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Embraer社、ダッソー・システムズの シミュレーションテクノロジーを導入し、 Eve Air Mobility社のeVTOL機の騒音を抑制

PR TIMES / 2024年4月5日 17時40分

・ダッソー・システムズのSIMULIA流体力学シミュレーションを使用し、eVTOL機の飛行中にプロペラから生じる気流や騒音を最適化
・EmbraerとEve の設計チームによるeVTOL機の飛行状態を正確に予測するバーチャルテストを実施

※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2024年3月14日に発表したリリースの日本語参考訳です。


ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8、DSY.PA、以下ダッソー・システムズ)とブラジルの航空宇宙産業のグローバル企業であるEmbraer(NYSE:ERJ;B3:EMBR3)は本日、Eve Air Mobility(NYSE:EVEX)が開発を進めている電動垂直離着陸機(eVTOL)のシミュレーション、分析、テスト等をバーチャル環境で実施するために、ダッソー・システムズのシミュレーションテクノロジーを活用していることを発表しました。


ダッソー・システムズのSIMULIA PowerFLOWアプリケーションは、実際の飛行状態を予測し、業界で認められた堅牢な流体力学シミュレーションを提供するため、EmbraerとEve の設計チームによるeVTOL機の飛行性能評価や騒音試験を可能にしました。


ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイスプレジデントであるダビッド・ツィーグラーは、次のように述べています。「電動垂直離着陸機であるeVTOLの主な利点の一つとして、燃焼エンジンを搭載する航空機よりも持続可能であることが挙げられます。一方で、都市部での運用が想定されているため、騒音の軽減がeVTOL機設計における重要な要素となっています。そこで、SIMULIAの流体力学アプリケーションを活用することで、EmbraerとEveはeVTOL機の飛行状態および騒音レベルをバーチャル環境で確認し、最適化することができます」


EmbraerとEveは、低料金で、信頼性が高く、環境に配慮した人間中心の総合アーバン・エア・モビリティ(UAM)ソリューションを安全に提供するという信念と共に、世界中のパートナーと連携した取り組みを続けています。


Embraerで内装・騒音・振動を担当するシニアマネージャーであるミカエル・ジャニーニ氏は、次のように述べています。「実験結果との比較で精度が実証された数値検証モデルは、製品の性能や品質を評価するために役立ちました。人間を中心に据えた設計により、騒音を最小限に抑えることを可能にし、乗客やパイロットだけでなく、地域住民の安全や利便性、快適さを確かなものにします」


2023年7月、EmbraerとEveは、ブラジルのサンパウロ州タウバテ市にEve初のeVTOL機生産拠点を置くことを発表しました。同社は、既に実際のeVTOL機の試作第1号の組み立てに着手しており、2024年には飛行試験キャンペーンが予定されています。EveのeVTOL機の納入および運航は2026年に開始される予定です。

(以上) 


ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業向けソリューションについての詳細はこちら:
https://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense 


ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。


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Eve Air Mobilityについて 
Eveは、アーバン・エア・モビリティ(UAM)エコシステムの推進に取り組んでいます。Embraer S.A.の50年以上にわたる航空宇宙産業の専門知識に裏付けされたスタートアップのマインドセットを活かし、一つの目標に向けて邁進するEveは、最新式eVTOL機の開発、総合グローバルサービス、サポートネットワーク、独自の航空管制管理ソリューションで構成されるUAMエコシステムの発展に向けて、包括的なアプローチを採用しています。2022年5月10日に、Eveはニューヨーク証券取引所に上場し、普通株および公開ワラントの株式は「EVEX」と「EVEXW」のティッカーシンボルで取引されています。詳細は、 www.eveairmobility.comをご覧ください。 


プレス窓口: 
Email: media@eveairmobility.com


Embraerについて
ブラジルに本社を置く航空宇宙産業のグローバル企業であるEmbraerは、民間輸送機および政府専用機、防衛・安全保障や農業向けの航空機事業を展開しています。同社は、航空機の機体やシステムの設計から、開発、製造、販売までを手掛け、顧客へのアフターサービスも提供しています。 Embraerは、1969年の創立以来、8000機以上の航空機を納入し、最大150席のジェット旅客機の製造を手掛け、年間1億4500万人以上の乗客がEmbraer社製の航空機を使用しています。世界中に、製造工場、オフィス、サービスおよび部品配送センター等の施設を維持しています。

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。

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