電子回路製作のMR教材を開発 長岡高専にて学生実験等への活用に期待
PR TIMES / 2024年4月20日 15時40分
株式会社Gugenka(代表取締役CEO 三上昌史)は、2024年3月11日(月)に、学生が電子回路の製作をMeta Questを使用したMR(拡張現実)上で学ぶことができるシミュレーションを開発しました。
長岡技術科学大学および国立高等専門学校機構が経営改革促進事業「メタバースの活用と技科大リソースマネジメントによる研究教育システムの価値向上と財政基盤の拡大」の取り組みの一環として、バーチャルリアリティーによる「安全教育」および「学習コンテンツ」のVR教材の活用を目指したものになります。
今回、長岡高専と長岡技大とGugenkaによりバーチャルリアリティーと現実空間とを融合したMR技術により、いままでにない電子回路作成の新しい学習コンテンツが開発されました。長岡高専の学生実験等において活用され、MR技術を用いた新しい学び方として教育効果が期待されます。
Gugenkaが提供するMRプラットフォーム「HoloModels(ホロモデル)」のガジェット機能を活用しています。この機能により企業や学校、自治体向けに短期間、低コストでオリジナルのMRコンテンツを提供することが可能です。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74603/182/74603-182-9d0ca1b1fbcd1e59d1e51024fd6f1578-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■MR上で学べる電子回路の仕組み
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=1kh2Rt6Cx7I ]
▲実際に授業で使われている様子。
電子回路に関する問題が3択で出題され、正解するごとに電子回路の製作に必要なパーツが出現します。出現したパーツはブレッドボードに挿入することができ、電子回路が完成するとランプがつく仕組みとなっており、実際に回路を製作したかのような達成感を体験できます。
不正解の場合は回路が爆発し、問題は途中で中断されます。実際の電子回路を使用した授業は危険が伴うため、MR教材を使用することによって感電や火傷等のケガの心配もなく、安心して電子回路を学ぶことができます。
■矢野 昌平先生からのコメント
このアプリには3つびっくりするところがあります。
先ず1つ目のびっくりするところは、MetaQuest3を装着した際に仮想空間と現実空間とが混じったMR(複合現実)空間を体験するところです。デバイスに多少重さがあるので、目の前に見えている空間がデバイスからの映像なのだと気が付きます。
次にびっくりするところは、今回の目玉である電気回路作成アプリを起動してみて、目の前の空間に電気回路をつくるブレッドボードが表れ、回路作成ができるところです。実際に部品をつまんで回路を作成できます。コントローラを使って操作することもできますが、コントローラ無しで指で実際につかむ動作をすることでも電気回路を作成できます。電気回路の作成なんて、私には無理、プロの人しかできないものと思っていたら大間違いです。アプリの中ではいくつかクイズがあって、それに回答すると、一つずつ電気回路を製作していくことができます。今回は簡単版ということで、回路に電気部品を配置する場所は、自動的に行うようになっていますが、電気回路を選んでブレッドボードの近くまでもっていく動作を行っていると本当に回路を作っている気持ちになります。そしてパーツが回路内の正しい位置に配置されていってカッチとはまるのは気持ちがいいです。
3つ目のびっくりするところ。。。これは秘密にしておいた方がいいですね。回路を作成して成功するとマルチバイブレータ回路が動作し始めLEDが交互に点灯します。自分で回路を作ってみるとそんな体験ができるのが楽しいです。
実際の回路を元に作成されていますので、デバイスに表示される仮想的な回路と現実の回路とを見比べながら回路作成を行うこともできます。これが令和の時代の新しい教育手法だと思います。
■MRプラットフォーム「HoloModels MR」とは
Apple Vision Proへの対応も予定しているコンピューティング及び、MRに「パーソナライズ空間」アプリケーションでリモートデスクトップや3DCGビューワーなどガジェットと呼ばれる様々な機能を複合的に表示できるサービスです。
現在リリースされているベータ版ではスマートフォンAR、Meta Quest 3/Proなどクロスデバイスに対応した3DCGデジタルフィギュア「HoloModels」の機能を使用することができます。
HoloModelsは2017年からサービスをスタートし、100タイトル以上がラインナップされ、キャラクター同士を組み合わせて、コレクションを楽しむことができます。
等身大にしたり、好きなポーズにしたり。デジタルならではの機能も充実!スマホひとつで持ち運びができるから、ご自宅で作成したポーズをお出かけ先で表示して、好きなキャラクターとお出かけできます。
公式サイト▶︎https://xr-marketplace.com/holomodels
■株式会社Gugenkaについて
Gugenkaは日本のIPをXR技術を通じて世界へ発信するXRクリエイティブスタジオです。
デジタルプロダクトECサイト「XMarket」では日本アニメ公式のデジタルフィギュア「HoloModels」や、VRChatなど様々なメタバースで使用できるアバターをスマートフォンだけで作成できる「MakeAvatar」の商品を購入できます。■株式会社Gugenka
会社名:株式会社Gugenka
本社所在地:新潟県新潟市中央区南出来島1-10-7 出来島第一ビル4F
設立:2005年4月
代表取締役CEO 三上昌史(Masafumi Mikami)
取締役CTO & 海外統括:キラ プーン(Kiral Poon)
URL:https://gugenka.jp/
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