大人のための文化・教養誌『サライ』最新号は、2025年の大河ドラマでも話題の江戸時代の出版王・蔦屋重三郎(蔦重)を大特集! とじ込み付録に、蔦重が手がけた傑作の超訳版も!!
PR TIMES / 2025年1月10日 13時40分
『サライ』2月号、小学館より1月9日発売!
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『サライ』 2025年 2月号
2025年1月9日発売
特別価格1,080円(税込)
小学館
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『サライ』公式サイト… サライ.jp
https://serai.jp/
『サライ』公式X(旧twitter)・・・@seraijp
https://x.com/seraijp
江戸の出版王とも言われる蔦屋重三郎。その仕事は、現在の出版文化の中に色濃く生きています。たとえば、「美人画」は、いまでいうグラビアピンナップ。町で評判の看板娘を人気絵師の喜多川歌麿に描かせ、「会いに行けるアイドル」へと仕立て上げていきました。素人ながら独自の絵心を持つ能役者を絵師・東洲斎写楽としてデビューさせ、人気役者の顔をクローズアップして描かせた「大首絵」は、たちまち評判を呼びます。これはいまでいうブロマイド。また、絵とセリフで滑稽話などを風刺を込めて描く黄表紙はいまでいうコミックの始まりです。
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とじ込み付録:『江戸生艶気樺焼』超訳版
また、とじ込み付録には、その最高傑作とされる『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』を原寸大で掲載。抱腹絶倒の36ページを超訳版でお楽しみいただけます。
・大特集/蔦屋重三郎が生んだ「出版文化」
第1部
江戸、吉原の一角で貸本屋を営んでいた蔦重は、吉原遊廓のガイドブック「吉原細見」の小売りを足がかりに、ついには日本橋の大手地本問屋を買収し「蔦屋耕書堂」を開店します。当時の時代背景から、蔦重が手がけた美人画、役者絵、黄表紙などを繙くことで蔦重の人物像に迫ります。
第2部
喜多川歌麿の「美人画」、東洲斎写楽の「役者絵」、葛飾北斎の「風景画」。蔦屋重三郎が見出し、プロデュースした浮世絵が江戸を席巻。それぞれの絵に隠された意図を探ることで、蔦重の才能発掘の能力と、大胆なひらめき、革新への挑戦などに切り込みます。
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東京国立博物館蔵 写真/ColBase
東洲斎写楽「市川蝦蔵の竹村定之進」
寛政6年(1794)
芝居の登場人物である竹村定之進は、物語の最初の方で不祥事の責任をとって切腹する能役者という役柄。これに扮する市川蝦蔵は、この頃は五十代前半の重鎮の役者で、ほうれい線や顔の皺なども描きこむことで、風格のある佇まいを表現している。
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メトロポリタン美術館蔵 Fletcher Fund,1929,JP1528
喜多川歌麿「三婦艶(さんふえん)」
寛政5年(1793)
浅草寺境内の随身門(ずいじんもん)わきにあった茶屋「難波屋」の看板娘・おきた、両国・薬研堀の煎餅屋「高島屋」の看板娘・おひさ、吉原の遊廓「玉村屋」で評判の芸者・富本豊雛。蔦屋重三郎と浮世絵師・喜多川歌麿によって仕掛けられた「会いに行けるアイドル」たち。
第2特集は、「幸せの『肉まん』」。大陸の包子(パオヅ)をもとに独自に進化した日本の間食、肉まんの来歴や旨さの秘密などを繙きます。
・特集/幸せの「肉まん」
寒い冬の日に、湯気のたった熱々を頬張る。そんな幸せをくれる「肉まん」は中国で誕生し、日本に伝播。小麦粉で作った生地に肉餡を入れたシンプルな「肉まん」は70年代、コンビニエンスストアの登場を機に、多種多様な派生系が誕生します。
第1部では、現代の「肉まん」を知ることができる6つの名店をご紹介。
第2部では、自宅で熱々の「肉まん」を味わうための極意や、全国のお取り寄せ案内をご紹介します。
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日本の「肉まん」の黎明期を知る神戸の老舗「老祥記」の豚饅頭。100年以上前に生まれたこの豚饅頭が発売されるまで、日本には「豚まん」と呼ばれる料理はなかったとされる。
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「神戸太平閣」(兵庫県)
半世紀以上にわたり、神戸っ子に愛され続ける豚まん。肉餡には、国産の上質な豚肉ロース、バラ、もも肉を使用し、肉厚で甘みのある玉ねぎを配合。ミネラルを豊富に含むモンゴル岩塩で素材の味を際立たせる。お取り寄せ可能。
⚫︎サライ・インタビュー/今村翔吾さん
2017年に小説家としてデビューし、吉川英治文学新人賞や山田風太郎賞、さらに22年には『塞王の楯』で直木賞も受賞した今村翔吾さん。
本の街、東京・神保町で新たな形態の書店「ほんまる」の経営を始めました。
店内にある本棚を「棚主」に貸出、販売してもらう “シェア型書店” です。
「本があったから、本を読んだからこそ作家になれた」と語り、書店経営者と作家の二足の草鞋を履きこなす今村さんに、新たな挑戦について語っていただきました。
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オーナーを務めるシェア型書店「ほんまる」にて。店内にある364の本棚を「棚主」に貸し出し、自由に販売してもらう。ロゴや店舗デザインはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんが担当。
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