モーターファン・イラストレーテッド(MFi) vol.170は、「技術の日産NEXT」特集
PR TIMES / 2020年11月13日 13時45分
【本誌初!】日産の技術だけをフィーチャーした、トータル68ページにおよぶ総力大特集!!
“テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い”をキーワードに、図版、写真、透視図を使って自動車技術をわかりやすく解説する月刊誌「モーターファン・イラストレーテッド」(株式会社三栄 本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:星野邦久)。2020年11月13日(金)より『モーターファン・イラストレーテッド vol.170』を発売いたします。
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Motor Fan illustrated vol.170
2020年11月号 11月13日(金)発売
定価1760円(税込)
全国の書店、ネットの書店にてお買い求めてください。
三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11577
日産は、自動車メーカーのなかでもいち早く「電動化」「知能化」に舵を切り、100%EVの“リーフ”や独自の電動化技術である“e-POWER”、そして将来の自動運転に繋がる“プロパイロット2.0”など、独創的で挑戦的な技術、および商品群を有しています。今回の特集では、「技術の日産」を牽引する各領域のキーパーソン15人の証言をもとに、次の時代に向かって日産はなにを考え、我々になにを見せてくれるのか? を探っています。
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日産アライアンスSVP 浅見孝雄専務執行役員に訊く
「2030年日産が目指す姿とは?」
じつはいま、日産の土台は大きく揺れています。日産復活のための反転攻勢をかけるためには、電動化や先進運転支援技術といった新しい技術なくしてありえません。ということで、冒頭では、2030年日産が目指す姿とはなにかを知るために、日産の技術部門を統括するアライアンスSVP 専務執行役員の浅見孝雄氏にお話を伺いました。「相手に相談せず自分が描いたプランに沿ってだけ行動するほうが互いに楽なのです。しかし、ある程度強制力を持って、無理矢理にでも共通化しないとシナジーは生まれない」「将来的な希望ではありますが、日産としては北米もe-POWER で制覇できないかと考えています」など、次世代に向けた熱い想いを語っていただきました。
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新型「アリア」の正体
量産車としてのEVに早い時期から取り組み、e-POWERへの応用で電動駆動技術の裾野を広げてきた日産。同社が次に目指す方向性として旗印に掲げた「アリア」は、次世代技術を全部載せたモデルです。今後、約1年の間に発表が予定されている12車種には、このアリアに搭載されたなにかしらの技術が採用されることになります。新しいフェーズに入る日産の次世代技術とはどんな技術なのか。新型モーターの姿も見えてきました。
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スクープ! 次世代e-POWERのエンジンの姿
今年10月に開かれた欧州最大の自動車技術に関する学会、アーヘン・コロキアムで、日産が次世代e-POWER専用エンジンと思える論文を発表。これまでコンベンショナル車と同じと1.2リットルエンジンを、e-POWERは発電専用として使用していたわけですが、我々を驚かせたのは、今回「e-POWER専用エンジン」として開発している情報でした。興味津々の編集部は速攻で資料を入手。弊誌の技術アドバイザーである畑村耕一博士に読み解いていただきました。3気筒1.5リットル、ロングストローク、ターボ過給……。他のメディアではおそらく出ていない(!?)その全貌をお伝えしています。
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エンジンにできないことをやる
日産アリアにおける技術トピックのひとつが、e-4ORCEと呼ばれる電動駆動4輪制御技術です。内燃エンジンよりもはるかに高い制御性と応答性を持つモーターを駆動に用いるEVは、パワートレーンの守備範囲が大きく広がります。そして、複数のモーターを搭載する4WDでは高度な運動制御が可能となります。ある意味、e-4ORCEは、電動のメリットを最大限に活用して、クルマの作り方を大きく変えることを狙っている技術と言えます。取材陣もその可能性に大きな期待を抱きました。
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目指すはドライバーを超える認知判断能力
日産は、高速道路におけるハンズオフ機能を搭載するプロパイロット2.0を国産量産車(スカイライン)に初めて搭載しました。車線変更も追い越しも可能です。将来の自動運転に繋がる技術であり、日産はこの分野のまさにトップランナーであることは間違いありません。この先、高速道路専用から一般道へと利用できるシーンは今後着実に拡がっていくわけですが、完全自動運転の時代はまだ遠いと言います。弊害するものはいったい何なのか? そしてそれを超える技術は見えているのかを訊きました。
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スポーツカーの魂はディテールに宿る
日産と言えば、GT-R、そして、先日プロトタイプが発表されたフェアレディZといった、スポーツカーのイメージが強い自動車メーカーです。昔は「スポーツカーを作りたくて日産に就職した」というエンジニアも少なくはなかったと言います。しかし、一見、花形車種に思えるスポーツカーですが、実体は存在自体が難しいモデルになっているようです。これは日産に限った話ではなく、どのメーカーも同様です。では、自動車メーカーのビジネスモデルとしてのスポーツカーづくりはどうあるべきか? GT-Rテクノロジーの12年の進化を振り返りながら開発メンバーの思いを聞きました。
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ものづくりの基本は日本でやる
日産は、1990年代からコンカレントエンジニアリング(設計から製造に至るさまざまな業務を同時並行的に処理することで、量産までの開発プロセスをできるだけ短期化する開発方法)による生産改革を進めてきました。そして、これからはデジタルシミュレーションと実証ラインでの検証をベースに「超多品種少量生産」に向けた新しい生産技術が始まります。日産の考える高効率な生産技術とはどういうものかを取材しました。
CONTENTS
[モーターファンイラストレーテッド vol.170]
【特集:技術の日産NEXT】
Key Person Interview1. 次世代日産車の姿
─アライアンスSVP専務執行役員 研究・先行技術開発 浅見孝雄氏に訊く
Chapter1 パワートレーン
[Motor] 日産の次世代技術全部載せ「アリア」の正体
─車両開発主管 中嶋光氏/パワートレイン主管(EV) 軍司憲一郎氏
[e-POWER] 黒子のエンジンを巧みに使う/次世代e-POWERのエンジンの姿
─e-POWERプロジェクト パワートレイン主管 仲田直樹氏
[VCターボ] 夢のエンジン、できました
─アライアンスパワートレインエンジニアリングダイレクター 木賀新一氏
[e-4ORCE] エンジンにできないことをやる
─パワートレイン・EV技術開発本部 エキスパートリーダー 平工良三氏
Chapter2 ダイナミックパフォーマンス
[Introduction] すべての乗員にベストな安心と快適を
─操安乗心地性能設計グループ 主管 味村 寛氏
[IDS] 減衰力の可変領域を独創的なセンシングで実現
─シャシーシステム開発グループ 主管 佐藤 正晴氏
[DAS] “繋がっていない”ステアリングとタイヤが生むベストバランス
─AD/ADAS&シャシー制御開発部 部長 松本真次氏/シャシー開発部 主管 久保川範規氏
Chapter3 自動運転/ADAS
[プロパイロット2.0] 目指すはドライバーを超える認知判断能力
─AD&ADAS先行技術開発部 戦略企画グループ部長 飯島徹也氏
Chapter4 GT-R & Fairlady Z
[GT-R& Fairlady Z] スポーツカーの魂はディテールに宿る
─チーフプロダクトスペシャリスト 田村宏志氏
Key Person Interview2. ものづくりの原点は日本でやる
─アライアンスグローバルVP 常務執行役員 車両生産技術本部 平田禎治氏に訊く
Chapter5 生産技術
[ミラーボアコーティング] 無くすものを無くすために
─パワートレイン技術統括グループシニアエキスパート 松山秀信氏/エキスパートリーダー (機械加工)問註所隆行氏
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2020年5月15日より、Motor Fan illustratedの電子書籍版のバックナンバーすべてがフル版となりました。これまでバックナンバーの一部がLite版でしたが、vol.1から紙版と同じボリュームで読むことができます。
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2020年11月13日
株式会社 三栄
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