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有機EL照明初、ブルーライトレス有機EL照明モジュールを開発

PR TIMES / 2015年7月30日 13時58分

~8月よりサンプル出荷を開始~



 三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚 博昭、以下「三菱化学」)とパイオニア株式会社(本社:神奈川県川崎市、社長:小谷 進、以下「パイオニア」)は、有機EL照明として初※1のブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールを開発し、8月1日よりサンプル出荷を開始します。

 ブルーライトとは、自然光や人工光源に含まれる波長380~495nm(ナノメートル)の光で、可視光線の中で最もエネルギーが強く、ほぼ減衰することなく眼の網膜に到達します。このため、眼の疲れなどの原因になる、あるいは、就寝前に多量のブルーライトを浴びると睡眠を司るホルモンの分泌が抑制されるため、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなるなど“睡眠の質の低下”につながると言われています。近年、ブルーライト成分を多く含む光源を採用したパソコンやスマートフォン等の使用時間が増えており、長時間浴びることへの注意喚起がなされています。

 このたび開発したブルーライトレス有機EL照明モジュールは、有機ELパネルに青色素子を使用しておらず、光の中にごくわずかなブルーライト成分(当社有機EL照明モジュール3000Kタイプ比:1%未満※2)しか含んでいません。色温度1900K、ろうそく色タイプの同モジュールは、寝室等の照明や、医療現場での照明などのほか、光による損傷が懸念される文化財や絵画などの保管用照明にも適しています。

 三菱化学とパイオニアは、2012年より有機EL照明モジュールの出荷を開始し、2014年には製造コストを抑えた発光層塗布型有機EL照明モジュールの量産を開始しました。面発光で薄型・軽量という特長をもつ有機EL照明のラインアップに、ブルーライトレスタイプが加わることで、さらに幅広い用途提案が可能になります。

[画像: http://prtimes.jp/i/5670/272/resize/d5670-272-630522-1.jpg ]

 ブルーライトレス有機EL照明モジュールのサンプル販売は、両社出資のMCパイオニアOLEDライティング株式会社(本社:東京都新宿区、社長:室山 敏)が行います。


【製品性能表】
製品名:ブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュール
型名:OLE-P0909-C3S
種別:回路一体型(定電流回路内蔵)
最大輝度 ※3:3,000 cd/m2
色温度 ※4:1,900 K (ろうそく色)
サイズ:外形 92.4 mm × 92.4 mm 発光部 ≧76 mm × 76 mm 厚さ 4.3 mm
重量:42 g

※1…2015年7月30日時点、パイオニア調べ。
※2…パイオニア調べ。
※3…輝度:発光体の単位面積あたりの明るさ。単位はカンデラ毎平方メートル(cd/m2 )。
※4…色温度:光の色を定量的な数値で表現する尺度で、単位は熱力学的温度のK(ケルビン)。
*数値は参考値であり性能を保証するものではありません。

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