製造業の生産性を向上するAIのクラウド提供に向けた取り組みを開始
PR TIMES / 2018年1月25日 13時1分
~クラウド環境での深層学習を容易に実現、IoT機器メーカーの現場作業品質も向上~
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:阿多 親市、以下SBT)と、人工知能ベンチャーの株式会社クロスコンパス(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 聡、以下クロスコンパス)は、このたび、クロスコンパスが提供するディープラーニング(深層学習)を利用し、製造業向け人工知能(AI)を簡単に生成できる「Manufacturing-IX(M-IX)」を用い、Microsoft AzureからAIモジュールを提供するための取り組みを共同で開始したことをお知らせします。
M-IXのクラウド提供イメージ
[画像: https://prtimes.jp/i/7357/357/resize/d7357-357-360890-0.jpg ]
■背景
昨今、製造業やIoTデバイスメーカーでは、センサーから情報を集約する(あるいはネットワーク末端のデバイスへの指示やクラウドとデータのやり取りを行う)エッジデバイスにAIを組み込んで生産性を向上させるための構想立案や、その構想が実現できるか確認するための実証実験などが盛んに行われています。具体的にはエッジAIやIoTといった先端技術の活用により、製造事業者の生産拠点における異常検知や予知保全の精度向上、IoTデバイスメーカーが故障前に設置機械のメンテナンスを行うことなどの実現が期待されています。
このような構想を実現するためには、センサーから情報を収集してビッグデータとして蓄積し、それを解析・学習させる仕組みが重要になりますが、導入コストの削減や拠点を超えたデータ収集、取得データ量やIoTデバイスの増減などへの対応にはクラウドの活用も必要になってきます。
今回、Microsoft Azure の活用などクラウド開発と運用を得意とするSBTと、製造業向けAIを簡単に生成できる開発環境M-IXを提供するクロスコンパスは、2018年度中にAIモジュールをクラウドから提供することを目指し取り組みを開始します。Microsoft Azure からM-IXを提供することにより、導入コストの抑制や拠点を超えたセンサーデータの深層学習が可能になる予定です。
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