合計は西豪州の電力系統における電力供給能力の約13パーセント(約80万世帯分の必要電力)を占めるものとなり、当社グループが西豪州電力市場における主要な民間発電事業者となりました。本件の買収によって、当社グループの持分発電容量は合計約6,000 MWに達します。


西豪州は、天然資源が豊富な地域として知られています。豪州は世界第2位の鉄鉱石の輸出量を誇りますが、そのほぼ全量が西豪州で産出されています。鉄鉱石の他にも、LNG、金、原油、ニッケル、アルミナといった天然資源の宝庫であり、国際的に高まる資源需要の追い風を受けて急速な経済成長を遂げています。斯かる資源需要の拡大に伴い、西豪州における電力需要も、今後10年に亘って年間平均約3パーセントの拡大が予測されている有力市場です。当社グループは、かねてより培ったクウィナナ発電所の事業運営ノウハウをブルーウォーターズ発電所の運営にも活かし、両発電所の効率的な運営を通じて、拡大する西豪州電力市場と同社会に対して更に貢献していく所存です。同市場におけるプレゼンスを活かし、事業環境を見極めながら、今後も更なる発電事業の拡大を狙います。 


【参考情報】(画像)

1. 発電所位置図

2. ブルーウォーターズ発電所外観

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