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廃食用油回収促進キャンペーン「東京 油で空飛ぶ 大作戦~Tokyo Fry to Fly Project~」の展開及び行政初・東京都の「ACT FOR SKY」加盟による官民の連携強化

PR TIMES / 2024年3月27日 10時15分

東京都は、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤 雅之、以下「日揮HD」)、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役:越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)の3社と連携し、2050年までに世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指して、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の原料となる廃食用油の回収キャンペーン「東京 油で空飛ぶ 大作戦~Tokyo Fry to Fly Project~」(以下「本キャンペーン」)を展開していくことをお知らせします。加えて、東京都は、国産SAFの導入・普及を目指す有志団体「ACT FOR SKY」に行政で初めて加盟し、官民一体となってSAF推進の取組を拡大してまいります。



廃食用油の回収キャンペーン「東京 油で空飛ぶ 大作戦~Tokyo Fry to Fly Project~」


[画像1: https://prtimes.jp/i/65135/191/resize/d65135-191-3bc44fa073982e99eb59-0.jpg ]

 カーボンニュートラルの実現のためには、個人の意識変革や、それに伴う行動変容が不可欠であり、SAFの利用はその有力な手段の一つであると我々は考えています。廃食用油はSAFの原料のひとつであり、家庭から排出される廃食用油の回収を促進することで、個人が直接脱炭素に貢献できる機会を創出しながら、意識変革や行動変容につなげることが本キャンペーンの目的です。
 家庭から排出される廃食用油の回収を行うためには、回収システムの構築や市民への周知など幅広く展開していく必要があり、多くの自治体や企業の協力が不可欠となります。資源循環による脱炭素化社会の実現を目指すFry to Fly Projectは日揮HDが事務局を務め、現時点で100の団体が参加しています。本キャンペーンはFry to Fly Projectに参加する自治体、企業の協力を得て展開してまいります。
 東京は人口1400万人を誇り、日本の中で最も廃食用油の回収ポテンシャルを持つ都市です。「東京 油で空飛ぶ 大作戦」というスローガンの元、官民が一体となって連携することで廃食用油の回収量を最大化し、市民の行動変容につながると期待されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/65135/191/resize/d65135-191-e9b97490dba3a0581852-1.jpg ]

      3月24日に開催された 「国産SAFの取組拡大に向けた発表会」の様子
   (左から、全日本空輸株式会社代表取締役社長 井上 慎一、日揮HD 代表取締役会長CEO 佐藤 雅之、
    東京都知事 小池百合子、日本航空株式会社 代表取締役社長 赤坂 祐二)
[画像3: https://prtimes.jp/i/65135/191/resize/d65135-191-83a48d62bd77b2b76df7-2.png ]

【都内自治体及びFry to Fly Project参加企業によるキャンペーンの取組事例】
(ア)大規模マンションでの廃食用油回収及び住民向け 周知イベントの実施  野村不動産(株)
(イ)ガソリンスタンドでの廃食用油回収  コスモ石油(株)
(ウ)自治体イベントでの廃食用油回収・周知  都内各自治体
(エ)商業施設及び施設イベントでの廃食用油回収・周知  三菱地所(株)、(株) 大丸松坂屋百貨店
(オ)自販機ラッピングによる周知  ダイドードリンコ(株)
(カ)電車内及び駅コンコースでの周知  東京地下鉄(株)
(キ)イベントの実施及び機内誌、SNSなどの媒体による周知  日本航空(株)、全日本空輸(株)、スカイマーク(株)(ク)医療・福祉・保育施設などでの廃食用油回収及び自社メディアによる周知  日清医療食品(株)
(ケ)環境教育メディアでの発信及びSAFを通じた環境学習の実施  (株)アドバコム、(同)サファイアスカイエナジー
行政初、東京都がACT FOR SKYに加盟


 ACT FOR SKYは2022年3月に設立された国産SAFの商用化及び普及・拡大に取り組む有志団体です。脱炭素化の実現に向けて「ACT=行動を起こす」意志を持つ企業が協調・連携し、SAF やカーボンニュートラル、資源循環の重要性を訴えながら市民・企業の意識変革を通じて、行動変容につなげていくことを目指しています。
 東京都は、2023年度から、企業や都内区市町村と連携し、廃食用油回収促進事業を実施しており、2024年度には、廃食用油の回収量のさらなる拡大に加えて、原料としてポテンシャルが高い廃棄物による国産SAF製造についても積極的に後押ししていきます。これらを推進していくため、このたび、ACT FOR SKYへ加盟しました。なお、東京都の加盟により、加盟団体数は38となります。
【ACT FOR SKYロゴ及び加盟団体】
[画像4: https://prtimes.jp/i/65135/191/resize/d65135-191-ae48f385b76bf5a23121-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/65135/191/resize/d65135-191-6363576380fabdc37948-4.jpg ]

                 行政初、東京都がACT FOR SKYに加盟
【東京都廃食用油回収促進事業について】
東京都は、2050年までに、世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指し、持続可能な資源利用への転換を推進しています。航空業界では、2050年カーボンニュートラル達成のため、SAFの調達・使用に取り組んでいますが、原料となるバイオマス等の調達が課題となっています。
SAFの原料となる廃食用油回収の拡大を図り、SAF製造へつなげる新たなサプライチェーン構築を後押しするため、昨年4月に「廃食用油回収促進に係る事業提案」を公募し、提案が採択された日揮HD、コスモ石油、レボインターナショナルの3社と同年8月に協定を締結しました。
詳細は以下リンクをご参照ください。
https://www.jgc.com/jp/news/assets/pdf/20230803.pdf
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/recycle/wastecookingoil


【国内初の国産SAF大規模生産事業について】
日揮HD、レボインターナショナルは、コスモ石油と共同で国内での廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社サファイアスカイエナジーを設立し、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指しています。なお、本事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択※を受けた助成事業です。
※NEDOホームページ: https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html




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