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2020年丹後ちりめん誕生300年に向けた「丹後織物桃源郷プロジェクト」

PR TIMES / 2018年1月17日 17時1分

丹後の織物事業者と伝統産品をリブランディング ストールを販売開始

株式会社JTB西日本(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:光山清秀)は、丹後地域の活性化を目的に、伝統産品である丹後織物をリブランディングし商品開発したストール6品を、2018年1月20日(土)より大阪市内のJTBグループ店舗や丹後地域の宿泊施設で販売開始します。



これらの商品は、2020年に丹後ちりめんが誕生300年を迎えるのを契機に、地域のブランド化につなげるため、JTB西日本が京都府丹後広域振興局や丹後の織物事業者とともに「丹後織物桃源郷プロジェクト」を2017年5月に立ち上げ、バイヤーや海外デザイナー等の外部専門家を起用し、共同開発したものです。パリコレクションでも採用されている世界品質の織物素材を使用し、織物を育んだ美しい自然、機織りの文化や技術を受け継ぐ日本の着物文化を生んだ絹織物のストーリー性を訴求した新商品です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-431959-4.jpg ]

丹後の織物事業者5社がこのプロジェクトに参画しています。
・民谷螺鈿(たみやらでん)株式会社  ・創作工房糸あそび  ・株式会社山藤(やまとう)
・安田織物(やすだおりもの)株式会社  ・田勇機業(たゆうきぎょう)株式会社
   


[画像2: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-691275-3.jpg ]

丹後の今
■絹のふるさとの危機
京都府の丹後地域は、奈良時代から続く国内最大の絹織物の産地です。「丹後ちりめん」は2020年に誕生から300年を迎えますが、和装の需要が減り続ける中、生産量は過去40年間でわずか4%にまで落ち込んでいます。また、丹後地域周辺は過疎化が進んでおり、全域で出生数が死亡数を下回る人口の自然減が続いています。

■日本遺産認定とインバウンド需要
丹後地域への観光客数は、2015年より京都府が推進してきた「海の京都」の効果もあり堅調です。また、2017年4月に「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」が日本遺産に認定され、天橋立などの象徴的な風景とともに、織物工場の町並みや民謡、祭なども織物の歴史や文化のストーリーとともに注目が高まっています。また、訪日外国人旅行者の地方分散傾向もあり、外国人宿泊客数は15%増(2016年の対前年比)と拡大し続けています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-721715-5.jpg ]

地域の課題解決に向けて


■「絹の桃源郷」としてリブランディング
世界に誇る織物の歴史や技術、志高い職人の存在、観光客の増加といったポジティブ要素を活かし、国内のみならず世界から人が集まる「絹の桃源郷」として丹後地域をリブランディングします。衰退しつつある絹織物産業を再興し、消費者が買いたくなる商品の開発を行い、地元及び大都市圏で販売していくことにより新たな産業を創出し、若者が地域に愛情と誇りを持って働き続けられる環境を作ります。

■観光+地域オリジナル商品の開発
JTBグループでは「観光」を基軸に交流人口の拡大を図る地域交流事業に取り組んでいます。JTB西日本も、「海の京都」の観光振興に取り組んできましたが、地域活性化のためには、交流人口の拡大だけでなく、地域のブランド化につながるオリジナル商品が必要と考え、2017年5月に、丹後ちりめんの織元や京都府丹後広域振興局と「丹後織物桃源郷プロジェクト」を立ち上げました。


[画像4: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-897603-2.jpg ]

商品開発にむけて
■丹後の織物素材×世界レベルの職人×ストーリー
世界的ブランドのデザインを手掛けるフランス人デザイナーを起用し、今のマーケットに響く商品を開発するための「商品開発チーム」を編成しました。世界品質の織物素材を使用し、美しい織物を育んだ美しい自然、機織りの文化や技術を受け継ぐ日本の着物文化を生んだ絹織物のストーリー性を訴求し、ストールの商品開発を行いました。


[画像5: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-667877-0.jpg ]


■起用デザイナー:Mathilde Bregeon(マチルダ・ブレジオン)氏
パリ在住のフランス人デザイナー。パリ国立高等装飾美術学校でファッションデザインの学士号、surface/textileデザインについて優等で修士号を取得。以降、ニューヨーク、チューリッヒ、パリにおいて高級ブランドや小規模クリエイティブスタジオで実績を積む。現在、ハイエンドのテキスタイル企業やインテリアデザイン企業、ファッションブランドのコレクションやオーダーメイドのプロジェクトのデザインを手がけている。


地域のストーリー性を訴求した丹後織物のストール商品6品を、大阪市内のJTB店舗や、丹後地域の宿泊施設(佳松苑グループ)で販売します。


[画像6: https://prtimes.jp/i/5912/1406/resize/d5912-1406-479805-6.jpg ]

■販売価格:18,000円~57,000円(税別)
■特徴:
イ) シルクベースに糸状の牛革を一本一本手で織り込んだ新素材レザーシルクのストール。
ロ) 真綿(絹)をループ状に仕上げた糸を使用して織り上げたストール。肌に優しく、柔らかさとぬくもりがある。
ハ) 強くねじりをかけた横糸を織り込むことで、光が膨らむような光沢を生む絹の素材をベースに日本古来の染めの技術によって仕上げたストール。
ニ) 生地に隙間を作りながら織り、部分的に透けるところを作る「からみ織り」を使って柄を生み出したストール。


■販売店舗:
JTB店舗
・JTB関西 東梅田支店:大阪市北区曽根崎2-11-5 梅田OSホテル1階
佳松苑グループ(3か所)
・夕日ヶ浦温泉「佳松苑」:京都府京丹後市網野町木津247
・夕日ヶ浦温泉「佳松苑はなれ櫂(かい)」:京都府京丹後市網野町浜詰669
・ふく松喫茶(夕日ヶ浦木津温泉駅前):京都府京丹後市網野町木津798
■販売期間:2018年1月20日(土)~3月25日(日)

◆商品に関するお問合せ先
JTB西日本福知山支店 担当:高屋、鈴木将     TEL:0773-22-5125(9:30~17:30 土日祝休)
◆プロジェクトに関するお問合せ先
JTB西日本 地域交流ビジネス推進室  担当:石村 TEL:06-6260-5056(9:30~17:30 土日祝休)

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