『アサヒスーパードライ エコパック』販路を拡大して5月31日から第2弾をテスト販売開始
PR TIMES / 2022年5月29日 0時40分
紙の使用面積を従来から最大約8割※1 削減した紙資材「エコパック」を使用
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、6缶パックにおける紙の使用量を大幅に削減した紙資材「エコパック」を使用した『アサヒスーパードライ エコパック』を、ドラッグストアおよびスーパーマーケット9チェーンの一部店舗にて5月31日からテスト販売します。2021年の10月の発売に続く第2弾で、2023年からの本格展開に向けて、持続可能な資源利用の取り組みを加速させていきます。
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2021年10月に展開した第1弾では、「ゴミが減るのが嬉しい」や「思ったより頑丈で持ちやすい」など好評の声をいただきました。今回展開する商品は、お客さまからの声を踏まえて3点変更しています。1点目は「JANコードが読み取りづらい」という声に応えて、JANコードを前回より約3割大きく印刷しています。2点目は「紙資材から缶が取り外しにくい」という声に応えて、缶の取り外し方のイラストを記載しました。3点目は「エコパック」の認知度が低いという課題に対して「エコパック」のロゴマークや動画を新たに制作し、店頭やオウンドメディアを通して分かりやすく訴求します。
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「エコパック」は、缶の上部のみ固定する紙資材で、従来使用していた6缶パック資材と比べ、紙の面積は缶350mlの6缶パックで77%、缶500mlの6缶パックで81%削減できます。使用する紙の重量は缶350mlの6缶パックで65%、缶500mlの6缶パックで73%の削減を実現できます。仮に、当社が製造する6缶パック全てを本資材に切り替えた場合、年間で紙の使用量は約8,800t、資材製造に伴うCO2排出量を7,400t削減※2できる見込みです。
アサヒビールは、年間で約4.6億枚の6缶パック資材を使用しており、環境負荷低減を目的に資材の軽量化を進めてきました。2021年10月に、日本で初めて※3「エコパック」を使用した『アサヒスーパードライ エコパック』をドラッグストア「ウエルシア」「ハックドラッグ」、スーパーマーケット「ライフ(首都圏)」の一部店舗にてテスト展開し、お客さまの購入意向や使い勝手などを検証しました。その結果を踏まえた上で今回のテスト展開を実施します。また、2023年の本格展開に向けて、量産化に必要なパッケージング設備を吹田工場にも2022年11月から導入します。既に導入を進めている茨城工場と合わせて、約9億円の設備投資を実施し、2023年以降、幅広い流通での展開や「スーパードライ」以外のブランドでの当資材の採用など本格展開を目指します。
アサヒグループでは「環境ビジョン2050」を策定し、「気候変動への対応」「持続可能な資源利用」「微生物・発酵技術の活用」「プロセスイノベーション」の4つのテーマを柱として環境経営に取り組んでいます。環境に配慮した容器・包装資材への取り組みについて、国内ではアサヒビールが国産最軽量の202径缶蓋やアルミ缶、取っ手付き4LPETボトルをサプライヤーと共同開発してきました。海外ではオランダのGrolsch社が缶のまとめパック商品で環境に配慮したプラスチック不使用の包装資材「TopClip」を導入しています。容器・包装において省資源化の取り組みが世界中で加速する中、アサヒグループは環境負荷を低減する資材を積極的に活用し、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献するとともに、持続可能な社会の実現を目指していきます。
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※1:缶500mlの6缶パックにおいて、従来(982cm2)と比べエコパック(189cm2)の紙面積は約81%削減。今回テスト展開する缶350mlの6缶パックにおいては、従来(837cm2)と比べエコパック(189cm2)は約77%削減。
※2:2019年の当社6缶パック全商品の出荷実績による。
※3:当社調べで、缶体の上部のみを固定する6缶パック紙資材においては日本で初採用。
※4:ウェストロック社製造資材。
【商品概要】
商品名:アサヒスーパードライ エコパック
容器・容量:缶350ml×6缶
製造工場:吹田工場
発売日:5月31日
販売店:
ウエルシア、ライフ(首都圏)、ライフ(近畿圏)、オークワ、平和堂、フジ、マックスバリュ西日本、マックスバリュ西日本 ザ・ビッグ、イズミ 以上、9チェーンの一部店舗(平和堂での販売開始日は6月7日)
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