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住信SBIネット銀行、生成AIを活用したデータ分析・業務支援アプリを内製開発~さらなる業務効率化を促進~

PR TIMES / 2024年4月23日 18時45分

住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長(CEO):円山 法昭、以下「住信SBIネット銀行」)は、生成AI(以下「AI」)を活用したデータ分析・業務支援アプリ「Shadow」を内製開発し、全社員への導入・利用を開始したことをお知らせいたします。



住信SBIネット銀行は、先進的なAI技術活用を推進し、大規模言語モデルを活用した実証実験など、生成AIに関する研究・開発にも積極的に取り組んでおります。
このたび、これらの取組みの一環として、データサイエンスの専門部署を中心としてAIを活用したデータ分析・業務支援アプリ「Shadow」を内製開発しました。

■「Shadow」アプリのスキーム図
AIとチャット形式で対話を進めることにより、会話形式で実行したいタスクに関する指示ができ、容易に金融事業特有の複雑なデータ集計や要因分析・グラフ作成などの業務を行うことが可能です。
[画像: https://prtimes.jp/i/37968/313/resize/d37968-313-6e766200df8b408f40f7-0.png ]

■「Shadow」アプリの特徴
特徴1. AIが指示に従い、1つのアプリで分析から資料作成までのタスクを一気通貫で実現

ユーザーは、「Shadow」に搭載されたチャットでAIと会話し必要なデータをアップロードすることで、「Shadow」が業績見込の予測や数字に基づいた要因分析を行い、分析結果のテキストやグラフなどの図をチャット画面に出力します。さらに、分析結果をもとにレポート化、報告資料を自動作成することが可能になり、さらなる業務の高度化・効率化が期待できます。

特徴2. 与件達成のための自律的に思考をループさせる仕組の構築・搭載

「Shadow」に搭載されるAIに対し、与件達成のため、思考をループさせ、必要なことを自律的に判断し、生成・実行する仕組みを構築・搭載しました。
例えば、ユーザーがアプリに複数のデータをアップロードし、AIが指示されたタスク達成に向けてそれらを結合する必要があると判断した場合、AIはそのためのプログラムを自律的に生成・実行します。AIは新たに得られた結果に基づいて思考を進めることができ、データ分析や集計・資料作成の結果がより正確なものとなります。

特徴3. セキュアな閉域ネットワーク環境でのアプリ利用

今回開発した「Shadow」を活用するにあたり、Microsoft Azure(*1)上で提供されるAzure OpenAI Service(*2)経由で、セキュアな閉域ネットワーク環境を活用いたします。これにより、一般公開されているAIへの再学習に利用されるなどの外部流出を防ぎ、安心安全な環境下で業務効率の改善を図ることが可能です。


住信SBIネット銀行は、お客さま中心主義のもと最先端のテクノロジーを活用することで、金融サービスを変革し、社会をより快適で便利なものに変えていくことを目指してまいります。


                                            以上

(*1) Microsoft Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft Azureとは、マイクロソフト社が提供するクラウドサービスです。
(*2) Azure OpenAI Service は、マイクロソフト社の「責任あるAIの基本原則」に基づいて提供され、社内の情報を流出させることなく、OpenAI社の提供するChatGPTなどの大規模言語モデルと同等のものが利用可能なサービスです。

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