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WOWOW:「第71回トニー賞授賞式」受賞結果発表! 「ディア・エヴァン・ハンセン」がミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞など最多6部門を受賞!

PR TIMES / 2017年6月12日 19時42分

シンシア・ニクソンが演劇助演女優賞を受賞、ケイト・ブランシェットは演劇主演女優賞の受賞ならず



本日6月12日(現地時間11日)、アメリカ演劇界で最も権威のある「第71回トニー賞授賞式」が開催された。WOWOWでは世界最高レベルの歌唱パフォーマンスが繰り広げられる華やかな授賞式の模様をニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継した。
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今回の最多受賞は「ディア・エヴァン・ハンセン」の6部門受賞し、映画『ラ・ラ・ランド』の楽曲も手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールもオリジナル楽曲賞を受賞した。さらに、ミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞、ミュージカル助演女優賞、ミュージカル脚本賞、オーケストラ編曲賞の全6部門を受賞した。演劇作品賞には「オスロ」、演劇リバイバル作品賞は「ジトニー」、ミュージカル・リバイバル作品賞を「ハロー・ドーリー!」が獲得した。演劇主演女優賞にはローリー・メトカーフ(「人形の家パート2」)が受賞、初ノミネートのケイト・ブランシェットは惜しくも敗れた。

[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/3750/resize/d1355-3750-207731-2.jpg ]

「ディア・エヴァン・ハンセン」のミュージカル作品賞受賞の発表の瞬間には、出演者全員が喜びを爆発させた。プロデューサーのステイシー・ミンディッチはコメントで「この作品は、どこかに所属したい、と思う人々のために作った作品です。世界中のファンの皆さん、本当にありがとうございます」と語った。

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ミュージカル主演男優賞を受賞したベン・プラットはこらえきれず涙を流しながら「6歳の時シンデレラで王子役をやりました。その時からミュージカルが好きになり、この瞬間を目指してやってきました。両親に
も感謝します」とコメントした。さらに、オリジナル楽曲賞は前評判通り、「ディア・エヴァン・ハンセン」のベンジ・パセック/ジャスティン・ポールがアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞に続いて受賞。発表のあとには、本作の出演者たちによる圧巻のパフォーマンスが披露された。


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ミュージカル主演女優賞は、ベット・ミドラー(「ハロー・ドーリー!」)が受賞。「大変光栄です。こんなに興奮したのはいつか覚えてないくらい興奮しています!」とコメント。退場を促す演奏が会場に流れるも、いろんな人々への感謝の言葉が止まらないベット・ミドラーは「ちょっと待って、音楽を止めてよ!」とまだまだ興奮が収まらない様子。「この作品は皆さんの琴線にふれるものであり、いつまでも心に残るものです」と締めくくった。
「ハロー・ドーリー!」はミュージカル・リバイバル作品賞も受賞。プロデューサーのスコット・ルーディンは「この作品の制作は本当に楽しかった。ベット・ミドラーにも本当に感謝です。彼女がいなければ我々はここにいませんでした」と壇上で語った。
演劇作品賞には、「オスロ」が受賞。オスロ合意の舞台裏を描く社会的な作品である。作品を手がけた劇作家のJ・T・ロジャースは壇上で「ほかの作品もすべて最高のものばかりでした。今まさにアメリカ演劇界は黄金期にあります」とコメント、惜しくも受賞を逃したほかの3作品も称えた。


[画像5: https://prtimes.jp/i/1355/3750/resize/d1355-3750-456680-5.jpg ]

演劇助演女優賞は「セックス・アンド・ザ・シティ」でもお馴染みのシンシア・ニクソン(「子狐たち」)が受賞、演劇主演女優賞にノミネートされていたケイト・ブランシェットは惜しくも受賞を逃した。(受賞はローリー・メトカーフ(「人形の家 パート2」))
賞と賞のあいだに披露されるパフォーマンスも、例年以上にパワフルで会場を感動させるものが多かった。9.11の影響でカナダの田舎町に着陸した38機の飛行機の乗客と地元民との交流を描く「カム・フロム・アウェイ」、ベトナム戦争時のベトナム人少女キムとアメリカ兵クリスの恋の物語を描く「ミス・サイゴン」、1970年代のアメリカを舞台に同性愛や離婚など様々な愛のかたちを描く「ファルセットズ」、高校生が主人公となりSNS依存など現代の問題を描く物語「ディア・エヴァン・ハンセン」、ビル・マーレイ主演ので映画をミュージカル化した「恋はデジャ・ブ」、仲人業を営み他人を幸せにする未亡人ドーリーが自身の再婚を目論むストーリー「ハロー・ドーリー!」、化粧品ブランドを立ち上げたライバル同士の2人の女性を描く「ウォー・ペイント」、トルストイ作の「戦争と平和」を元に、ロシアを舞台に描く、資産家の伯爵と社交界の美女との複雑な関係の物語「ナターシャ、ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」、第二次世界大戦から帰還した元米兵たちがバンドを結成する「バンドスタンド」、そしてザ・ラジオシティ・ロケッツによるダンスとパフォーマンスと、シンシア・エリヴォ、レスリー・オドム・ジュニアによる歌のパフォーマンスがそれぞれ披露され、会場は大盛り上がり。
プレゼンターも、毎年話題の人物が登場。オープニングパフォーマンス後の演劇助演男優賞の発表で、いきなりスカーレット・ヨハンソンが登場。このほかにも、ウーピー・ゴールドバーグ、アナ・ケンドリック、ユマ・サーマン、グレン・クローズ、さらにオーランド・ブルームまで、豪華俳優陣がトニー賞授賞式で夢の共演を果たした。また『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみのマーク・ハミルが登壇。盟友キャリー・フィッシャーをはじめとする、この1年で亡くなった、演劇界を代表する俳優たちの追悼パフォーマンスを行った。

日本のスタジオでは午前8時の放送開始と同時に、スペシャル・サポーターである井上芳雄と、スペシャル・ゲストの坂本昌行が、映画『ラ・ラ・ランド』よりアカデミー賞歌曲賞を受賞した「City of Stars」とオープニング曲「Another Day of Sun」のデュエットを披露!2人の華麗なパフォーマンスで幕を開けた。そして案内役の宮本亜門と八嶋智人も交えて、今年の注目ノミネートとパフォーマンスを紹介。スタジオでのエンディングパフォーマンスとして、日本で7月に初演となるミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の出演者によるトニー賞verスペシャルパフォーマンスと、キャロル・キングの半生を描くミュージカル「ビューティフル」より水樹奈々と平原綾香がデュエットを披露した。
最後に宮本亜門が「新作でいい作品が本当に多かったし、等身大の我々と関わりの深い作品が多かった。これからのブロードウェイにも注目ですね」と、番組を締めくくった。

<主な受賞結果>
★演劇作品賞 「オスロ」
★ミュージカル作品賞 「ディア・エヴァン・ハンセン」
★演劇リバイバル作品賞 「ジトニー」
★ミュージカル・リバイバル作品賞 「ハロー・ドーリー!」
★演劇主演男優賞 ケヴィン・クライン 「プレゼント・ラフター」
★演劇主演女優賞 ローリー・メトカーフ 「人形の家 パート2」
★ミュージカル主演男優賞 ベン・プラット「ディア・エヴァン・ハンセン」
★ミュージカル主演女優賞 ベット・ミドラー「ハロー・ドーリー!」

「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)
6月17日(土) 夜7:00 WOWOWプライム
WOWOWメンバーズオンデマンドで見逃し配信
詳しくは番組HP http://www.wowow.co.jp/stage/tony/ 

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