阪急うめだ本店にて日本最大の漆の展覧会、待望の第3回を開催「漆の未来を見てほしいIII ~ 日本漆山脈」
PR TIMES / 2017年10月18日 10時1分
全国の作家、職人などの作り手 約50組の作品が大集合。日々の暮らしで使いたくなる「器」をはじめ、アクセサリー、花器など漆作品のべ約4,000点が一挙公開。
■開催日時:2017年10月18日(水)~10月23日(月) 6日間 ■開催場所:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー・アートステージ
阪急うめだ本店では、2017年10月18日(水)から6日間、9階 阪急うめだギャラリー・アートステージに於いて、二年前好評のうち終了した日本最大の漆の展覧会の第三弾「漆の未来を見てほしいIII―日本漆山脈」を開催いたします。
■昨今の漆(うるし)
縄文の昔から、生活道具を強く、美しく補強する自然の塗料として漆を使ってきた日本人。英語で漆器はjapanと称され、艶っぽい光沢感と水を含んだようなしっとりとした肌合いが特徴で、明治期には日本を代表する輸出品の一つでした。今も産地で受け継がれている伝統技術を用いて、今の日本の暮らしにあった「漆の器」を生み出す作り手達の出現により、漆になじみのあった年配層だけでなく若年層、そして海外においてもその魅力に気付く方は増えつつあります。
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■今回の展覧会の特徴
青森から沖縄まで、今回初出展の津軽、讃岐を含む全国の漆の産地の作家から職人まで約50組の作り手が参加。210坪のギャラリー空間に、のべ約4,000点の作品を一挙公開する、日本最大の漆の展覧会です。日々の暮らしの中で“使いたい!”と思わせる魅力的な器作品(漆器)はもちろん、暮らしを彩る花器、アクセサリーとして身につける漆など漆の多様性を体験していただきます。
9階阪急うめだギャラリーを入ってすぐの場所に、「初めて選ぶ漆のお椀」と称して、出展作家のお椀約500点を集積して漆のお椀で山脈を表現した展示も予定しております。また前回ご好評頂いた、身につける漆を更に充実、アートステージにて10人の作り手によるのべ約500点の作品を手に取ってご覧いただくことができます。また、出展作家による「大切なものを入れたい漆の箱」展時販売コーナーも設置いたします。
■展覧会のタイトルについて
二年前より展覧会名としている「日本漆山脈」は、2005年に亡くなった輪島の漆芸家・角偉三郎氏が、生前全国の漆産地の職人に声をかけて開いた漆展のタイトルです。漆芸作家はもちろんのこと、「産地職人の手仕事の中にも、取り上げるべき美しいもの、生命力を内に孕んだものが、あるのではないか」という、角氏の問いかけに、今でも私たちは答え続けなければなりません。日本の山の美しい連なりのように、作家、職人の壁を越えて、日本各地に散らばる漆の産地が繋がり、作り手たちの熱い思いが使い手たちの心に響き、漆=japanの未来をともに拓く場となることを願ってやみません。
■出展者一覧
青森県 津軽 木村正人、他
福島県 会津 山内 泰次
福島県 会津 石原 晋
福島県 会津 冨樫 孝男
福島県 会津 漆工よしだ 吉田 徹
福島県 郡山 八木 由紀子
福島県 会津 (株)関美工堂 関 昌邦
神奈川県 葉山 伏見漆工房 伏見 眞樹
神奈川県 横須賀 漆工房 智 佐藤 智洋
神奈川県 横須賀 堀田漆器工房 堀田 洋二
神奈川県 横須賀 横田 朋子
神奈川県 鎌倉 岩田 俊彦
石川県 輪島 吉田漆器工房 吉田 宏之、吉田 ひとみ
石川県 輪島 輪島キリモト 桐本 泰一
石川県 輪島 福田 敏雄
石川県 輪島 高田 晴之、山口 浩美
石川県 輪島 赤木工房 赤木 明登
石川県 輪島 鎌田 克慈
石川県 輪島 土田 和茂
石川県 金沢 杉田 明彦
埼玉県 蓮田 加藤 那美子
茨城県 鹿嶋 小林 慎二
福井県 越前 佐川 泰正
福井県 越前 山本 隆博
福井県 越前 中野 知昭
福井県 越前 内田 徹
長野県 木曽 北原漆工房 北原 進
長野県 軽井沢 八代 淳子
京都府 京都 岩渕 祐二
京都府 京都 新宮 州三、村山 亜矢子
兵庫県 姫路 野村 俊彰
岡山県 仁城 義勝、仁城 逸景
香川県 讃岐 さぬきうるしSinra(森羅)松本光太
沖縄県 木漆工とけし 渡慶次 弘幸、渡慶次 愛
沖縄県 角萬漆器 嘉手納 豪
☆アートステージ
峰岸 奈津子(神奈川県)/ 長谷川 綾Korat Works(長野県)/ 横内 みえ(山梨県)伏見 晴日(東京都)/ 伯兆(愛知県)/ 小西 寧子(奈良県)/ 柏原 由貴子(大阪府)/永守 紋子(兵庫県)/ 舛岡 真伊(山口県)/ 嘉手納 ゆかり NUIMUN(沖縄県)
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