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自動運転用特殊塗料「ターゲットラインペイント」を兵庫県三田市ウッディタウン地区での実証実験に提供

PR TIMES / 2023年10月14日 18時40分

日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:塩谷健 以下、当社)は、この度、兵庫県三田市で行われる自動運転の実証実験に、当社開発の自動運転用特殊塗料「ターゲットラインペイント」を提供します。本実証では、2023年10月17日(火)~2023年11月26日(日)の期間、自動運転バスが、兵庫県三田市のニュータウンである「ウッディタウン地区」の循環ルートを走行します。



当社が開発したターゲットラインペイントは、自動運転用の特殊塗料です。車両に搭載したセンサーが、路面に塗装されたペイントを認識・追従することで、安定した自動走行を行います。
昨年度同コースで行われた実証にてGPSの受信精度低下が発生した高架道路下を含む区間に、今回新たにターゲットラインペイントを導入しました。これにより当社は、自動運転システムの冗長性を確保し、車両のふらつき改善を目指すと同時に、衛星測位システム(GNSS)が届きにくい場所でのターゲットラインペイントの有効性の検証を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7223/332/resize/d7223-332-3c1e83d7c523a80bcfa2-0.jpg ]

▲目視で見た際のターゲットラインペイント   ▲センサーで見た際のターゲットラインペイント

 近年、人口減少・高齢化社会での移動手段の確保、人手不足下での円滑な物流機能の維持や、交通事故を減らす手段の一つとして、自動運転による貢献が期待されています。国土交通省と経済産業省の共同設置による「自動走行ビジネス検討会」は、2025年度ごろまでに自動運転移動サービスを50カ所以上で実施するとの目標を掲げています。そこで当社は各地の自治体やバス会社、大学等と協力し、2022年から日本各地で実証実験を行っています。


 日本ペイントグループは、今後も様々な場所での実証実験を通じて自動運転の普及を目指し、塗料分野で培った技術を生かしながら社会課題の解決に貢献して参ります。
以上


■ターゲットラインペイント概要
「ターゲットラインペイント」は、日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社が開発した自動運転用センサーが認識できる特殊塗料で、走行経路に塗装するだけで自動運転用のインフラ整備が可能となります。そのため、導入コストやメンテナンスコストの削減が見込めるほか、山林やビル等により衛星測位システムが入りにくい場所でも、塗装されたペイントを認識させて走行を支援することが可能です。また、目視で路面色と同化しやすい色の設計が可能のため、道路の路面表示と誤認しづらく、安全面や景観にも配慮しています。

■実証実験概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/7223/332/resize/d7223-332-1cba5876a65aa34d86da-1.jpg ]

         ▲自動運転バス            ▲ターゲットラインペイント塗装路面

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/7223/table/332_1_657fa558f9d0c0c7004ba190344b4f8a.jpg ]


■運行バスの概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/7223/table/332_2_509a01a3873f90abe67476c3a098cb30.jpg ]


*運行ルート:三田市ホームページより
[画像3: https://prtimes.jp/i/7223/332/resize/d7223-332-d5b756bf90c9ca91617e-2.jpg ]

■参考リリース
三田市「ウッディタウン地区で中型自動運転バス実証実験を行います!」
https://www.city.sanda.lg.jp/soshiki/35/oshirase/24146.html

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