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百田尚樹『海賊とよばれた男』(講談社刊)上巻が、単独100万部突破!

PR TIMES / 2014年2月13日 15時23分

下巻と合わせた累計部数も190万部突破!

  講談社刊行の『海賊とよばれた男 上・下(各1600円、税別)』の上巻が、2月20日(木)出来予定の38刷で、ついに100万部を突破します。下巻と合わせた累計部数も190万部を超えます。講談社の単行本が1冊で100万部以上を記録するのは、2000年刊行の大平光代著『だから、あなたも生きぬいて』以来、14年ぶりという、歴史的出版となりました。



 講談社刊行の『海賊とよばれた男 上・下(各1600円、税別)』の上巻が、2月20日(木)出来予定の38刷で、ついに100万部を突破します。下巻と合わせた累計部数も190万部を超えます。講談社の単行本が1冊で100万部以上を記録するのは、2000年刊行の大平光代著『だから、あなたも生きぬいて』以来、14年ぶりという、歴史的出版となりました。

 『海賊とよばれた男』は、経営がどんなに苦しい時も、「馘首なし! タイムカードなし! 定年なし!」を貫き、出光興産を今日の国際巨大企業に導いた希代の経営者・出光佐三をモデル(作中では国岡鐡造)にした、全740ページを超える、著者渾身の書下ろし歴史経済小説です。

  20世紀の産業を興し、片や戦争の火種ともなった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に、世界と闘った男・国岡鐡造が見た「明治・大正・昭和」とは…。戦後、日本の石油産業を牛耳ったのは、7人の魔女(セブン・シスターズ)と呼ばれる巨大石油資本(メジャー)でした。日系石油企業はつぎつぎメジャーに蹂躙され、その軍門に下っていきます。追いつめられる国岡商店。
 一方、世界一の埋蔵量を誇る油田をメジャーの一つアングロ・イラニアン(現BP)社に支配されていたイランは、アフリカからアジアに渡る民族(独立)運動の高まりの中で、1951年、英資本石油プラントの国有化を宣言し、英国と国交を断絶。激怒した英国のチャーチル首相は、ペルシャ湾に軍艦を派遣するなどイランを経済封鎖します。イランは国際的に孤立、経済的にも疲弊して絶体絶命の窮地に。その時、一隻の日本タンカー「日昇丸」が一触即発のペルシャ湾に向けて神戸港から出港しました――。

 「海賊」と呼ばれた男・国岡鐡造と彼が引き寄せた痛快な人物たちが縦横無尽に暴れまわるこの物語は、著名人から数多くの賛辞を集め、マスコミから絶賛され、全国の書店員から、2013年「本屋大賞」大賞に選ばれました。そして刊行から1年8ヵ月が過ぎたいま現在も、講談社学芸書売上ランキングでは依然トップを走り続けるなど、新たな読者の関心注目を、色褪せることなく集め続けています。因みに、 百田尚樹さんの著作では『永遠の0』(講談社文庫)も420万部を突破しました。


 上巻の単独100万部突破を記念して、著者の百田尚樹氏は、次のようにコメントしています。

「『海賊とよばれた男』上巻が100万部を突破したと聞いて、歓喜の声をあげました。
 これまで文庫では2冊(『永遠の0』、『モンスタ―』)100万部を記録していましたが、単行本でミリオンというのは作家の夢です。しかし、これは私の手柄ではありません。戦後の日本を立て直すために尽力した偉大なる出光佐三の力にほかなりません。佐三氏および彼を支えた素晴らしい男たちの物語が多くの人に届けることができて、本当に嬉しく思います。」


◇講談社BOOK倶楽部 『海賊とよばれた男』特設ページ  http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/kaizoku/

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