学習データ量に応じて自動的に最適なモデルに変化する教師無し機械学習技術を開発
PR TIMES / 2017年11月27日 15時1分
<要旨>
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、大量の学習データを収集することが困難なリアルな環境に適用が可能なAI技術の実現に向けて、学習データの量に応じて自動的に最適なモデルに変化する教師無し機械学習技術を開発しました。
この技術はパナソニックのビジネスイノベーション本部 AIソリューションセンターの研究成果になります。この度、AI技術における世界最高峰の国際学会であるNIPS2017(Neural Information Processing Systems)に採択されました。
<効果>
パナソニックの主要事業領域である家電・住宅・自動車・BtoBソリューションの中には、大量のデータを集めることが難しいために、AI技術を十分に活用できていないケースも多数存在しています。
この課題に対して、本技術を適用することにより、これまで専門家の介在が必要であったチューニング(モデルの調整)プロセスを大幅に削減することができるため、AI技術の適用可能範囲を飛躍的に広げることが期待できます。
今後の展開としては、本技術の研究開発を更に加速することで、身近なIoT機器やシステムなどリアルな環境で使えるAI技術の実現に取り組んで参ります。
<備考>
本技術は、北海道大学大学院 情報科学研究科の有村博紀教授、喜田拓也准教授、ならびに東京大学大学院 新領域創成科学研究科の佐藤一誠講師との共同研究成果になります。
本技術の詳細については、2017年12月4日からアメリカ合衆国ロングビーチにて開催されるNIPS2017にて発表を予定しています。
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 全社CTO室 広報担当
Email:crdpress@ml.jp.panasonic.com
▼[プレスリリース] 学習データ量に応じて自動的に最適なモデルに変化する教師無し機械学習技術を開発(2017年11月27日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/11/jn171127-2/jn171127-2.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
早大など、コオロギの行動を個別かつ同時に定量化するAIシステムを開発
マイナビニュース / 2024年4月24日 21時3分
-
熟練工の「耳」を再現、実社会で使える異常音検知AIづくり
ASCII.jp / 2024年4月22日 11時0分
-
タンパク質の動きを3Dで見る!創薬を加速する0.5フェムト秒の挑戦
ASCII.jp / 2024年4月18日 11時0分
-
実験・製造データ解析のAI・機械学習クラウド「Datachemical LAB」、富士フイルム和光純薬株式会社の試薬データベースと連携
PR TIMES / 2024年4月18日 10時45分
-
3Dコミュニケーション・プラットフォームの『ROOV』、のスタイルポート、3D×AI の技術開発のさらなる加速のため、筑波大学 繁野研究室と共同研究を開始
PR TIMES / 2024年4月2日 13時40分
ランキング
-
1米ファンドに日本KFC売却=三菱商事、来月にも
時事通信 / 2024年4月26日 20時17分
-
2円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
-
3突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 9時0分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 13時0分
-
5なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください