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愛媛県西予市で風力発電所「DREAM Wind愛媛西予」を建設します(ニュースリリース)

PR TIMES / 2018年1月19日 10時30分

■脱炭素社会に向けた再生可能エネルギー電源開発事業

 大和ハウスグループの大和エネルギー株式会社(本社:大阪市、社長:濱 隆)は、2018年1月22日(月)、愛媛県西予市宇和町において、風力発電所「DREAM Wind愛媛西予」の建設に着手します。



 本事業は「DREAM Wind佐田岬」(愛媛県西宇和郡伊方町)に次ぐ、2カ所目のプロジェクトとなります。発電出力16,000kW(16MW)で、2019年11月(予定)から発電を開始するものです。
 「DREAM Wind愛媛西予」の予定発電量は年間約35,000MWhです。家庭の一世帯あたりの全消費電力量を4,432 kWh/年とした場合(※1)、約8,000世帯分の電力量に相当します。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、20年間、四国電力株式会社に販売します。
※1.経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ」より。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2296/913/resize/d2296-913-560949-0.jpg ]

■事業概要
1.開発経緯
 大和ハウスグループでは、大和ハウス工業の創業100周年にあたる2055年を見据えて、2016年度に環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定し、このビジョンの実現に向け、中期経営計画の対象期間に合わせて、3カ年ごとに「エンドレス グリーン プログラム」として具体的な目標と計画を策定し、活動を推進しています。
 2016年度からは「エンドレス グリーン プログラム2018」としてライフサイクル思考にもとづくグループ・グローバル一体での環境経営の推進をコンセプトに、環境への取り組みを加速させています。現在、2030年までに事業活動における購入電力量に相当する再生可能エネルギーによる発電を目指し、自社施設・遊休地等への風力発電・太陽光発電システムの導入を推進しております。
 そのような中、当社は2012年より西予市内において風力発電事業を検討し、このたび、大和ハウスグループとしては2カ所目となる風力発電所を開発することとなりました。

2.建設地について
 当発電所は、当社が土地所有者より約4.3haの用地を賃借し、標高約400~450mの山林内に建設するものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2296/913/resize/d2296-913-892169-1.jpg ]

3.事業期間
 事業期間は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の20年間(2019年11月から2039年10月末予定)です。

4.事業に伴う環境面への配慮
 本事業は、改正環境影響評価法における第1種事業にあたる風力発電所(10,000kW以上)のため、環境影響評価を実施しました。公告縦覧後、地元の方々との協議を重ね、本建設地における当社の風力発電事業の賛同を得ることができ、事業に結び付けることができました。
 開発にあたっては、今後も地元の皆さまや関係各所にご協力とご理解をいただきながら 進めていきます。
 また、当社は風力発電所建設に伴う環境面への配慮から、自然環境を極力現状のまま残し、風車の建設場所もなるべく道路近傍とし、最小限の樹木伐採や造成に留めました。
 さらに、各風車間、風車と変電所間の送電設備のほとんどは地下埋設で施工します。これにより、鉄塔や電柱などの人工構造物が自然の景観を損なうことなく、送電経路の樹木の伐採や間伐を最小限に留めることができます。また、暴風等による災害にも強い送電設備となります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/2296/913/resize/d2296-913-143831-2.jpg ]

5.温室効果ガスの削減効果
 当発電所8基が削減する温室効果ガスは、1年間で14,805t-CO2で、杉林のCO2吸収量に換算すると、約1,180ha分(※2)に相当します。
※2.杉の木(50年生)1本の吸収量(14kg-CO2/年・本)に換算し、且つ895本/haで計算。(林野庁HPより)。

6.大和ハウスグループの再生可能エネルギー事業
 当社グループでは、再生可能エネルギー事業として風力発電・太陽光発電・水力発電事業に取り組んでおり、グループ全体で227MWの施設、当社で114MW(AC(※3))の施設を有しています。
 今後も創業以来培ってきたエネルギーに関する技術力や知見を活かし、グループ一体となって、「風」「太陽」「水」の再生可能エネルギーの電源開発に積極的に取り組みます。
※3.交流電流。
[画像4: https://prtimes.jp/i/2296/913/resize/d2296-913-642485-3.jpg ]

■風力発電所の施設概要
名  称:DREAM Wind愛媛西予
所 在 地:愛媛県西予市宇和町野田・山田
最大出力(発電出力):16,000kW(16MW)
発電開始風速:4m/s(10分間平均)
年間予定発電量(計画):35,000 MWh
年間CO2削減量(計画):14,805t-CO2
着 工 日:2018年1月22日
竣工予定:2019年10月末(予定)
売 電 先:四国電力株式会社
売電開始予定:2019年11月(予定)
事業期間:2019年11月~2039年10月末(予定)
風車機器:株式会社日立製作所製
1基あたりの定格出力:2,000 kW
基数:8基
翼 材 質:GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)
タワー高さ:78m(標準タワー高さ)
全  高:121m
ロータ直径:86m
ブレード長さ:42m
設計・施工:株式会社日立製作所、清水建設株式会社、四電エンジニアリング株式会社
総事業費:約67億円
売電売上高:約154億円(20年間:売電単価22円/ kWhで計算)

■事業スケジュール

[表: https://prtimes.jp/data/corp/2296/table/913_1.jpg ]


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