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INFLUX×長崎大学 水中ドローン『アクアレモナ』を共同開発! 藻場の海底地形を高精度3Dマップ化に成功!

共同通信PRワイヤー / 2024年4月16日 15時0分

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ブルーカーボンビジネスの可能性も広がる大きな一歩





全国に再生可能エネルギーのインフラ構築事業を展開する株式会社INFLUX(本社:東京都港区、代表取締役社長 星野 敦、以下「インフラックス」)は、長崎大学海洋未来イノベーション機構および長崎大学大学院工学研究科と協力して、海洋環境保全と再生可能エネルギー発展の両立を目指す「藻場再生」への共同研究を進めています。この度開発した次世代型水中ドローン「アクアレモナ」は、海中でも潮流に影響されにくく安定して測定位置をコントロールする機能が搭載され、「藻場」の3Dマップ化に成功しました。この成果によって正確な「藻場」の状況を広範囲に調査でき、藻場再生事業の効率化を図ることができます。また、3Dマップから藻場の正確な分布を知ることによって海藻のCO2吸収量測定精度が上がりブルーカーボン取引上のビジネスチャンスも広がり、持続可能な海洋事業を活性化できる可能性がいっそう広がりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404159468-O1-lBxycxP5】 次世代型水中ドローン「アクアレモナ」イメージ写真


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404159468-O2-CzeG78pZ


株式会社INFLUX:https://influx-inc.com/

長崎大学:https://www.nagasaki-u.ac.jp/


■「アクアレモナ」で藻場の3Dマッピングに成功

インフラックスと長崎大学海洋未来イノベーション機構および長崎大学大学院工学研究科が共同開発した次世代型水中ドローン「アクアレモナ」は、海岸域における未踏領域の藻場生態系調査を可能にし、ブルーカーボンの定量化を実現するために設計されました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404159468-O3-3Bv2wy15】 次世代型水中ドローン「アクアレモナ」(イメージ図)


「アクアレモナ」は、8つのクラスタを搭載し、全方向に移動可能で、バッテリーも交換式で長時間の運用が可能です。特徴は、前方と下方に設置されたステレオカメラと、音波を使った距離測定機能です。これにより、海藻と海底までの距離を測定し、海藻の高さと体積を算出することを可能としました。また、海底は地形の影響を受けるために潮の流れが複雑で、手動で水中ドローンを操作し海底の正確な地形を測定することは困難を極めておりましたが、8つの強力なモーターとオプティカルフロー技術(※1)を用いた平面制御により、潮流の影響が少ない状態でホバリングし、水中での安定した位置保持を実現しています。これにより、複雑な潮流の中、自ら制御し予め指定していたエリアを自走し、藻場の正確な3Dのマップの作製に成功いたしました。

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