Assystem、ダッソー・システムズと提携し 先進的なモジュール型原子炉開発を促進

・原子力工学プロジェクトとバーチャルツイン技術を専門とする2社が、次世代原子力技術の研究開発プログラムにおいてバーチャルツイン活用の推進を目指す
・ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームとAssystemのシステム・エンジニアリング、プロジェクト管理サービスおよびサポートを統合することで、顧客が運用するプログラムの発展を支援
・革新的な企業に対して、同分野の発展を支えるテクノロジーと手法を集約したエコシステムへの利便性向上を図る

※本リリースは、仏パリにて現地時間2024年2月6日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA、以下ダッソー・システムズ）とエンジニアリング、デジタルサービス、プロジェクト管理等のサービスをグローバルに展開するAssystemは本日、効率的で安全かつ信頼性の高いエネルギーを生産する先進的なモジュラー型原子炉開発を促進するために、パートナーシップを締結しました。

両社は、バーチャルツイン技術と原子力工学に関する専門知識を融合することで、先進的かつ複雑なモジュラー型原子炉の研究開発プログラムの管理や、プログラムの工程で直面する課題解決の場において、バーチャルツインの活用を推進していきます。

ダッソー・システムズとAssystemは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームとともにAssystemのシステム・エンジニアリング、プロジェクト管理、顧客支援を展開する予定です。このパートナーシップにより、顧客固有の工程と手法を体系化し、設備の効率的な設計と納入に必要なデータの品質とトレーサビリティを確保するバーチャル・エコシステムが確立されます。

Assystemのデジタル＆インターナショナル担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるクリスチャン・ジャノー氏は、次のように述べています。「Assystemとダッソー・システムズによるパートナーシップ締結は、原子力分野にとって大きな価値を生み出します。昨今、先進的なモジュラー型原子炉を開発する企業では、低炭素エネルギーに向けた取り組みの推進を可能にする新たなコンセプトを取り入れつつあります。我々はこうした企業のために、当社の原子力プロジェクト、システム・エンジニアリングおよびソフトウェア開発に関する知見を活かし、生産規模の拡大や原子力分野の変革を可能にするインフラとサービスを提供することができます」

ダッソー・システムズのインダストリー、マーケティング＆サステナビリティ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるフローレンス・ベルゼレンは、次のように述べています。「ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームは、当社がサービスを提供する12業界それぞれの固有ニーズに対応し、幅広い産業においてその適応性を証明しています。Assystemとの長年にわたるパートナーシップをこの戦略的イニシアチブに拡大することで、原子力分野における革新的な企業は、他の業界からの成功事例を取り入れ、原子炉開発を産業化し、次世代に向けた先進的な原子力技術を迅速に導入できるようになります」

（以上）

ダッソー・システムズのエネルギー、資源、インフラ業界向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスについての詳細はこちら：
https://www.3ds.com/ja/industries/infrastructure-energy-materials

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント（PLM）ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
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Assystemについて
Assystemは、原子力エンジニアリング分野で世界をリードする独立系企業であり、低炭素エネルギーの促進に取り組んでいます。厳格な安全基準とセキュリティ要件を課される規制の厳しいセクターで55年以上の経験を有するAssystemグループは、複雑なインフラ設備の性能や動作をライフサイクル全体にわたり最適化するエンジニアリングサービスやデジタルソリューションおよびそのサービスを提供しています。
12か国で事業を展開し、専門知識を持つ7,000名の従業員がエネルギー転換を支えています。手頃な価格での低炭素エネルギーの供給を実現するため、Assystemは低炭素電力（原子力、再生可能エネルギー、電力供給網）とクリーン水素の開発に取り組んでいます。また、輸送業などの業界において低炭素電力の利用促進にも貢献しています。
Assystemは現在、世界の原子力エンジニアリング企業の上位3社に位置付けられています。
詳細は、www.assystem.comをご覧ください。

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja（日本語）、https://www.3ds.com（英語）をご参照ください。

3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社（Societas Europaea）であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。

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