ミニッツブックから新書が!!

PR TIMES / 2014年12月5日 11時29分

松尾スズキの『現代、野蛮人入門』。電子も同時発売!

株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:安本洋一)が展開するコンパクトな電子書籍専用レーベル【カドカワ・ミニッツブック】の連載から、角川SSC新書『現代、野蛮人入門』 (松尾スズキ・著)が生まれました。




■ 友達は不要。偽善で上等。いつも心に野蛮人を!

わたしの作品を観たり読んだりした人はすぐに感じるでしょうが、もちろんわたしの心の中にも野蛮人はいます。かなり凶暴なほうだと思います。――中略――初めてわたしに会う人は、「松尾は常日頃、どれだけ恐ろしいことを考えているんだろう」と、びびる人もいます。しかし、わたしの作品は、抑圧的な自分から解放されたいもう一人のわたしの姿です。タクシーの運転手に変な道を行かれたら、すかさず文句をたれる。まずいラーメン屋に入ったら、「にいちゃん、まずかったぜ」と捨て台詞を残して去る。性根が優しいので、ふだんそういうことができないぶん、心の中の野蛮人が巨大化していくのです。だって、心の中では、なにしたっていいんですから。――本文より。

KADOKAWAの電子書籍レーベル【カドカワ・ミニッツブック】の人気連載「松尾スズキのやさしい野蛮人入門」が角川SSC新書になりました。著者初めての新書になります。演劇界のガラパゴスと言われる大人計画を主宰し、作家、演出家、俳優、映画監督、脚本家として活躍。日々のブログも怠らない、もうすぐ52歳。幼少の頃より、様々な「生きづらさ」や「ストレス」を抱えてきた松尾スズキ。その思考のインナーマッスルにあるのは、「野蛮であれ」という心の解放でした。発売同日より、Bunkamuraシアターコクーンにて「キレイ~神様と待ち合わせした女~」の舞台がスタートします。

目次

あなたの心の中にも野蛮人はいる
正義とは、サディスティックなものである/俺にまで良識を求めるのか/芸術とは、美しくあってはならない/わたしの中にいる野蛮人/親という既得権益を疑う/やさしい偽善のすすめ
偽善だっていいじゃないか
「偽善」とは「善の快感」を自覚していること/偽善こそイーブンな関係である/無自覚な善意が人を傷つける/親孝行は「親切」と「偽善」を学ぶための勉強/偽善の目的は「自己肯定」と「世界平和」/押しつけがましい偽善には「偽善返し」を

友達なんていらない
「キャラ」という幻想に縛られて/栄光の「ふざけキャラ」時代からの転落/パンチ社会に溶け込めなかった高校時代/「本当の友達」に裏切られる恐怖/孤独の上手な人間に魅力を感じる/仲間がいれば、友達はいらない
大人だって子供なのだ
子供とは遠くにありて愛でるもの/大人になれば”楽になれる”と信じていた/狭いルールに閉じこもる「大人ごっこ」はやめよう/「子供ごっこ」へのアンチだった「大人計画」/子供はもはや大人に憧れを抱いていない/大人になりきれないことを認めるのが大人
仕事は死ぬまでの暇つぶし
「やがて死ぬ」という負け戦から逃げ続けてきた人類/病院や薬に頼って不自然に生きる/心を病まないための「逃げ場所」を作る/理不尽な世界で、うつはもはや日常/イヤイヤやるからこそ仕事なのだ/“やりがいのある仕事”は本当に幸せか/職業とは“肩書き”という様式に身を預けること/既得権益という不公平を地ならししたい
それでも笑っていたいんだ
服を着る人間の根源的おかしさ/暴力性や残酷さが笑いに変わるとき/弱いものを食べてしまわないように人は笑う/苦痛を抱えて「素」に戻ることのしんどさ/「ヤンキー化」する笑いに感じる危惧/日陰者に無理やり光を当ててきた「大人計画」/それでも笑うために、人は生きる
宇宙は見えるところまでしかない
「宇宙は見えるところまでしかない」の意味/我々は、常に途中までしか見ていない/「わかりあえない」のが人間のデフォルトの状態/ヤンキー社会は、潔く自己完結した“閉じた宇宙”である/自由であることの不自由さ、平等であるとのあられもなさ/人前で表現するのは恥ずかしいこと/かっこいいことは、なんてかっこ悪いのだろう/心にフリーゾーンを作って、自分の宇宙を広げよう

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