OKI、映像とカメラによる生産現場での作業ミスゼロ化を支援する「プロジェクションアッセンブリーシステム」を大宝工業へ納入
PR TIMES / 2018年11月13日 11時40分
OKIは、大宝工業株式会社(社長:國友 省爾、本社:大阪府守口市、以下 大宝工業)に、映像とカメラにより生産現場での作業ミスのゼロ化を支援する「プロジェクションアッセンブリーシステム™」を納入しました。本システムは、多品種少量製品の手作業による組立工程における生産性向上・品質向上を実現する手段として採用され、本日より運用を開始します。
大宝工業は、主力事業である樹脂加飾組立事業の関西カンパニー鳥取工場(以下 大宝工業鳥取工場)において、家電や医療分野向けの各種プラスチック成型加工を多数手掛けています。従来、製品組立は外部に委託して組立を行っていましたが、製品の特性上、手作業による組立工程に多くのバリエーションが存在し、かつ頻繁な工程変更も発生することから、自社および委託先における作業の早期習熟や品質確保が最大の課題でした。
OKI富岡工場における「プロジェクションアッセンブリーシステム」を用いた作業ミスゼロ化の取り組み実績に着目した大宝工業は、鳥取県庁の推進する「鳥取県戦略産業雇用創造プロジェクト(注1)」を通じて、これらの課題解決のため外部委託の組立工程の一部を自社工場に戻し、OKIの「プロジェクションアッセンブリーシステム」を使い、その導入効果の評価検証を進めてきました。その結果、組立ミス「ゼロ」化に成功したうえ、作業習熟に向けたトレーニング時間の短縮も実現することができました。
OKIが納入した「プロジェクションアッセンブリーシステム」は、OKIのIoT活用工場ソリューション「Manufacturing DX(マニュファクチャリング・デジタルトランスフォーメーション)」による現場変革のソリューションのひとつで、プロジェクターによる的確な作業指示と、作業実績のデジタル化を行います。取り出すべき部品の指示、指示書の表示などの作業誘導を行うことで、作業の早期習熟と組立ミス「ゼロ」化を実現します。また、取得した作業実績データの可視化により「作業時間のばらつき具合」や「作業における問題個所」を特定することにより、作業者の作業内容の可視化や、分析・改善を支援する仕組みを提供します。
大宝工業鳥取工場では、今後もIoT活用によるさらなる生産性向上および効率化を視野に入れ、本システムと基幹システムなど関連システムとの連携を検討する予定です。本システムから正確な作業実績・生産実績データを取得し、関連システムへの連携を自動化することで、組立製品の在庫管理強化や、作業の適正化などの生産計画の最適化を狙います。
OKIは今回の導入を契機に、同様の課題を抱える製造現場への導入を目指すとともに、「Manufacturing DX」に基づき、製造現場のデータ化による可視化・活用を通じて現場力強化を実現する各種ソリューションを順次提供していきます。
本発表に対して、大宝工業よりご賛同のメッセージをいただいています。
<大宝工業株式会社様>
大宝工業は「プロジェクションアッセンブリーシステム」の導入に当たり、システムの根幹である一問一答形式を用いることで、セル方式組立ラインの作業手順再現性が確実なものになり、品質保証面で大きな成果を挙げています。また教育面では、「プロジェクションアッセンブリーシステム」を使用することで習熟度の数値化と教育時間の短縮が可能となりました。
今後、本システムで得られた現場情報を周辺システム連携などの二次利用を推進することで、より俯瞰的な現場作業の可視化を実現し、基幹システムとの連携を通じたさらなる生産性向上と付加価値創出に向けたシステムへの活用を進めてまいります。
大宝工業株式会社
関西カンパニー鳥取工場 工場長
松坂 圭祐
運用現場イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/17036/238/resize/d17036-238-584013-0.jpg ]
「Manufacturing DX」概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/17036/238/resize/d17036-238-323851-1.jpg ]
大宝工業株式会社 概要
社名:大宝工業株式会社
本社:大阪府守口市大日町一丁目3番7号
代表取締役社長:國友 省爾
事業内容:各種プラスチック製品および金型の製造販売
URL:http://daiho-hq.com/index.htm
用語解説
注1:鳥取県戦略産業雇用創造プロジェクト
国(厚生労働省)が雇用情勢の厳しい地域において、地域の課題を解決し、安定的かつ良質な雇用を創造していくため、産業政策と一体となった地域の自主的な雇用創造の事業構想に対し、費用の一部を補助する事業。鳥取県は平成25から平成27年の第1期に続き、成長3分野(医療機器、自動車、航空機)、ICT・IoT分野への事業展開を支援する平成28から平成30年の第2期の採択を受けている。
リリース関連リンク
「プロジェクションアッセンブリーシステム」紹介サイト
https://www.oki.com/jp/esc/pas/
「Manufacturing DX」紹介サイト
https://www.oki.com/jp/esc/manufacturing/
沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
プロジェクションアッセンブリーシステムは、沖電気工業株式会社の商標です。
その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
経営企画本部 広報部
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
情報通信事業本部 金融・法人ソリューション事業部 製造システム部
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=025j
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