東北地方の被災地で活動する医療者のために医療系方言・オノマトペ(擬音語・擬態語)を収録したiPad専用アプリ『東北医療方言オノマトペ用例集』をリリース

PR TIMES / 2012年10月30日 13時26分



月600万人が利用する日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社 QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、東北地方の被災地で活動する医療者が方言を理解するときの手助けツールとして、東北4県の医療に関する方言やオノマトペ(擬音語・擬態語)を収録したiPad専用アプリ『東北医療方言オノマトペ用例集』をリリースした。すべて無料で利用できる。
 『東北医療方言オノマトペ用例集』は、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所が発行した『東北方言オノマトペ用例集』の最新版(2012年3月版)をもとに、「検索機能」や「しおり機能」など、アプリとして便利な機能を付加している。

ダウンロードはこちらから(iPad専用アプリ)
 https://itunes.apple.com/jp/app/dong-bei-yi-liao-fang-yanonomatope/id560084737?mt=8

【掲載の方言・オノマトペ(擬音語・擬態語)一例】
つぃさつぃさ
意味:よく見えないさま。視力低下。ちらちら 地域:岩手県
用例:
(1)「まなぐぁ つぃさつぃさって わがんねぁ。」 (目がちらちらしていけない)
(2)「まなぐぁ つぃさめぐ。」 (目がちらつく)
(3)「老眼に なったふーで、まなぐぁ つぃさづぃぐ。」 (老眼になったようで、目がちらつく)
(4)「まなぐぁ つぃさくらつぃさくらって わがんねぁ。」 (目がちらちらしていけない)

【『東北医療方言オノマトペ用例集』について】
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所が発行。東日本大震災の直後に被災地に駆けつけた医療関係者が、現地の方言が分からず、医療に支障が出たことをふまえて、竹田晃子(国立国語研究所時空間変異研究系・プロジェクト非常勤研究員)氏が作成した。2種類の試作版の後、医療従事者の意見をもとに内容を増補改訂し、2012年3月に完成。反響について、同研究所の竹田晃子氏は「方言がわからないために円滑な医療ができないという問題は、震災以前から取りざたされていたことでした。東日本大震災を契機にこの冊子を作成し、岩手県・宮城県・福島県の主な医療・介護機関に配布したところ、院内研修に使いたい、院内報に引用したい、このような方言集が必要だと以前から思っていた、などの声を寄せていただきました。方言研究者が作った医療現場向けの方言資料として、今後も医療にたずさわる方々のお役に立てば幸いです。」と語る。
全文は http://www.ninjal.ac.jp/pages/onomatopoeia.html でも公開中。

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