TIS、大日精化工業のSAP S/4HANAによる基幹システム刷新を支援
PR TIMES / 2019年7月10日 15時40分
経営管理の向上と損益管理の精緻化に貢献するグローバル規模でのデジタルトランスフォーメーションを実現
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、大日精化工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長: 高橋 弘二、以下:大日精化工業)のSAP S/4HANAによる基幹システムの刷新を支援したことを発表します。
大日精化工業の新基幹システム構築プロジェクトは2016年7月からスタートし、グローバルでのグループ統一業務標準モデルを構築後、中国の生産拠点を最初の展開拠点として2018年1月から稼動を開始しました。また、並行して日本の本社とグループ5社にも標準モデルを展開し、2018年10月から本稼動、タイの生産拠点では2019年1月より稼動を開始しています。
<大日精化工業の基幹システム概要>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/651/resize/d11650-651-663329-0.png ]
TISは、本プロジェクトでグループ統一標準モデルの構築や新基幹システムの導入・展開を担当しました。プロジェクト中は、拡張性やメンテナンス性を考慮した標準的な業務プロセスを維持し、アドオン開発の抑制を実現しています。また、TISのアドバイスのもと全社統一の業務フローをベースにユーザ向け教育を実施し、若手キーユーザを育成したことで、稼働後のスムーズな業務移行も可能にしました。
大日精化工業の新基幹システムは、経営管理の向上と損益管理の精緻化に貢献し、顧客別や製品別に売上高や営業利益のリアルタイムな把握が可能になりました。今後は、業務や経営の更なる高度化を推進する予定です。
■背景
1931年創業の大日精化工業の合成技術や分散・加工技術は、自動車内外装部材や飲料・食品のパッケージ、液晶画面の保護フィルムなど幅広い分野に採用されています。近年は経営方針に、海外売上高比率50%の達成、国内の生産体制拡充、「環境」「エネルギー」「パーソナルケア」「IT・エレクトロニクス」の分野への重点的な技術力注入などを掲げて事業を展開しています。
大日精化工業の旧基幹システムは、オフコンベースのスクラッチシステムで、東京本社、関西、東海地域など各拠点が個別に運用していたため、個別最適化と運用の属人化が課題となっていました。また、単体決算やグループ全体での連結決算の迅速な処理と、原価や損益のタイムリーな把握と意思決定のためには、基幹システムの見直しが課題でした。
そこで同社は、海外を含めたグループ全体でのシステム統合、経営資源の最適配置と有効活用を目的に、海外の化学業界でも多くの実績のあるSAP S/4HANAの採用を決定しました。
■TIS選定の理由
大日精化工業では以下の理由から、本プロジェクトの推進パートナーにTISを選定しました。
<TISの選定理由>
製造業への導入実績が豊富で事業への理解度が深く、提案内容が的確だった
化学系製造業向けテンプレート「TCM(TIS Chemical Model)」を用いた導入手法
大日精化工業株式会社 業務推進室 執行役員 室長 駒田 達彦氏は、本プロジェクトに関して以下のように述べています。
「プロジェクト中は、TISの柔軟な対応に助けられました。システム変更が発生したときにも杓子定規にイエス、ノーではなく、それが本当に必要かどうかを判断したうえで解決策を提案していただきました。国内外の稼動時のサポートでも、必要に応じて要員を手配してくれたり、拠点の導入教育に参加してくれたりと、状況に合わせた対応を実施していただきました。TISには今後も、ともに歩む姿勢で継続的なサポートをお願いしたいです」
SAPジャパン株式会社 バイスプレジデント チーフ・トランスフォーメーション・オフィサー 兼 デジタルエコシステム統括本部長 大我 猛氏は次のように述べています。
「SAPジャパンは、大日精化工業が経営管理の向上/損益管理の精緻化を目指して「SAP S/4HANA」を採用し、グローバル規模でのデジタルトランスフォーメーションの実現をTISが支援されたことを心から歓迎いたします。これまでのTISの製造業における豊富なERPの導入、国内外グループ会社展開の実績に加え、当プロジェクトで培ったSAP S/4HANA導入に関するノウハウを、今後広く日本のお客様にご安心いただいてご選択・ご活用いただけることを確信しております」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_109.html
■「TCM(TIS Chemical Model)」について
「TCM(TIS Chemical Model)」は、TISの経験・ノウハウを結集した 製造業向けSAP ERP導入テンプレートで、SAP S/4HANA, on-premiseに対応したパートナーソリューションとして承認されています。
(https://www.tis.co.jp/news/2017/tis_news/20171211_1.html)
詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.jp/service_solution/TCM/
■大日精化工業株式会社について
1931年創業の大日精化工業は、顔料、プラスチック着色剤、インキ・コーティング剤、ウレタン樹脂などの化学メーカーです。現在、同社の合成技術や分散・加工技術は、自動車内外装部材や飲料・食品のパッケージ、液晶画面の保護フィルムなど幅広い分野に採用され、社会に「彩り」と「便利」を提供しています。
詳細は以下をご参照ください。 https://www.daicolor.co.jp/index.html
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
※ SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問合わせ先】
TIS株式会社 サービス事業統括本部 エンタープライズ営業企画ユニット
ERPコンサルティング営業部
TEL:03-5337-4580 E-mail:bsc_sales@ml.tis.co.jp
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