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混迷する日本の電力自由化を解決するのはテキサスモデル?『テキサスに学ぶ驚異の電力システム 日本に容量市場・ベースロード市場は必要か?』 発行

PR TIMES / 2019年6月25日 12時40分



 インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、『テキサスに学ぶ驚異の電力システム 日本に容量市場・ベースロード市場は必要か?』(著者:山家 公雄)を発行いたします。

『テキサスに学ぶ驚異の電力システム 日本に容量市場・ベースロード市場は必要か?』
https://nextpublishing.jp/isbn/9784844396994

[画像1: https://prtimes.jp/i/5875/2788/resize/d5875-2788-312567-0.jpg ]

著者:山家 公雄
小売希望価格:電子書籍版 1400円(税別)/印刷書籍版 1800円(税別)
電子書籍版フォーマット:EPUB3/Kindle Format8
印刷書籍版仕様:B5判/カラー/本文130ページ
ISBN:978-4-8443-9699-4
発行:インプレスR&D

<<発行主旨・内容紹介>>
 テキサスというと「アメリカの片田舎の州」と日本では思われているのではないでしょうか。しかし、経済規模は全米50州のうちの第2位で、もし国家とすると世界10位の経済大国になります。
 そのテキサスは、他州と同期しない孤立系統の電力システム、全米でもユニークな電力市場をもち、電力完全自由化、風力発電のシェア20%近くを成し遂げています。そして容量市場を持たないにも関わらず、安定供給を維持し、全米でも最も安いレベルの電力価格を維持しているのです。
 この本ではこのテキサス州独自の電力システム、電力市場の詳細を紹介します。そして、容量市場、ベースロード市場を導入しようとしている今後の日本の電力市場と対比するとともに、日本の電力市場のあり方、その将来像についての問題提起を行っています。
(本書は、次世代出版メソッド「NextPublishing」を使用し、出版されています。)

「第1章 テキサスの電力情勢 -独立と自由化が生む低価格-」より

[画像2: https://prtimes.jp/i/5875/2788/resize/d5875-2788-166211-1.jpg ]


「第2章 テキサス州の再生可能エネルギー -風力断トツ1位と再エネ価値の適正評価 を生む秘訣-」より

[画像3: https://prtimes.jp/i/5875/2788/resize/d5875-2788-773074-2.jpg ]


「第3章 ERCOTのエネルギーオンリーシステム」より

[画像4: https://prtimes.jp/i/5875/2788/resize/d5875-2788-358778-3.jpg ]


「第6章 2018年夏に価格スパイク期待が外れた理由」より

[画像5: https://prtimes.jp/i/5875/2788/resize/d5875-2788-696433-4.jpg ]


<<目次>>
はじめに -自由化の先頭を切るテキサス州の魅力-
第1章 テキサスの電力情勢 -独立と自由化が生む低価格-
 1.1 テキサス州の概要
 1.2 テキサスの電力システムの特徴
 1.3 資料で見るテキサスの電力情勢
第2章 テキサス州の再生可能エネルギー -風力断トツ1位と再エネ価値の適正評価 を生む秘訣-
 2.1 全米No.1を誇る風力発電
 2.2 分散型資源として伸びる太陽光発電
 2.3 テキサス州都オースティン市が創造したソーラー価値
 2.4 太陽光発電の価値は市場価格の2倍:2019年問題の考え方
第3章 ERCOTのエネルギーオンリーシステム
 3.1 ERCOTの概要:テキサス電力システムの要となる市場・系統運営機関
 3.2 ERCOT電力市場・システムの特徴:SCED、LMP
第4章 電力供給の基礎と市場取引プロセス -自由化後のシステム-
 4.1 電気の特性と2大命題であるReliabilityとEconomy
 4.2 地域独占時代の運用
 4.3 自由化後の運用
 4.4 まとめと日本の課題
第5章 ERCOTの市場プロセスと信頼度維持対策
 5.1 ERCOTの市場取引のプロセス
 5.2 信頼度維持手段1.:予備力Reserveの確保
 5.3 信頼度維持手段2.:混雑対策(管理)
第6章 2018年夏に価格スパイク期待が外れた理由
 6.1 Energy Only Marketの検証は持ち越し
 6.2 Energy Only Marketで新規投資は回収できるのか -払拭されない容量不足への 懸念-
 6.3 2018年夏、なぜ価格スパイクは発生しなかったのか
 6.4 本章の最後に
終わりに -日本に容量市場・ベースロード市場は必要か-
参考文献
著者紹介

<<著者紹介>>
山家 公雄(やまか きみお)
エネルギー戦略研究所(株)取締役研究所長、京都大学大学院経済学研究科特任教授、豊田合成(株)取締役、山形県総合エネルギーアドバイザー。
1956年山形県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。電力、物流、鉄鋼、食品業界などの担当を経て、環境・エネルギー部次長、調査部審議役などに就任。融資、調査、海外業務などの経験から、政策的、国際的およびプロジェクト的な視点から総合的に環境・エネルギー政策を注視し続けてきた。2009年からエネルギー戦略研究所所長。
主な著作として、「送電線空容量ゼロ問題 電力は自由化されていない」、「「第5次エネルギー基本計画」を読み解く」(インプレスR&D)、「アメリカの電力革命」、「日本海風力開発構想―風を使い地域を切り拓く」、「再生可能エネルギーの真実」、「ドイツエネルギー変革の真実」(以上、エネルギーフォーラム)、「オバマのグリーン・ニューディール」(日本経済新聞出版社)など。

<<販売ストア>>
電子書籍:
 Amazon Kindleストア、楽天koboイーブックストア、Apple Books、紀伊國屋書店 Kinoppy、Google Play Store、
 honto電子書籍ストア、Sony Reader Store、BookLive!、BOOK☆WALKER
印刷書籍:
 Amazon.co.jp、三省堂書店オンデマンド、hontoネットストア、楽天ブックス
※ 各ストアでの販売は準備が整いしだい開始されます。
※ 全国の一般書店からもご注文いただけます。

【インプレスR&D】 https://nextpublishing.jp/
株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、デジタルファーストの次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」を運営する企業です。また自らも、NextPublishingを使った「インターネット白書」の出版などIT関連メディア事業を展開しています。
※NextPublishingは、インプレスR&Dが開発した電子出版プラットフォーム(またはメソッド)の名称です。電子書籍と印刷書籍の同時制作、プリント・オンデマンド(POD)による品切れ解消などの伝統的出版の課題を解決しています。これにより、伝統的出版では経済的に困難な多品種少部数の出版を可能にし、優秀な個人や組織が持つ多様な知の流通を目指しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「旅・鉄道」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメデイア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【お問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D NextPublishingセンター
TEL 03-6837-4820
電子メール: np-info@impress.co.jp

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