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ウニを食べて海を守ろう!「とっとりウニムースフェア」開催!

PR TIMES / 2024年3月1日 15時15分

2024年2月19日~25日【鳥取県東部飲食店19店舗】

鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、大量発生によって藻場衰退の要因の一つになっているムラサキウニの利活用を図るとともに、ムラサキウニを広く地域の皆様に楽しんでいただくことで、海の課題を知り、関心を持ってもらうことを目的として、「とっとりウニムースフェア」を開催しました。
プロジェクトの趣旨に賛同いただいた鳥取県東部の飲食店で、鳥取の海を守るために漁業者がJA鳥取中央倉吉秋冬野菜部会、全農とっとり提供の野菜で大切に育てたムラサキウニを使ったオリジナルメニューを数量限定で提供いただき、これらの飲食店に来られた県内外の方々に、鳥取の海が抱える「ムラサキウニによる藻場消失(磯焼け)」について広く考えていただくことができました。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として行っています。
公式サイト http://tottori-bluecarbon.jp/



[画像1: https://prtimes.jp/i/77920/2480/resize/d77920-2480-26ea6f353384aae630ea-0.jpg ]


イベント概要


・開催概要:ウニを食べて海を守ろう!「とっとりウニムースフェア」の開催
・日程 : 2024年2月19日(月)~2月25日(日)
・開催場所:鳥取県東部 19店舗の飲食店
・参加人数:500名程度

「とっとりウニムース」とは?!


今、鳥取の海ではムラサキウニが大量に発生し、海藻を食べ尽くすという問題が起きています。海藻が生い茂る場所「藻場(もば)」は魚のすみかであり、二酸化炭素の吸収源でもある、海にとって大切な存在です。
当プロジェクトでは、このムラサキウニを美味しく食べて海の現状を知ってもらうため、漁業者が「磯焼け」が進む場所から採り、JA鳥取中央倉吉秋冬野菜部会、全農とっとり提供のキャベツ、ブロッコリーで大切に育てたムラサキウニを用いたメニュー開発を進めてきました。
今年度は、以下の5カ条による、ウニと鳥取の豊かな海の恵みを用いた、ムース状の丸形の料理を「とっとりウニムース」とし、プロジェクトの趣旨に賛同し、参加いただいた各店舗には、5カ条に沿って各飲食店のアイディアで発展させたオリジナルメニューを作っていただきました。

<「とっとりウニムース」メニューの5カ条>
1.メニュー名は「鳥取ウニと□□の○○」とするけぇ。
2.ここいらの海藻をめいどるムラサキウニを大切に育てて使うけぇ。
3.ウニムース×鳥取の豊かな海の恵みを使って美味しくするけぇ。
4.丸形の料理で、ウニを転生させるけぇ。ウニも喜ぶで。
5.おいしく食べて藻場再生!食べた人が笑顔になるメニューにするけぇ。
※ □□にコラボさせる鳥取の海の恵みの名称、○○に料理名が入ります。

「ウニムース」の開発に尽力いただき、5店舗に参加いただいたぎんりんグループでは、豆乳とお出汁を合わせたウニムースに、白いか、いくら、県産エディブルフラワーを添えた「鳥取ウニムースと白いかのマリアージュ」、うなぎ料理店では、ウニとアカモクの茶碗蒸しでサザエご飯を包んだ「鳥取ウニとアカモク、栄螺磯飯の玉締め」、寿司店では、濃厚なウニムースの周りを白イカで巻いて灯台に例えた「鳥取ウニと白イカの灯台」、イタリア料理店では、ドギ(日本海で漁獲される深海魚)とジャガイモのテリーヌにウニを混ぜ込んで固めた「鳥取ウニとドギ、ジャガイモのテリーヌ」など、いずれも見た目を美しく、趣向を凝らした15種類の料理がお目見えしました。
どのメニューも、美味しく楽しく食べて、笑顔になってもらい、一人一人に海の現状を知ってもらい、みんなで藻場を再生していこう、豊かな海を守っていこうという思いが込められています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/77920/2480/resize/d77920-2480-e8ee2102e421ceb94212-1.jpg ]

「とっとりウニムースフェア」開催!


「とっとりウニムースフェア」は、2月19日から25日までの1週間、「ウニを食べて海を守ろう!」をキャッチフレーズに開催し、和洋様々なジャンルの飲食店 19店舗に参加いただきました。
フェア期間中は、各店舗でプロジェクト手作りのウニマスコットがお出迎え。それぞれのお店オリジナルのウニメニューが食べられるだけでなく、期間中にお店に訪れた方を対象に当たればウニがクーポンに転生する「スクラッチチャレンジ」やアンケートに答えて抽選で素敵な景品が当たる「ウニを食べてウニを貰おうキャンペーン」も同時開催し、楽しみながら鳥取の海のこと、ウニのことについて知っていただきました。
ウニの生産量がまだ多くないため、今年度も1週間だけの開催となりましたが、「毎年、ウニ料理を楽しみにしています」や「もっと期間を長く開催してほしい」等、これからも楽しみにしているという声を多くいただきました。来年度以降も引き続き、飲食店で鳥取のウニ料理を多くの人に食べてもらう機会をつくるなどして、ウニをたくさんの方に楽しみながら鳥取の海のことについて関心をもっていただきたいと思います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77920/2480/resize/d77920-2480-a1ba8d96f502faeffd4f-2.jpg ]


参加者からの声


参加者からは、「オリジナルメニューが美味しくて良かった」との声を多数いただいたほか、「ウニを美味しく食べられて、美しい海にも貢献できる良いフェアだと思う」、「豊かな海の恵みを未来に引き継いでいく取組として、とてもいいと思いました」、「海の環境について考える良い機会になると思う」など、当プロジェクトへのたくさんの応援の声をいただくことができました。
また、「ウニが異常繁殖していることを知らなかったので、勉強になりました」、「環境問題やウニの事を知ることができてよかった」など、これまで磯焼けという海の課題についてあまり知らなかった人たちにも、当プロジェクトの取組を知っていただくことができました。

<団体概要>
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会)
URL:http://tottori-bluecarbon.jp/
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域と共に鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77920/2480/resize/d77920-2480-fda8bf5b6f25848681cb-3.png ]

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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